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トト
2021年6月20日 20:00
善き人々で賑わう村のグルーヴを永遠はなくとも延々に満月の夜に観た「天空の城ラピュタ」、子ども達がいつか大人になって同じセッティングに出くわした時に五感が震えるでしょう。そんな夜を過ごしてしまうとこの村の更なる発展を見たい。地に根付いた人達と、外の世界から来た人達が共に時間を分かち合って進んでいくハブな村の火を絶やぬ努力をしましょうね。人は月からの影響を避けきれない、あらゆる星達の影響力も
2021年6月10日 20:00
沖縄は名護市ワカゲノイタリ村へと辿り着いた最たる理由はやはり星のせいなのです那覇からドミトリーの仲間とキャンプへと出かけた週末なだけなはずが、当面の居場所を見つけてしまうなんて不思議な人生の流れに星をさらに深く意識せざるを得ない訳で、何故そうなったかという理由を迷いなく星に答えを見いだせることに、自分は占い師として成熟してきたと妙な達成感を覚えていながらも、調子に乗らないようにとすぐに誡めまし
2021年6月6日 20:00
那覇を出れなくなってしまった。一泊800円のドミトリーに泊まっていて、日雇いに出たり、路上で占いをしたり、頼まれごとでお金をもらったりしているのに何故かお金がなく、目的の地である四川は成都に辿り着くための航空券も未だ手元には無い。もはや成都は住んでいる場所という感覚にすらなってきた。路上とドミトリーで出会った男4人で、部屋でも借りて「次の旅に備えようか」と握手したけれど段取りは悪く風邪気味
2021年6月4日 13:56
気づけば沖縄に来て二十日が経っている那覇の宵の始まりは早く、沸き立つ熱気が冷めきらぬ頃に始まる。訳のわからぬ名目で人々が集まりだした酒場は安く人を酔わせて、新しい出会いを生んだら日付の変わる頃にさっと閉める「せんべろ」にどっぷりと浸かってしまった。「なんとかなる」じゃなくて「なんとかしてる」だよね ドミトリーで知り合った福島の同い年の男が言った言葉だ。生まれ育ちも違い、沖縄に来るまで全
2021年6月3日 14:13
自分よりも何日も何ヶ月も、何年も長くドミトリーにいる先輩方は散々遊び散らかしてこの沖縄の地での時間を持て余しているらしく、ここ最近毎晩のように心霊スポットへと4、5人で車に乗りあって行くのがブームらしい。出かけるのは決まって夜飯時で「一緒にどう?」と誘われるも「いやいいっすよ心霊系は苦手なんですよー…」と断っていた。「今日はどこ行くんですか?」「今日はあれ、貝塚っていうところ、近くの墓場行く」
2021年6月1日 21:59
那覇5日目にして遂に仕事にありついた、港の倉庫内での仕分け作業、要は荷役でしょう?早朝にドミトリーを飛び出して港へ向かう、朝だろうが太陽は地面を照りつけあまりにも濃い青色の空と絵の具をぶちまけたような雲が速い風に乗って空を泳いでいるようだ。急ぐ、初日で遅刻していては相手がどうとかではなく自分の為にならないとか思う状態のアタクシ。港の倉庫は開け放たれていて大量のコンテナとフォークリフト、
2021年6月1日 06:05
半端な金を追わずに飢えた方がましだと思うマイブームにのって今日も明日をやり過ごしていくのはかくも困難なのかと思い知らされる沖縄。金に比例した幸せなどないと分かっていながらも、金の生み出す幸福感の記憶未だ体のどこか片隅に同居させているわけだから、金はやはりあった方が良い。多く必要なわけではなく新しい刺激を求める為の金だ。ドミトリーの金もなくなって結局野宿からの、ドミトリー、そして野宿を三
2021年6月1日 05:09
究極、極限まで金がなくなっても、自由であるべきという考えのもとに、どうしても自由を手に入れたかったのあります「幸せが先か自由が先か」くらないものです。 沖縄一日目、野宿 ネットで知り合ったPに結局車で街案内されて、訳の分からない所に降ろされた、無駄にまた一人の人間の家族事情を知ってしまった、途中、Pやりませんかと言わた時には丁重にお断りし、「この人大丈夫かな」初対面ながらも余計な心配を