ジャングルで見たホタルの思い出@マレーシア、コタ・ティンギ
ファイヤーフライ・パークへ
2019年3月、マレーシア人の友人たちに会いに一人でマレーシアに行ったときの思い出。
マレーシアのいわゆる先っちょ、海挟んだらシンガポールなジョホールバルに行った時、友人たちがコタ・ティンギにあるホタルをみるリバークルーズができる場所、”Kota Tinggi Firefly Park”に車で連れて行ってくれました。
リバークルーズも初、ホタルをまともに見るのも初、ということで初めて尽くしな中、いよいよ到着!
暗くなるまでしばらく待ちます。ここで見た夕陽がとてもとても美しくて、時間があっというまに過ぎました。
いよいよ船に乗り込むと、ライトも一斉に消えます。唯一の灯りは遠目に見える道路の街頭のみ。あたりはジャングルで真っ暗です。気分はジャングルクルーズ!(というかリアルにジャングルクルーズ!)
漆黒の闇の中、船が川べりを進みます。
すると遠目にかすかにチラつくものが……ホタルだ!!!!!!!最初は数匹チカチカしていただけでしたが、船が奥に進むに連れて、その数を増していき、最後は弱めなクリスマスライトアップくらいにはなりました、圧巻!!!
暗闇+揺れる船+灯り厳禁なのでスクリーン確認できない、の三重苦で過去最高難易度の撮影でしたが、いくつか撮れたものをシェアします。本物はこの何十倍もキラキラしてました!
そしてクルーズの後はみんなでお願いごとを書いたランタンを飛ばして終了。ラプンツェルみたいで幻想的でした。
思い出した一冊の本
その光景を見ながら、一冊の本を思い出しました。『やまとの大冒険-ジャングルのクリスマスツリー』という、ミステリーハンターの川幡由佳さんが書かれた本です。私は昔から世界遺産が好きで、小学生の頃はふしぎ発見を毎週観ていました。当時本気でミステリーハンターになりたかったです笑。なので自然とこの本も手にとっていました。
(この後ネタバレに近いこと言うので苦手な方はブラウザバック!!!!)
ストーリーは、やまとという小学生の女の子が、冒険家の父親に会いにパプア・ニューギニアに行くところから始まります。しかしトラブルによりジャングルの奥地で遭難してしまい、奥地で伝統的な生活を営む現地住民に保護されるというお話です。
その中で、ジャングルでクリスマスツリーを見るシーンがあります。もちろん、本物のクリスマスツリーではなく、実は大量の蛍がジャングルの中で一斉に光輝いていると言うものでした。
↓作品のURL
当時から、「クリスマスツリーに見えるほどの蛍の乱舞、ってどんな感じだろう?」とずっと憧れていました。何年も経って大人になってから、国こそ違いますがジャングルでのクリスマスツリーを見れて、本当に本当に感動しました。
実は友達に会いに行くことだけが目的だったので、当日になるまで行くこと知りませんでした、嬉しいサプライズ!!
結局ミステリーハンターにはなれませんでしたが、今こうして大人になって小学生の頃の憧れの地に行けること、そして同じような趣味の方と繋がって旅行記を書けていることに不思議なご縁を感じます。壮大なフラグ回収をしている気分です!!
最後までお読みいただきありがとうございます。今後もこんな感じでゆるゆる綴っていきたいと思います!
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