アサイエツジ/大型犬愛好家

音楽と読書と写真と犬と散歩と雑学が好き。製薬メーカー、航空機メーカー勤務を経て、社会人…

アサイエツジ/大型犬愛好家

音楽と読書と写真と犬と散歩と雑学が好き。製薬メーカー、航空機メーカー勤務を経て、社会人枠で大学院へ入学。経済学修士、上級Webクリエイター、準デジタルアーキビスト、JKC公認愛犬飼育管理士。住所不定無職低収入。

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不自由さの中にある自由をみつける。

 僕は、色覚異常者である。でも、信号の色を見間違えることはない。もちろん普通自動車運転免許も取得したし、車も運転している(ちなみに取得および更新時にそのような色覚検査はなかったし、免許証等にそれらを書き加えることはない。眼鏡等の記載はあるが。)。でも、飛行機のパイロットなどには、現行の基準ではなることができない。しかしながら、色覚検査をすると必ず見えない、もしくは見えづらい色がある。 先天赤緑色覚異常の発生頻度は、日本人では男性の5%、女性の0.2%です。つまり、男性で

    • 今日は昨日より寒いらしいが、僕は感じない。それは僕が入院しているからなのかもしれない。昨年は1年の3分の1を入院生活。年末年始を自宅で過ごし、またもや再入院。今日は月曜日。血液検査のオーダーも多いらしい、採血に廻ってきたナースが教えてくれた。 #入院 #入院生活 #入院中の暮らし

      • イメージの詩

         家人がテレビに毎日のように出ているある女性教授が最近やつれてるんじゃないか、と云う。確かにあれだけ出演していれば、疲れもあるのかもしれない。しかしながら、毎日のように色々な『専門家』と呼ばれる人がメディアに現れるのには驚愕する。本当の現状は、現場を観にいかなければわからないはずなのに、くだらない風評被害もあるようで、過度な受診抑制がかかっているような気がしないでもない。災害時になんでもかんでも「支援物資」という名で送る人がいて、現場で仕分けや処分に困ると云う話のことを思い出

        • 壊れそうな僕たちへ。 真のバーテンダーはお酒の蘊蓄を語らない。 真の料理人は自分の好みを押し付けない。 そして、いつか来るであろう「新しい朝」を今日も僕は待ち続けている。

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        不自由さの中にある自由をみつける。

        • 今日は昨日より寒いらしいが、僕は感じない。それは僕が入院しているからなのかもしれない。昨年は1年の3分の1を入院生活。年末年始を自宅で過ごし、またもや再入院。今日は月曜日。血液検査のオーダーも多いらしい、採血に廻ってきたナースが教えてくれた。 #入院 #入院生活 #入院中の暮らし

        • 壊れそうな僕たちへ。 真のバーテンダーはお酒の蘊蓄を語らない。 真の料理人は自分の好みを押し付けない。 そして、いつか来るであろう「新しい朝」を今日も僕は待ち続けている。

          55

           世の中、『新型』ウイルスのせいなのか、何でもかんでもが自粛だし、リモート、テレワークしろだとか、不要不急のお出かけはするなとか、いい加減、「ドラッグストアにティッシュペーパーがない、紙おむつがない報道」、失礼、騒動にも飽きたので、普段は観たことのない「通販専門チャンネル」というものを観てみたところ、なんでも「55インチテレビ」が今日のお買い得品目だという。  なるほど、普通で言えば、今月は3月だ、年度末で決算月の会社もあるかもしれない。おまけに、転勤や新生活スタートとなれ

          「水面に映る光の強さに春を感じて。」

          「水面に映る光の強さに春を感じて。」

          メリーという名の女の話

           以前、転居先では飼えないのでという事で、知人から「ビーグル」という犬種の雌犬を譲り受けた。「メリー」という名がつけられた彼女は、雷が怖いらしく、雷鳴がするとどこからともなく走ってきて、円卓の下に逃げ込むという実に可愛らしい癖のある子だった。つまり、家の中で飼っていたのだ。僕の父親に溺愛、偏愛され、父親の配達車にも載せられて、人間と同様のモノを食べたりしていた。普段、僕は、学校へ行っており、ほとんどの時間を家で過ごす父親に比べ(我が家は自営業者)、彼女に接する時間も少なく、彼

