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不安は挑戦している証拠

こんにちは。

「不安」というとどこかネガティブなイメージを抱きます。
私は根っからの心配性で、常に「不安」を抱えがちな性格です。
今現在も、「これからも医師としてやっていけるのだろうか?」「医師としてちゃんとスキルアップできるのだろうか?」という長期的なものから、「今度の学会発表うまく発表できるかな?」「今度一緒に働く後輩医師にちゃんと教えられるかな?」といった目下の悩みまで、常に多くの不安や悩みに苛まれています。

しかし、先日『苦しかったときの話をしようか』(森岡毅著)という本を読んで不安を感じることは決してネガティブなことでは無い、ということを知りました。

森岡氏は著書の中で、「不安を感じるのは挑戦している証拠である」と述べています。
人間は本能的に変化を嫌う生き物。現状維持を好む生き物です。
そこで私たちが何かに挑戦しようとするとき(つまり変化を必要とするとき)、本能的に「不安」という「苦痛」を感じさせブレーキをかけようとするのです。
さらに、挑戦による変化が大きければ大きいほど、不安は強くなるそうです。

人は、挑戦、行動することで現状維持という本能に打ち勝ったとき、成長することができます。
「痛みなくして成長なし」なのです。

だから、不安を感じることは決して悪いことではなく、自分が目標に向かって挑戦しようとしているという証拠であって素晴らしいことなのです。
しかし、不安に負けて現状維持に逃げてはいけません。
今までの私は性格的に現状維持を選択することが多かったです。
これからは「不安」を味方にして、成長していけるよう、現状維持から脱却してコンフォートゾーンの外に向かって挑戦していきたいと思います。

ちなみに、著者は、不安を感じたとき、「不安だ」というと周りの部下たちも不安にさせてしまうので、「しびれるね〜」と言うようにしているそうです。
そうやって言い換えるだけでもなんかポジティブな感じがしますね!
私もこれ真似てみようと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございます。


※この本に関する記事は他にも書いていますのでリンクしておきます。


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