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Jazzと夜の街と神戸と横浜

専門的な話はしません。
ほぼ昭和で、1970〜80年代の思い出みたいなものです。

YouTubeで何気にジャズを聴くときがありますが、時々、いい感じだなと思っていたのが、Beegie Adair(ビージー・アデール)のピアノです。
それで今回も "The Shadow Of Your Smile"(映画「いそしぎ」のテーマ)を聴いて、いいなと思ったのと同時に、神戸の夜の街を思い出したりしました。

ボサノヴァが神戸に似合うと、以前から思っていたのですが、夜の神戸にはジャズが似合いますね。
と言っても、個人的に今の神戸はあまりそういうイメージがありません。
ジャズのイベントはやっていますが・・

神戸とジャズ

僕の記憶の中にある古い時代の神戸に、ジャズとか、映画音楽とか、ダンス音楽とかいうものがダブるのは、そもそも1970年代以前に、そういうものが流行って、あの時代の若者や大人が喜んでそれらを聴いていたという背景があるからだと思います。
具体的には、親父とか、叔父叔母の好きな音楽がその辺りだったり、社交ダンスが好きだったりしたのを子供の頃に見ていたことと、神戸の街がリンクしているのでしょうね。

また、近年では「神戸ジャズストリート」という年1回のイベントに、親父と一緒に行っていたことなども、ジャズのイメージが強い理由です。
参加されているミュージシャンもお客さんも、年配の方が多くて・・親父はすでに亡くなりましたが、同年代の方も多いと思われます。

ちなみにこのイベントは、しばらく開催されていなかったのですが、今年の10月には、久々に開催されるそうです。

横浜とジャズ

神戸と言えば・・日本には横浜という大きな港町がありますね。
横浜のイメージも、ジャズなんですよね。
他には「西部警察」かなあ・・(笑)

具体的には、僕が上京して生活していた頃に、夜な夜な横浜に出かけていて、その頃にジャズをよく聴いていたという体験があるから、余計にそう思うのかもしれません。
そういえば80年代の角川映画「キャバレー」も、ジャズメンのストーリーですが横浜が舞台でした。

今回紹介する Beegie Adair のアルバムは、映画音楽(一部ダンス音楽にもなっている)のジャズです。
僕は、神戸の夜の街を連想するのですが、あの時代を知っている人なら、それぞれの体験や、住んだ街などを連想すると思います。それが横浜だったりもするかもですね。
関東の人は、やはり横浜だと思うのでしょうか。

それぞれの、あの時代の記憶

実は、このアルバムの曲を聴いたときに、一番、感じたのは「古い時代の記憶」です。
懐かしいというよりも、自分より前の世代の人たちの「楽しみ」に触れる感じがして、愛おしい気持ちにさえなりました。

だから、あえてそれ以上詳しく僕や親の思い出を書かないで、読んでくれた人に、あの時代の記憶を呼び戻してもらえたらいいなと思ったのです。
音楽を聴いたら、それはすぐに分かってもらえるような気がします。

アルバム "Jazz And The Movies"

2012年に発売された Beegie Adair のアルバム
Beegie Adair(ビージー・アデール):ピアノ
Leif Shires(リーフ・シアス):トランペット ほか

アルバム・プレイリスト(トピック)

Provided to YouTube by Universal Music Group

以下、抜粋です。

I Will Wait For You - Leif Shires

This Masquerade - Beegie Adair

Nature Boy - Leif Shires

Misty - Beegie Adair

アルバム CD

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