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出版で泣く人、笑う人。Part❶

Q. 出版できる人、できない人の違いを教えてください!
🙋‍♂️ そのまえに、出版ってなんなのか?からお伝えしますね。



そもそも出版とは何か?
これを知る、知らないでは
雲泥の差がつきますから気をつけてください。


出版したい方はたくさんいらっしゃいますが、
どういうわけか、憧れと素晴らしい未来ばかり
を信じている方ばかりで、
出すことの怖さを知らない方が多すぎます。

第一回は、「出版とは何?」をテーマに、
出版で泣く人とは?笑う人とは??
について書いていきますね!

さて、
それ以前に「本とは何?」からお話します。
大事ですから、バカにせず読んでくださいね。

本と言っても、
雑誌もあれば書籍もあります。
雑誌と書籍を掛け合わせたムック
というものもあります。

何でこんな話をするかと言えば、
著者には、雑誌向きの人、書籍向きの人がいる
からです。


こちらをお読みの皆さんは、
書籍の出版に関心があるはずですから、
書籍って何なんだ??
ということから説明します。

ズバリ結論を書きます。

書籍は、情報を売る媒体ではなく、
著者が観ている世界、
著者のフィルターを通して観てきた世界
をまとめたものです。


つまり、あなたというフィルターを通して
観てきた世界、感じてきた世界が、
他人から見ておもしろいかどうかだけです。

このことからハッキリ言っておきます。

著者になる人はみんな、
その道の変態なんですよ。
変態と思われるくらい、
何かにのめり込む力がすごい人ってことです。


では、編集者って何する人たち?

と言えば、
著者の世界観や価値観を時代にアレンジさせ、
半歩先のマーケットを予測して調理する人。

著者が新鮮なお魚だとしたら、
それを目利きして焼いて調理したり、
煮てみたり、お刺身で出してみたり、
時代に合わせて変える人たちと言えばよいか。

ですから、編集者によってあなたという素材
の活かし方がガラリと変わるんです。


きちんとあなたの強みとあなたらしさを理解
してもらわないと、とんでもない本になります
からね。

話を戻しますが、書籍というのは、
あなたのフィルターから観た世界を売るもの
であり、その根っこにあるあなたの価値観、
信念を披露して共感させたり、
読者に新しい世界を見せるメディアなんです。

メディアであるからには、
著者になった時点で私人から公人の仲間入り!
ここの意識をきちんと持ってください。

この、公人になるというところが肝であり、
いろんな人から見られるということです。
いろんな人に影響を与えるということです。

つまり、

良い部分も悪い部分も公になるため、
出版したことで見られ方がプラスになる人も
いれば、マイナスになる人もいるということ。


誰もマイナス評価なんてされたくないですよね。

だから、出版すれば有名になれる!
ビジネスが加速する!ファンが増える!
競合を出し抜いてブランド化のきっかけになる
など、夢ばかり追い求めて不用意にチャレンジ
すると大火傷するリスクがあることを知っておくべきです。

第一回目ですから、
このあたりで終わりにしますが、
出版したことで逆ブランディングにならない
ためにはどうすべきか??
について、次回、書きたいと思います。

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