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精神にも野菜やフルーツはやっぱりすごいよね!?というお話。

世界で4億人もの人がうつ病に罹患していると言われています。

うつ病などのメンタルの診断は難しいので、
おそらく予備軍のような人たちも合わせるともっと多いことは安易に予想ができますね。

やはりストレスをためないことは大切。

既にうつ病の危険因子としては、
座る時間が長い
長期的なストレス
短いまたは長い睡眠時間

が分かっています。

このことからもやはり

運動(うつの予防に効果的なエビデンスは多数)は重要ですし、
適度な睡眠は重要(人それぞれ適切な時間がありますのでそこはご容赦いただきたいです…)

また、近年では野菜やフルーツがうつ効くのではないか!?
と研究がされていますが結果が一致していないようです。

そこで、今回は野菜やフルーツはうつを予防してくれるのか!?
という研究をまとめて解析しなおしたメタアナリシス(エビデンスレベル高め)を見てい行きましょう。

この研究では
野菜、フルーツとうつの関連を調査した研究の中から質の高い10件をまとめて再解析した!というものです。(香港や台湾はありましたが残念ながら日本のものは含まれませんでした…)

結果は…

フルーツの摂取が多い群は少ない群と比較して14%リスクが低かった。
野菜の摂取が多い群は少ない群と比較して11%リスクが低かった。

という感じですね。

野菜や果物にはミネラルやビタミンが豊富ですし、
がんや高血圧などの予防にもなりますから摂取しない理由がありません。

この研究は観察研究を集めていますし、
年収などが調整されていませんので、
野菜を多く食べている人はお金持ちでストレスも比較的少ない職業?
など考えられることは多くありますが、
結果が一致していないものを統合しても負の関連が見られたことは参考になるでしょう。

ストレス発散というと運動や買い物!などをイメージするかもしれませんが、
健康のためにも日々野菜を摂取することがメンタルにもよい可能性がありますのでぜひ続けていただければ。

体も心も大切に…では!

Reference
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0899900715003974?via%3Dihub


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