公開!私の春のワードローブ
今回は、常時20着前後の服でオシャレを楽しんでいる私の春のワードローブ公開と共に、ミニマムにファッションを楽しむための工夫をお話ししたいと思います。
年齢も、性別も、価値観も全く違うミニマリストたちが集まって、同じテーマでリレー形式にコラムを書くことにしました。
きっと答えは千差万別。でも、その中には共通するミニマリストの本質があるはず。
シンプルに、ミニマルに。
ミニマリスト・リレーコラム「Min.」
今月のテーマは『#ミニマリストのファッション事情』。
まずは軽く自己紹介
こんにちは。今回からリレーコラムに参加することになりました、ミニマリストのエリサ( @erisaslife )です。
職業はバルーンアーティスト。風船の魔法使い株式会社の代表取締役をしています。
ミニマリストになったきっかけは短期留学。キャリーバッグひとつで1ヶ月間暮らしたことで、本当に必要なモノはわずかと気づきました。帰国してから夢中でモノを減らし、今に至ります。
そのときつづったブログ『魔法使いのシンプルライフ』からご縁をいただき、ミニマリストとして2冊の本を出版させていただきました。
女性ミニマリストのファッションに焦点を当てた本でも取り上げられたことがあります。
私の春のワードローブ
私が住んでいる札幌はまだ寒いので、今は冬のワードローブとミックスした状態で着回していますが、もう少し暖かくなったら下記にシフトしていく予定です。
2.リブカットソー(ホワイト)
3.タートルネック(ホワイト)
4.シャツロングワンピース(チャコールグレー)
5.ジャケット(ネイビー)
7.タートルネック(ブラック)
8.ワイドパンツ(ネイビー)
9.フレアアシンメトリースカート(グレイッシュピンク)
10.ラップアシンメトリースカート(ピンク×ブラック×ホワイト)
シャツワンピースは、1枚4役(シャツ・ワンピース・スプリングコート・カーディガン)にしようと思って新調しました。うまくいけば手持ち服からシャツ・ワンピースを減らせるし、毎春購入していたカーディガンが不要になりそうです。そしてコートとは違い、屋内でも着たままでいられるというメリットも。
このラインナップ、春にタートルネック?と思われるかもしれませんね。私は結構寒い場所にいることが多いので、首をガードするためにタートルネックを好んで着ています。腕を出しても大丈夫なくらい暖かくなってきたら、タートルネックからTシャツに入れ替えます。
着物のミニマリズム
私は洋服だけではなく和服も着ます。3年ほどかけて着装師範の資格を取ってから気軽に着られるようになりました。
和服を着るようになると、大きな桐たんすや着物専用部屋まで持つようになる人が多い中、私は絞り込んでカジュアル・礼服・浴衣の3枚だけ所持しています。
洋服のみにしたほうが数は減らせるような気もしますが、ちょっとした昼の会食から正式な夜のパーティーにまで堂々と着ていける洋服となると1枚では済みそうにありませんし、ドレスはかさばります。その点、着物は華やかさを保ちながら平らに畳めるのが素敵。
そして着物は衣類という枠を越え、文化交流を生み出し、たしなみやしぐさを育み、生き様までをも伝えてくれるという価値もあるのです。
※今回、着物はワードローブには含めませんでした。
ライトな私服の制服化
ミニマリストのファッショントークでは、私服の制服化がよく話題に上がります。スティーブ・ジョブズ氏のように、どんなときも黒のタートルネック+ブルーデニムという絶対的なコーディネートを持つ生き方って、最高にクール!
私もそういうスタイルに憧れつつ、ワンパターンだと暮らしに支障が出るので、ライトな制服化=定番服を持つという形で取り入れました。
トップスとボトムスはどれを組み合わせてもだいたい合うようにしつつ、その中でも特に気に入った組み合わせを定番服と認定。着るものに悩みたくない時はそれを着用すれば良いし、気が向いたら違う組み合わせもできます。
例えば、下記のジャケットとワイドパンツはセットアップのように着られるので、ちょっとしたスーツが必要なシーンでの定番服。ジャケットの中は3つ(シャツ・カットソー・タートルネック)のどれも合います。
この定番服を持つという方法は、私服の制服化に憧れつつ尻込みしていた方でも試しやすいのではないでしょうか。
理想のワードローブリストのススメ
私はワードローブを洗練させていく方法として『理想のワードローブリスト』を活用してきました。現在のワードローブを考慮せず、徹底的に理想を書き出すのがポイントです。
最初は理想と現実の差が大きくても、リストを見ながら徐々に服を入れ替えていくことで理想に近づいていきます。そして理想はどんどん変化するので、シーズンごとに作り直してみるのがベスト。
似合う服を見つける診断
20代までは何を着てもそれなりにキマるので、似合わないものに気づきませんでした。ですが年を重ねるごとに、身につけると違和感が出るものが増えてきたのです。
そこで頼ったのが、パーソナルカラー診断と骨格診断。プロの目で客観的に似合うものをアドバイスいただいた上で、実際に身につけては取捨選択していき、今は素材や形や色合いを見ただけで似合うものがだいぶ絞り込めるようになりました。(もちろん最終的には身につけて判断しますが)
これらの診断のおかげで、似合わないと思いこんでいた服の中に自分を引き立ててくれるモノを見つけたこともあります。
私は身長が低いので、小さいサイズや小花柄のような繊細な柄が似合うと思い込んでいたのですが、骨格診断では2サイズ大きめや大胆な柄が似合うという正反対の結果に。半信半疑で着てみたところ、こなれた雰囲気が醸し出されました。
『似合う』と『好き』の間で悩んだこともありましたが、自分と服の両方と向き合うことで、この2つが重なる服を見つけるのが年々うまくなっている気がします。
イマイチな日替わりより、お気に入りの定番。
私にとってファッションは、自己表現を叶え、戦う鎧にもなり、娯楽にもなる大好きなツールです。
オシャレとミニマリズムの相性は決して悪くありません。服の数とオシャレ度が比例しないどころか、むしろ反比例させていけるのがミニマリズムの醍醐味。
とことん絞り込んだ服でコーディネートを完成させ、定番にするのって、最高にオシャレです。
- 次のリレーコラムは、RIN( @byakuran_2205 )さんです。お楽しみに。
Min. Members
RIN( @byakuran_2205 )
Andy( @we_creat )
オカダ( @okada_o18 )
わん( @minimaldisciple )
よしかわ( @Yoshikawa_says )
Ryo( @minimam_simple )
エリサ( @erisaslife )- ご質問お気軽にどうぞ。
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