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2025年度新卒サマーインターンシップ 開催レポート

こんにちは!f4samurai 採用担当です。

2023年9月6日(水)〜 9月8日(金)の3日間、当社オフィスにて2025度新卒向けサマーインターンシップを実施いたしました!

今回の記事ではインターンシップの企画にこめた思いや当日の様子、ご参加いただいた学生さんからの声などをご紹介します。ゲーム業界への就職や、ゲーム制作にご興味のある方はぜひ最後までご覧ください!


f4samuraiのインターンシップってどんなもの?【企画内容】

今回のインターンシップは、プランナー・エンジニア・UIデザイナーの3職種を含むチームで、3日間かけてUnityを使用したゲーム開発をおこなうというもの。

プランナー3名、エンジニア2名、UIデザイナー2名の計7名を1つのチームとし、全体で4つのチームを編成。合計28名の学生さんにご参加いただきました。

3日間という制作期間や、実際の現場で発生するさまざまな制約を考慮し、今回のインターンシップでは「提供された素材・ライブラリを用いてチームでカードゲームを開発しよう!」というテーマで実施しました。

具体的には、f4samuraiが過去に開発・運営していたタイトルのイラスト素材などを使い、その世界観をベースとしたデジタルカードゲームを制作いただくという内容です。

開発したゲームは、企画書とあわせて最終日に役員向けのプレゼンテーションで発表することをゴールとしました。社内コンペをイメージして、ゲームのおもしろさや拡張性をアピールしていただきます。

タイトなスケジュールでの開発となるため、期間中は現役クリエイターである社員が定期的に各チームを回り、質問に答えたり相談に乗ったりしながら、なるべく制作の手が止まらないようサポートしました。

コンセプト・企画の意図

▲初日オリエンテーションの様子

今回のインターンシップのコンセプトは「ゲーム開発を体験し、成長する3日間」
短い期間ではあるものの、そのなかでできる限り実際のゲーム開発現場のおもしろさ・むずかしさを疑似体験し、自分が本当にゲーム開発者になりたいのか、この仕事に向いているのかを考えるきっかけになってほしいという思いで企画させていただきました。

インターンシップのねらい

  • チームでものづくりをする楽しさを体験する

  • チーム制作を通して新たな技術・気づきを得る/自分の能力や強みを把握する

  • ゲーム開発者という仕事のリアルを知る/自分の夢やキャリアについて考える

ゲームは世界中の人に楽しまれているエンタメコンテンツですが、その開発現場のリアルについてはまだまだ世に出ている情報が少なく、業界を目指す就活生の皆さんが実体験できる場も限られていると思います。

だからこそ、学校の授業やゲームジャムとはまた違った形で、実際にゲーム会社のなかで、現役の開発者と関わりながらチーム制作をおこなうというプログラムを目指しました。

また、ゲームの企画・開発経験がない学生さんもこのインターンシップに参加すれば、3日間のなかでゲーム会社で仕事することのイメージをつけていただけるような内容にしたいと考えました。

インターンシップ当日の様子

オリエンテーション

初日はまずオリエンテーションを実施し、企画のコンセプトやゴール、チーム制作の際に気を付けるポイントについて役員・講師陣から解説しました。

3日間でカードゲームのバトルパートを形にするというのは、難しい課題です。チームとしてのゴールを明確にし、適切に情報共有や役割分担をおこなって協力していくことが成果物のクオリティを大きく左右します。

各職種の立場から、どのようにチームに貢献したらよいのか、どのようなマイルストーンで制作に取り組むべきなのかを座談会形式でお話ししました。

チームでの企画・開発

オリエンテーションを終えたら、チームごとに自己紹介やアイスブレイクをおこない、まずはコンセプトを固めながら企画・開発にうつります。

コンセプト発表会や毎日の進捗報告会でチームの現状を発表しつつ、あとは最終プレゼンへ向けて3日間駆け抜けます!

