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SDGsは市民の目標ではなく・・

子供や学生、あるいは広く一般市民が SDGs について学ぼうという雰囲気がありますが、SDGs の目標が多岐に渡っているため理解が難しいと思います。

そもそも SDGs は子供や学生に課された目標なのでしょうか?
違いますよね。
SDGs は、各国の政府、自治体が達成すべき目標で、彼らが責任を持って主導すべきものです。

達成には企業の参加が不可欠のため、企業に対して求めているものがあり、企業が求めに応じることが社会貢献となり、ビジネスメリットにもなるということではないでしょうか。

それぞれの目標のなかの個別の案件について、そこに関わる市民がどういうことをすればいいか、どうあるべきかという指針はあると思います。
その指針は、政府、自治体、企業が策定するものですね。

もちろん、市民が考え方を理解しておくことは大事だと思いますが、一市民が責任を負うものではないはずです。

したがって、子供が「〇〇ちゃんは SDGs を守ってないよ!」と親や先生に言うのはおかしいと思います。
実際、そのように言っている子供がいるかどうか分かりませんが、世間の風潮を見ていると、そんな子供がいてもおかしくない雰囲気ですね。

僕もイマイチ SDGs が理解しにくいわけですが、まずは受け取った各国や自治体がブレイクダウンして個別の目標を定め、企業は業界に求められている個別目標を達成するために動く、ということが必要なのでしょう。

市民はその個々の活動に協力する、というスタンスでいいのではないでしょうか?

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