          メリーという名の女の話

          家路へと急ぎ羽ばたく鳥の背に沈む夕陽のあたたかさ

          家路へと急ぎ羽ばたく鳥の背に沈む夕陽のあたたかさ

          「初日の出すべて吸い込め令和の思ひ」

          「初日の出すべて吸い込め令和の思ひ」

          悪魔は僕の名前を知っている。

           タイトルは、映画『悪魔とダニエルジョンストン』上映時に販売されたパンフレットからだが、それから14年、今年彼は亡くなった。享年58歳。心臓発作だったそうだ *1。  ダニエル *2 は、長く「躁鬱病」を患っていた。それは、暴力的な一面があったり、激しい感情の起伏があったりという形で顕在化する。それらは当然のことながら、健常者や一般の人からは、理解されることもなく、というよりどうしても理解されない彼の性格の一部分だったにもかかわらず、時折、偏見がダニエルを苦しめた。

          悪魔は僕の名前を知っている。

          彼は倫敦に住んでいるらしい。

           「忖度」という言葉は、もはや誰もルビを振るまでもなく読める言葉になった。とはいえ、この言葉が使われ始めた頃には、ルビを振るか否かで、編集者の中には、悩んだ記憶のあるひともいるかもしれない。 そんたく 10【忖度】 (名)スル 〔「忖」も「度」もはかる意〕 他人の気持ちをおしはかること。推察。「相手の心中を―する」  知人のライターは、自称辞書マニア(事実、普通の大学生以上に辞書を持ち、使用していると思う)である。辞書の中には、その言葉の意味を調べるという本来の使い方に

          彼は倫敦に住んでいるらしい。

          緩歩しようぜ

          かんぽ くわん― 1【緩歩・寛歩】 (名)スル ゆっくり歩くこと。「砂路(すなみち)を話し〱―した」〈思出の記•蘆花〉  毎度毎度犬の訓練話で恐縮だが(ダッシュボードを見てもニーズは少ないように思える。きっと犬との楽しく面白い暮らしの話でも書けば見る人も増えるのかもしれない)、服従訓練には、緩歩の科目がある。犬は勝手に歩いてはいけない、そのため、わざと歩く歩を緩めたり、時には小走りしたりして、飼い主とともに歩くことを覚えさせる必要がある。引っ張ることは、犬の習性として存在す

          ほお紅めベンチ温め君を待つ。

           散歩していると、走っている人に出会うことが心なしか多くなって来た気がする。マラソン大会や駅伝大会が近いのかもしれない。数日前からベンチコートを出してきた。外側は、ビニール素材で犬に多少飛びかかられても問題なし。中はボア付きでとても暖かい、機能的に優れていて快適なので、今年も昨年購入したものを出してきた。  ところで、散歩から帰ってきて、ポストにごっそりと入っている同じチラシを見るのはうんざりなのだが、今日のチラシは少し違っていた。  出だしは『勝手にチラシをいれて申し訳

          ほお紅めベンチ温め君を待つ。

          吾妻ひでお(本名:吾妻日出夫)、かねてから食道がん治療中でしたが、2019年10月13日未明、都内の病院で永眠いたしました。享年69歳。先般、お亡くなりになった吾妻ひでお先生のファン葬が執り行われるとのこと。 https://a-sanproject7.webnode.jp

          吾妻ひでお(本名:吾妻日出夫)、かねてから食道がん治療中でしたが、2019年10月13日未明、都内の病院で永眠いたしました。享年69歳。先般、お亡くなりになった吾妻ひでお先生のファン葬が執り行われるとのこと。 https://a-sanproject7.webnode.jp

          今夜は踊ろう

          「嬉しい」を体で表現してみてくださいと言われたら、あなたならどうするだろうか?  手話では両手を胸の前で上下する事で表現する。  誰かは「スキップ」を踏むかもしれない。  ところで、嬉しくて踊りたくなるようなことはないだろうか。  踊ると言うと、いまだとヒップホップになるのかも知れない。日曜日の公園や大学のキャンパスでは、ダンスチームが踊っているし、ダンスバトルやヒップホップ大会なども開催されている。または、クラブミュージックを思い出すかもしれない。  さて、ポルカ

          拝啓、裁判長殿。

           ある日の朝、女子友から久しぶりの「Signal」(日本でのユーザー数は少ないが、LINEのようなチャットアプリやメッセンジャーアプリと呼ばれるものののひとつ。)があった。内容は、「こういうの一緒に行ってくれる人が周りにいなくて...あんたなら一緒に行ってくれると思って。」  そんな感じだった。「そんなヤバいとこなの?そこ」。と思ったのは、嘘で、実はもう既にその場所へは行ったことがあった。と言うより、すでに何度も行ってたし。 さて、それはどこか。 『裁判所』だった。