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自分の居場所は自分で見つける

ごく当たり前のような考え方だけど、実際、その通りできないことも多いと思います。

社会と自分との関係性

まったく自分の考えだけで行動できる人は滅多にいないかもしれなくて、大抵は社会との関係性を考えていると思います。
自分は社会にとってどういう存在なのか、社会に何かをもたらせるのか、社会に無視されていないか、などと。

日本人は、人間関係が希薄と言われる現代でも、海外の人と比べると社会に対する帰属意識とか、社会のためということをよく考えるのではないかと思います。

それはそれで良いことだと思うし、どう考えたって社会なくして自分だけで活き活きと生きられないのは明白でしょう。たぶん。

自分の行き先を決めるときに考えること

仕事にしても、生活にしても、自分の行き先をどうしようかと考えるときに、自分の意志だけで決定することはないだろうと思います。
自分が行き先を決めた結果、誰がどうなるのか、自分と社会の関係はどうなるのかということは、大きな関心事ではないでしょうか。

そのために、しばしば「(社会的に)こうすべきだろう」というような自分なりの常識を持って考えると思います。
でも、よくよく周りの人に聞いてみれば、別に誰もそんなことを期待していなくて「あなたがどうしようと別に何も変わらない」と思われているかもしれません。

微妙な見解のミスマッチ

自分が「こうであるべき」と思うことと、社会がそう期待することは、必ずしも同じではありません。同じにする必要もありません。

ネットで調べたら「今の時代はこうすべき!」「これからの時代はこうすべき!」「あなたはこれを選ぶべき!」みたいな情報がたくさん出てきたとしても、それが世の中の常識だと思わない方が良いかもしれません。

みんなと同じように行動してみた結果、最初に聞いていたようなメリットが得られるのなら、常識と思われるものの意味はあると思うけれど、実際にはそうでないことも多いのです。

自分の思い込みをいかに排除するか

「世の中はきっとこうなんだろう」と知らず知らずのうちに思っていると思います。
でもその根拠って何なのでしょうか?説明できるでしょうか?
説明できたとしても、それはどこかでたまたま見たページに書いてあったこととか、友達が言っていたこととかの、ごく2、3の又聞きの事実であって、自分が実際に確かめたわけではありませんよね。

もし確かめていたら、それはすでに行動していることを意味するので、それは判断した後なのです。

物事を判断するときに、自分の思い込みをいかに排除するか。
それはとても大切なことで、少なくとも他者から聞いた話だけで、固定的な観念を持たないようにしたいものです。
自分が少しでも試してみて、判断すべきなのです。

僕の体験

もうかれこれ1年以上、就活をしていますが・・(笑)
なぜ就活をし続けているかというと、大満足の仕事になかなか出会えないからです。
ある程度満足する仕事を「少しだけ」やってモチベーションを維持しながら、別のもうちょっと満足する仕事を「組み合わせたい」と思っているから。
そういう働き方は、誰でもできるわけではなくて、僕の置かれている状況から自然にそうなるだけなのです。自分にとって最も自然に考えられる方法をとっているに過ぎませんし、未来永劫このやり方が通るとも思っていません。
社会的には、決して歓迎されない働き方かもしれません。(わかりません)

就活体験

たびたび、いろいろな会社に応募していると、当初、自分が思っていたのとは、ちょっと違う印象を持つようになってきます。

  1. 自分は歳だ。基本的に相手にされないだろう

  2. 自分の「好き」は通じないだろう

  3. レベルの低い仕事しかないだろう

と、最初は思っていました。
実際に活動しても、それを裏付けるような出来事に遭遇します。萎えるような出来事も多いです。
世の中で言われているようなことは、ある程度、真実だと思います。

しかし、ライターの求人に応募を続けているうちに、

  1. 歳は関係ない会社がある

  2. 好きな分野のことを書かせてもらえる会社がある

  3. 意外にレベルの高い仕事がある

  4. しかもすごく丁寧に対応してもらえる

のですね。驚きです。願ったり叶ったりです。
ただ、そういう出会いは、そう多くはありません。確率的に少なくとも数回以上トライする必要があります。
でも・・あるのです。根気さえ良ければ、出会えるのです。

ライターなので・・収入は・・そう期待できませんが、お金以外の待遇は、期待できることが判りました。

僕の最初の見込みは、単なる思い込みだった

蓋を開けてみれば自分に合った世界だったのかもしれませんが、当初はまったくそういうイメージはなく、過酷なレッドオーシャンにしか見えませんでした。
なのに結果的には、わりあい自由に仕事が選べている、つまりブルーオーシャンに近い状況が個人的にはある、ということなのです。

砂漠の旅の途中で、オアシスを見つけたような気分です。

自分がどこにハマるのか、常に探ることは必要

自分という人間は、一体どういう世界にハマるのか、どんなところに居場所があるのか、求めている人がいるのか。
ジグソーパズルの1ピースの行き先を探すように。

そういうことは、常に意識していないと、オアシスは見つけられないかもしれませんね。その意味で、かなり自分に対して拘らないと、結果が出ない可能性はあります。

そのようなパワー・推進力を身につけるには、まず、思い込みは排除すべきだということなのです。
確信を持って排除できるために必要なことは、日々の行動と、その結果だと思います。

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