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いわゆる発達障害ライフハック

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#読書

誰が発達障害者を生きづらい社会にしたのか?を探る『デカルトからベイトソンへ』①

誰が発達障害者を生きづらい社会にしたのか?を探る『デカルトからベイトソンへ』①

なぜ我々は生きづらいのか?

空気が読めないから?馬鹿だから?電話が取れないから?

違う違う、そうじゃない。社会が勝手に規定した枠からはみ出しているからだ。でも俺たちは抵抗し続ける。なぜなら去勢された「社会人」なんて生き方はまっぴらだからだ。

しかし、我々は図らずもこのクソ社会に生きる羽目になっているのは紛れもない事実。ああ、赤いカプセルをよこせ。

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」って中

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小学一年生の僕へ贈る手紙『社会に合わないという自覚があるのなら、社会の価値観に自分を適応させようと無駄な努力をするな』

小学一年生の僕へ贈る手紙『社会に合わないという自覚があるのなら、社会の価値観に自分を適応させようと無駄な努力をするな』

京王線刺傷事件とJOKERの関係性を書いたが、僕自身強く思うのは『社会に適応できないという不安が強いのに、なぜ社会の価値観に自分を適応させ続けようとするのか?』ということだ。

もちろん人間的な生活より経済最優先の現代において、プラグマティックな戦略で社会に適応するように努力するのは当然の人生戦略だとは思う。

だが、発達障害関連の言説の悲喜こもごもを眺める限り、「社会に適応できない発達障害が悪い

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