▲初日は社員から声をかけることが多かったものの、
後半には学生さんの方から社員に声をかけ相談する様子も。

開発期間中は、サポート担当の社員が各チームを回り、困っていることを聞いたり進め方のアドバイスをしたり、できる限りのフォローをおこないました。また、他チームともコミュニケーションをとりながら、直面する課題を一つひとつ乗り越えていく姿も印象的でした。

最終プレゼンテーション

最終日は、いよいよ各チームによる役員向けのプレゼンテーション。精魂込めたゲーム画面はもちろん、企画書のスライドや発表の仕方にも個性が光ります!

役員からは、社内コンペというシチュエーションを想定していることもあり辛口なコメントも出ましたが、すべてのチームから3日間の頑張りや企画にこめた情熱が伝わってきて、見学していた社員一同胸が熱くなりました。

全体発表の後は、職種ごとに分かれて振り返り会を実施しました。現場社員がより詳細なフィードバックをすることで、各職種の観点から理解や知識をいっそう深めていただけるようにしました。

懇親会

全日程終了後は、美味しい食事を囲んで懇親会! チームメンバー同士で労いあったり、役員に質問したり……。新卒入社の若手ベテランメンバーまで多くのf4samurai社員も参加し、学生さんたちと交流しました。

参加者からの感想コメント

3日間でチーム制作をおこなうという難易度が高い課題でしたが、参加いただいた学生の皆さんからは「楽しかった!」「ゲーム会社に就職したい気持ちが高まった」とのうれしいお声を多々いただき、運営メンバー一同ほっとしています。

以下、終了後に回答いただいたアンケートの中から、一部コメントを抜粋します。

他インターンや大学の授業では1職種のみでの制作が多かったので、別分野の人との共同制作がこのインターンでしか体験できない内容だったと感じました。その分新しい体験やコミュニケーションの楽しさが多くあり、非常に学びの多い3日間でした。

プランナーとして限られた時間の中で自分たちが自信を持って「面白い!」と断言できるゲームシステムをつくることができ、それらをデザイナーさんやエンジニアさんが最高の形にしてくれました。発表の内容に関しては面白さを伝えることは出来たと思う反面、コンセプトとの噛み合いなどはもっと上手く伝えるべきだったという悔しさもあります。

エンジニアとして参加したのですが、社員のエンジニアさんが都度見回りを行ってくださり、かなり細かくコードのアドバイスをしていただいたため、スムーズに作業を行うことができました。 また、3日目の職種ごとのフィードバックでは今後の制作に活用できるアドバイスや、企業としてのゲーム制作の違いについても学ぶことができる貴重な意見をいただきました。今後のチーム制作や就職活動に活かしたいと思います。 

職種間の連携の難しさを体感できたほか、どうコミュニケーションをとればより伝わりやすいのかを考えるきっかけになりました。また制作内容のフィードバックをいただいたことで、自分の盲点などに気がつくことができ、自分のスキルの向上につながったと思います。短期間での制作は大変でしたが、1日ごとのマイルストーンがプランニングの目安になって、作業がしやすかったです。

運営側の振り返り

昨年のインターンシップからは企画内容・参加人数ともにバージョンアップしての開催となったため、学生さんにとって楽しめる内容になっているのか、本当にこの企画内容でゲーム制作のおもしろさが伝わるのか、少なからず不安もありました。

ですが実際に学生の皆さんが真剣に制作に取り組んでくださっている姿を見ると、その不安はすぐに消え、心から「開催して良かった!」と感じました。全員の熱量が本当に高く、むしろ学生の皆さんから社員が刺激をもらう場面も多々ありました。

この3日間を通して、役員との距離の近さや、現場社員のゲーム開発に対する真摯な姿勢、頑張る人をみんなで応援する空気感など、f4samuraiの良さを知っていただけたのではないかと思います。

参加された皆さんが、この3日間で「チームでのゲーム開発っておもしろい」「自分の成長に繋がった」「f4samuraiっておもしろそうな会社だな」と感じていただけていたらうれしいです。

サマーインターンシップは2026新卒向けにも開催する予定です。来年もたくさんの学生さんとお会いできることを楽しみにしています!


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