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アカウントを1つ あるいは 複数持つことの表現の違い

Twitterは幾つもアカウントが持てますが、Facebookは実名で1つだけ持てますね。実際は虚名で複数持っている人もいると思いますが。
Instagramも複数、作れますよね。

アカウントが一つだけのデメリット

アカウントが一つだけということの、メリットって特に無いような気がします。それよりデメリットがあると思うのですね。

SNSビジネスでよく言われることに「高い専門性」というものがあります。
確かに、インターネットという広い世界では、唯一無二が重宝されて、どこにでもあるようなコンテンツは人気を集めません。
そのことから、専門性の高いアカウントを作ったり、自分そのものが専門性の高い存在になる必要性が生じます。

一人が一つのアカウントしか持たない(持てない)ということは、そこで専門性を重視してしまうと、他の表現はそのアカウントでは出来なくなることを意味します。
ガチのビジネスアカウント にしてしまったら、日常の他愛ないコミュニケーションや、趣味の発信は出来なくなってしまいます。

Facebookの回避策

Facebookには、友達のグループ別に投稿を見せられる機能や、特定の人に投稿を見せない機能があります。
これによって、ビジネスの内容のものはこのグループ、私的な内容のものはこのグループ、という風に、同じ人(アカウント)が相手によって様々な表現をすることが可能になっています。
また、完全にビジネス用途なら、Facebookページならば複数持つことができます。

これらの機能が無かったら、Facebookはしんどいと思います。
なにもかもありのままのアカウントにしている人は関係ないかもしれませんが、セルフブランディングをしたり、いくつかのことを発信したい人にとっては不便なことになります。

実際には、Facebookアカウントはビジネスだけ、と割り切っている人も多いかもしれません。僕の友達も、そういう感じの人が多いです。あるいは僕はビジネス対象だとグルーピングされているのかもしれません。
(僕は本当の友人に接するみたいに、いろんなことを言っていますが)

複数アカウントは社会活動が増えるとやりにくくなる

若い人で、Twitterなどでアカウントを幾つも持っている人は多いらしいですね。
それぞれのアカウントで別のコンテンツを発信したり、別の自分を演じてみたりするのですね。
僕の場合は、TwitterアカウントとInstagramアカウントとでは、違う表現をしています。それぞれは1つのアカウントしかありません。

アカウントを複数持つと、いろいろ便利なのですが、自分でビジネスを始めたり、地域の活動に参加したりして社会活動が活発になってくると、複数のアカウントになんとなくその背景が反映してしまって、やりにくくなることがあるかもしれません。

例えばInstagramは写真や動画がメインコンテンツです。
写真家のように被写体で分けていれば分からないですが、自分の写真を撮ったり、出かけた場所での様子を撮ったりしていると、複数アカウントがあるとどれも同じ要素が反映されて、ハッシュタグで一致するものがあったりすると、バレてしまいます😊

だから、社会活動が多い人は、アカウントは一つの方が清々しくSNSを運用できると思うのですね。
そうすると、ガチの専門性よりも、人間的な魅力を出すようなアカウントに持っていく方が、メリットはあるのだろうと思います。

アイデンティティとコンテンツの切り分け

SNSで複数の表現をしたい人は、自分がどういうアカウントかという「アイデンティティ」と、どんな内容を発信するかという「コンテンツ」は、切り分けて考えるべきでしょう。
アイデンティティを持ったアカウントは、基本的には1つしか作れないでしょう。一方、コンテンツに特化したアカウントならば、幾つも持てる可能性があります。
そのようにして、自分の中でうまく分離できるものを別々のアカウントで運用するのが、分かりやすく清々しいと思います。

それらを相互にリンクするかしないかは、状況や方針によりますね。
一方通行のリンクも考えられます。
それらを含めてSNSの運用を考えると、最高の表現ができると思います。

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