見出し画像

考え抜いた先に見えてくる光明

京セラ傘下の会社に勤務していた頃に、名誉会長の稲盛和夫氏の話(京セラフィロソフィー)を毎日、朝礼で読んだり感想を言ったりしていたのですが、その中で印象に残っている話として、次のようなものがありました。

この話は、かろうじて覚えている内容としては、稲盛氏が確か粉体の研究をされていたときに、どれだけ混ぜたら均一に混ざった状態になるのか、試行錯誤を繰り返したという話があって、その関連で出てきた話だったように思います。
毎日毎日そのことばかり考えていたら、夢にまで出てきて、そしてある時、解決策というか、結論が見えたというようなことを言っておられました。

あらゆる可能性について考える

ここからは僕の話ですが😁

人間って、困らないと考えない動物なんですよね。
順調に行っているときは、あまり考えていないものです。何か行き詰まった時に初めて「なぜだろう」という疑問が出てきて、その原因を調べ、解決策を導こうとします。
1つの策を講じてみて、ダメだったらまた別の策を考える。
それもダメだったらまた別の策。
何回やってもダメなとき、もしかして原因がまだ分かってないのではないか🤔と思い始めて改めて原因究明してみたり。

そうやって前に行ったり後ろに行ったり、いろんなことをして、もがいて、ようやく起こっている現象について全容が掴めたりすることがあると思います。全容が掴めたら全ては自分の手中にあると感じることが出来るし、そうしたら、これからどのようなことをすればいいか、自然に導き出されてしまうと思うんですね。
手を尽くした結果として見えたものは、かなり本質に近いものかも知れません。本質は確信につながります。

うまく行かないのは考えが足りない

上記の理論で言えば、うまく行かないのは考えが足りない、考えてきれていないということなのでしょうね。それならば、ひたすら考えればいつかきっと答えが出るはずですね。

病まないように考える

あんまり考え過ぎると、頭がおかしくなる人もいます。
どうしてなんだ!? → やはりダメなのか!? → そうなのかやっぱり?? → どう考えても無理だ
という風にマイナスになって行かないように気をつけることですね。

マイナスにならないために、つまらないことでも何か可能性は無いか、可能性はどこかにある、という風に考えていくことが必要ですね。

そんなに簡単に可能性は見つけられないから難しいですけどね。

だけど人間って、長いことずっと同じ周辺をウロウロしてると、そのことの専門家になってしまうんですよね。しょうもない専門家かもしれないけど、誰よりも考えたという自信が強い専門家にしてくれるんだと思います。

健康維持

考える時に気をつけることは、健康です。
何もかも忘れて(文字通り寝食を忘れて)考える時も、必要ではあるけど、そういうことを続けていると、健康を損ないます。
だから、睡眠はちゃんと取った方がいいし、毎日少しでも太陽の下で運動をした方がいいし、バランスの良い食事に気を配ることも大事です。
それが出来ていれば、頭にも栄養が回って、考えれば考えるほど、いいアイデアが出てくるようになるはずなんですよね。

常にアイデアを出し続けている人は、そういうことが出来ている人なんだと思います。

僕も今は仕事の面ではうまく行っていないけれど、もっと考えたらきっと光明が見えると信じて頑張って行きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?