令和の時代は「あり方」の時代 ~教えない先生。教えないのに、考える力が伸びていく!まずは先生が好きなことして、自由に生きていること。~カリスマ教師・井本陽久先生に学ぶ!
令和の時代、そしてWithコロナの時代は、「あり方」の時代になっていくと思います。
これまでは、目を外に向けて、社会の中でどう上手くやっていくか、どうしたら、この社会に適合し、成功するかといった「HOW TO=やり方/LIFE STYLE」がフォーカスされ、よりよく成長しながら生きていくという視点が主流でした。
これからは、指を自分に向けて、ありのまま、あるがままの自分とつながって、日々、自分はどうありたいかという「BEING=あり方/LIFE STANCE」をセンターにして、自然に豊かに生きていくという観点にシフトしていくのではないでしょうか。
教えない先生。教えない教育。
今、全国から視察が殺到し、日本中の教える仕事に携わる人から注目されている、ひとりの数学教師がいます。それが、井本陽久先生、通称"イモニイ"です。
■「プロフェッショナル 仕事の流儀」数学教師 井本陽久
答えは、子どもの中に | カリスマ教師
https://www.youtube.com/watch?v=AUX40ygrtrk
全国から視察が殺到する注目のカリスマ教師・井本陽久(50)に密着!超進学校から児童養護施設まで教室を飛び回り、子どもたちを輝かせる井本の授業は、「生徒に魔法をかける」「まるで奇跡のよう」と称賛される。科目は数学だが、教科書を全く使わず、ノートも一切取らせないという型破りな授業。なぜそれで、「考える力」が伸びていくのか?教育のみならず、子育てや人材育成などにも生きる「育ての極意とヒント」が満載!
まずは先生が好きなことをして自由に生きていること。
井本先生は、まさに「あり方」の先生です。
合格すること、成功すること、正しいことは、教育の目的じゃない。
幸せそうに笑うこと。
それが、学びの目的。
井本先生の「あり方」は、私たちに、教育の本質は「何を教えるか」より、「誰に教わるか」であるということを思い出させてくれるんです。
■カリスマ教師・井本陽久氏が語る、子育てが楽しくなる着眼点
大人からは“ダメ“に見えることでも、子どもには、まるで宝石のようにキラキラと輝いて見える・・・それが子どもの世界の日常であり、実はそこにこそ学びの本質が隠されている。“叱らない・教えない”教育で注目を集めるカリスマ教師の井本陽久先生の講演録。
井本先生の言葉には、「あり方の教育」のヒントがたくさん詰まっています。その言葉の中から、いくつかご紹介します。
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「自分が変わるためにこうしよう、ああしよう」みたいな作戦は、僕は全然考えないのだけど、「こうなりたい」っていう意欲って大事だと思っています。小さな意欲でも全然良くて、心から願ってあきらめないことが大切だと思うんです。 どんな子に会っても、どんな大人に会っても、「最高だね」って思えるようになりたい自分がいます。どうしたらそうなれるかなんてわからないけど、これまでの人生を振り返ると、小さい意欲でもそれをずっともち続けていれば、ちゃんとそういう方向に進むようになることはわかってる。
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「キミのこういうところはいいところだね」とか「こういうところは直したほうがいいよ」 じゃなくて、その子がポッとその場にいるならばそれだけで価値だと思うんですけれど、 心からそう思えているかというと必ずしもそうではない。でもそう思えるようになりたいという自分がいる。
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お金持ちになるとか、有名になるとか、そんなところに価値はなくて、いままで見えていたまったく同じものが、ある瞬間にすごく輝いて見えるようになるって体験が幸せなんじゃないかな。その瞬間を奇跡というんだと思うんですよ。
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僕は自由になるために教育に携わっているのだと思うし、子どもたちにも自由になってほしい。子どもはもともと自由なんだけれど、成長に伴って社会化していくなかで、たくさんの思い込みを身に付け、不自由になっていく。それは仕方がない。だからこそ、自由になる方法を身に付けてほしい。自分で奇跡を起こせるひとになってほしい。僕はそれを幾何という観点から僕なりの方法で提案するけれど、そのほかの教科だって、僕とはまったく違うキャラの先生たちだって、それぞれの教科の観点から、それぞれのキャラを活かした方法で、同じことができるはず。僕のやり方をまねする必要なんて全然ない。
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正しさなんて脆いもの。常識なんていつも覆されていく。
思い込みを手放せば、人は自由になっていく。
教えられたことなんて身につかない。
自分の学びに誇りを持たせよう。
どんな子に会っても、どんな大人に会っても、「最高だね」って思える社会へ。
教育の常識を覆し、「学び」という最高の体験を、本来の「あり方」に戻していこうとしている、井本陽久先生、"イモニイ"のチャレンジ。
私たちも、応援していきます!
■「いま、ここで輝く。超進学校を飛び出したカリスマ教師「イモニイ」と奇跡の教室」
「教師としての正しさにとらわれるのは、もうやめた」
「先生が誰を教えても同じようにできる授業なんて、価値がない」
「教えられたことは身につかない」
超進学校のカリスマ教師・井本陽久がたどり着いた「教育の本質」。