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【旅note】密を回避!原付旅が楽しすぎた件~プロセスを大切にする旅~


今日のテーマはずばり【プロセスを大切にする旅】です。

先日、大阪から和歌山まで原付バイクで旅をしてきました。


始めは”コロナだけど旅がしたい!密をできるだけ避けるには。。?”
と考えた結果から思い付きで行くことを決めたのですが、、

これがめちゃめちゃ楽しかった!!!

ということで原付旅を通して感じた【プロセスを大切にする旅】のメリットについて、
4つにまとめたので紹介したいと思います!

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【どこへ行くかよりも、どんな経験をするかということを重視した旅をする。】
(↑こちらは今回泊まったゲストハウスの本から出会って言葉。ときめいたのでパシャリ)

①景色を楽しむことができる

海も山もある和歌山県。とりあえず景色の移り変わりが最高でした!

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有田みかんでお馴染みの、有田市ではみかん畑が。

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紀州南高梅でお馴染みの南部の方では梅の木々が。

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そして和歌山といえば海。憧れの海沿いを走ることも。

海岸沿いの特殊な地形や棚田なども自分の目で見ることができました。
(今なら中学の地理も楽しくできそう。。!!)

そして大阪から和歌山の県境を越える時は旅ならではのワクワク感が。

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また市から市へまたぐ時に気づいたんですが。。各市には”市章”と呼ばれるマークがあるんですね!そういった知らなかったことを知るきっかけもたくさんありました。

②自分でコントロールできる

2つ目は自分でコントロールできること!

もし、公共交通機関で旅をしていたら、そこで過ごせる時間や範囲って限られてきますよね。

でも原付なら電車やバスでは行きにくい場所にも時間を気にせず行けちゃいます。
私はとにかく計画を立てるのが苦手で(良くも悪くも。。)

寄り道をしたり、時間を気にせず景色を楽しんだり、
その時の自分の心に従って行動することができます。

しかし、やはり”自由"に”責任”はつきものですよね。

今回は山道も多く、途中で1~2時間ほどコンビニやガソリンスタンドがない区間があったり、Googleマップに従った結果でも、電波が届かない道もあったりしました。

自分の好きなように行動できる分、その辺りのリスクヘッジやトラブルを対処することも全部自分で行うことになります。

でも。だからこそ、自分の好きな旅ができる、そう考えると、人生も同じなのかもしれません。

(ちなみに余談ですが、「所得や学歴より「自己決定度」が幸福度を上げる」ということが神戸大学の研究結果で分かったいるみたいです!)

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(↑こちらは道中偶然出会えた絶景たちです。)

③いろんな気づきが得られる

こちらは原付旅だけに限りませんが、やはり旅に出て実際にその土地に行くことで、
様々な気づきを得たり、インスピレーションを受けたりすることがあります。

今回、数百キロ原付を走らせていて、ものすごく感じたこと。

『道を作った人たちすごすぎ!!』

すごく単純ですが本気で思いました。

こんな山の中にも道があり、トンネルがあり、私は今、ここを走ることができている。
でもこれらの道もずっと昔に誰かが作ってくれているんですよね。

普段食べているみかんや梅、魚(和歌山なので)だって
誰かの手によって私は手の所まで届いている。

便利で何でも手に入ってしまう現代だからこそ、
自分の身の回りのものの背景を考える機会が少なくなります。

旅はそんな感謝の気持ちを再認識させてくれます。

④達成感がある

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とにかく大阪に着いたときは達成感がありました。

初日なんて気温10度以下の中、強い向かい風に揉まれ、手足を凍らせながら原付を走らせて。。自分で自分のこと頭おかしいなとも思いました(笑)

次の日から暖かくなることを知っていたので、出発日を1日遅らせることも考えましたが、
延ばせば延ばす程、やってやろう!という気持ちは薄れていくし

やっぱり行くと決めたその瞬間に実行することに意味があるんです。
という自分の変なプライドが勝ちました(笑)

最終日は、夜までに大阪に着かなければならなかったので、朝7時台に白浜を出発し、約8時間かけて大阪市内に戻ってきました。

いくら原付とはいえ、約8キロあるバックパックを肩で背負い(乗ってると腰で支えられない)、運転し続けることは結構体力的にしんどい面もありました。

そして、大阪の難波に着いたとき。

「ああ、やっぱり安心して帰ってこれる場所があるからこその旅だなあ。」

と感じました。
やっぱり私は日常も大好きで、たまに味わう非日常も好きです。

最初は『まず、和歌山までたどり着けるのか?』というところから不安な気持ちがあったのですが、
無事に帰ってこれた今、また一つ自分のことを信じてあげられるようになったと思います。

最後に

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『旅の過程にこそ価値がある』
終着点は重要じゃない。
旅の途中でどれだけ楽しいことをやり遂げているか、
そちらの方が大事なんだ。

みなさんこの言葉をご存じですか?
あの世界的に有名なAppleの創業者スティーブジョブズが残した言葉です。

テストの点数で決められてきた成績や受験。
そして春から社会人になると”成果”が求められることになるでしょう。

そんな”結果”に重きを置かれがちな社会。
そんな世界ではあるけれども
私はこの人生という旅の過程を大切にしていきたい。

そして自分の人生の中で、
私は心が動く瞬間に1つでも多く出会うために旅をします。

「旅」と聞くと、どこか遠くへ行くことを想像しがちですが、
私は【心が旅していたらもうそれは旅】だと思っています。

最近『生産性』という言葉をよく聞きます。
もちろん生産性、めちゃめちゃ大事ですよね。

でもたまに、無駄なことの中にめちゃめちゃ大切なこと、
心が動かされることってあると思うんです。

今回の旅も、和歌山に行きたいのなら電車で行った方が、
時間もお金も効率的かもしれもせん。

でも自分の力で”原付に乗って行く”からこそ意味があって
電車に乗っていただけでは見えない景色がたくさんありました。

その生産性と無駄のバランスを取りながら
春からの社会人生活でも心を旅させていきたいです!

※なお、原付バイクは長距離を走るために作られたものではないので、(もし道中故障したら..など)そのあたりの考慮は自己判断でお願いします!(笑)

読んでくれてありがとうございました★


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