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今夜は踊ろう

「嬉しい」を体で表現してみてくださいと言われたら、あなたならどうするだろうか?

 手話では両手を胸の前で上下する事で表現する。

 誰かは「スキップ」を踏むかもしれない。

 ところで、嬉しくて踊りたくなるようなことはないだろうか。

 踊ると言うと、いまだとヒップホップになるのかも知れない。日曜日の公園や大学のキャンパスでは、ダンスチームが踊っているし、ダンスバトルやヒップホップ大会なども開催されている。または、クラブミュージックを思い出すかもしれない。

 さて、ポルカというジャンルに分類される音楽がある。

ポルカはチェコスロバキアのボヘミア地方でで生まれたダンス音楽で、1830年ごろに始まったとされる。2拍子の軽快なリズムで、たちまちヨーロッパに広まり、ワルツとならぶ19世紀の最も人気のあるダンス音楽だった。中村とうよう・大衆音楽の真実

 チェコの極寒の冬の季節を乗り越えるため、皆で集まって躍るために、このような音楽が産まれたのかもしれない。音楽が産まれる背景には、時代や環境が大きく影響する。

 日本にもシンプルなバンジョーとフィドルという組み合わせで、踊れる音楽を奏でるアーティストがいる。

 J.P.マシスはバンジョーの名手であるとともに、芋けんぴが大好物だ。来日する度に大量の芋けんぴを購入していくものの、すぐ食べてしまう、と以前ライブのMCで聞いたことがある(そしてライブ中にもつまんでいた(笑))。そして、彼らのポッドキャストからは、アメリカ人として感じる日本の面白さを教えてもらえたりする。Leonaは、ブルーグラスやカントリーミュージックに魅せられてアメリカへ渡米。フィドルを弾き、歌う。今年は、テネシーを始め、アメリカでの活動が多かったようだが、来年は日本での活躍にも期待したい。5,000円という「大金」など払わなくても、場所は「一流ホテル」じゃなくてもきっと楽しい会合が開けるはずだ。


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