Eriko

こども子育て、市民活動、まちづくり、環境、UXデザインの分野で仕事をしています。 実感…

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こども子育て、市民活動、まちづくり、環境、UXデザインの分野で仕事をしています。 実感を伴った発想や行動のヒントを探す日々。 今しかできないこと、私にしかできないことを、ぽくぽくやっています。 いろいろな方面で得ているヒントをメモするためのnoteです。

最近の記事

どれでもいいからはじめてみよう、という時、ホントにどれでもいいの?

穏やかな春の朝 やらなきゃいけないし、やりたいと思っていることがあるなら、どれでもいいからはじめてみよう!…ってホントにどれでもいいの? 今週、全然違う場所で同じテーマのはなしが4回繰り返された。4回も! ひとつは、学術研究者と活動家の集まる会議のファシリテーションの現場で。それぞれの組織から代表が集まってくる協働事務局会議。各組織でやりたいことはあるし、集まったからにはなにかやりたい、成果を出さなきゃいけないと思っている。でもいま一つテーマが定まらない。取り上げたいテ

    • ラベリングの安心感、とその副作用

      桜舞い散る季節…! ラベリングってしたくなるよね ラベリング(英: labeling)とは英語で「ラベル(レーベル)を貼ること」を指す。 ・レッテル貼り - 特殊な事実をもとにしてある人物やある物事の評価を類型的かつ固定的に定めること。 (Wikipedia) 分類して、そのかたまりに名前を付ける、という行為自体は、日常的にやっているもの。荷物を仕分けして片付けたり、書類を区分して整理するもとになるもの。ワークショップの時に書いた付箋をまとまりに分けて名前を付けていくこ

      • 原点に戻る日

        3月25日 母校の卒業式に来賓として招いていただいた。正確に言えば私が呼ばれたのではなく、同窓会長が列席するという仕組みに、会長が行けないというのにかこつけて行きたい行きたい!と手を挙げただけなのだけど、なかなかな原点を感じる経験になった。 日本の西の端っこ、地方国立大学である長崎大学。この場所で、私は自分の考えで動くことをはじめた。たかが4年という時間で得たものは多分とてつもなく大きい。受験日、合格発表の日、入学式、卒業式…なぜか国立大学のそれらはだいたい毎年日にち縛

        • 当時者が、自ら企画する威力

          今日は珍しく日中。確定申告の入力作業中。 子どもたちと一緒に発送作業をする 今年度、報告書を1カ月早めに仕上げることができたことで、発送をこどもたちと一緒にやることができた。宛先を書いて、切手を貼る。極めてアナログな作業だけど、みんなで一緒にやるといろんな発見がある。宛先を書くことがほとんどない。切手を貼って、ポストに入れる経験もほとんどやる機会がない子どもたち。子どもたち=小学5年生から、中学3年生。そして、いまや「子ども」じゃなくなった19歳の大学生のふたりも、発送作

        どれでもいいからはじめてみよう、という時、ホントにどれでもいいの?

          機会を得て、生まれる物語

          「手紙~拝啓十五の君へ」を聞いていて思う 中2のお兄が、「手紙~拝啓十五の君へ」を学校で卒業式用に練習しているのだそうで、最近アレクサがよく歌っている。この曲は、アンジェラ・アキさんが、2008年のNHK全国学校音楽コンクール中学校の部の課題曲として書き下ろした曲。2008年生まれの子が、今年の中3生、ちょうど15歳の年なんだ、なぁ。 改めて聞くとほんとうに素敵な歌詞で。15歳という年齢ならではの葛藤を大人の自分でも思い出せる。楽しかった中2のクラスの友人たちとクラスが

          機会を得て、生まれる物語

          今年を終わらせる作業と、前に進む力

          団体決算、と確定申告 2023年度の団体決算を終わらせた。かつてない速さだ。毎年、報告書の作成が3月末のギリギリになり、印刷にかけ、助成金報告書と同時進行になり、報告書の郵送は4月に食い込む。報告書の印刷費と、郵送費用が終わりきらないため、最終決算も4月に食い込む。だいたい1カ月前倒しになった。 自分の確定申告作業と、団体決算と。どっちを先に終わらせるべきか迷うところだけど、2023年度は団体決算の方が先になった。といっても同時進行だ。自分の確定申告作業をすすめていくと

          今年を終わらせる作業と、前に進む力

          本気と、甘さと

          「本気」なんだけど スペシャリストとジェネラリスト。自分はどちらを目指すのか?という文脈で、大学時代によく聞いた言葉だ。特化してやることで、誰よりもうまくやれることは、どうもひとつもない人生を歩んできた気がする。小さい頃だって。勉強も運動も、兄には勝てない。きょうだいの誰より好きで練習するのも好きだったエレクトーンも、兄にも、同級生の友人にも技術的に勝てない。絵を書くことも、お習字も好きだったけど、妹の方がどうしたって上手。部活ではうまくなるどころか身体を壊して通院する羽

          本気と、甘さと

          書類に負けない

          聞くだけで気が遠くなる、書類の世界 NPO法人を立ち上げるにはどうしたらいいか?市役所に相談に行った。とにかくたくさんの書類の提出が必要ですが。大丈夫ですか?つくれますか?お名前や住所は、住民票記載のまま一言一句間違わないように記載する必要がありますよ。定款は途中で変えられないことはないですが、変更の手続きは大変です。設立趣意書には、思いの丈を書きすぎないよう簡潔に、A4で1ページくらいしてください…。とにかく大変な書類ワークの説明をされる。 はい、はい、そうでしょうね

          書類に負けない

          引き寄せあう出会い

          必要な人に出逢う不思議 普通に暮らしていて、頑張って探そうとしても見つけられない人に、なぜか急に出逢えることがある。それってなんなんだろうか。今日、突然、そういうことが起きた。相手も、私って、引き寄せることがよくあるのよ。とおっしゃっていた。私にとって、必要な場所を提供してくれ、必要な経験を提供してくれそうな人であるばかりではなく、相手にとっても、そんな都合のいい人いないかなぁと思うような存在が、急に現れたくらいの驚きだった様子だった。ほんの、道を挟んで向こう側に、ずっと

          引き寄せあう出会い

          先進尺度、と伝わる言葉

          伝わらない言葉 ふだんの仕事の多くは「事務局」といわれる雑務一般なのだけども、この「事務局」という言葉、一般的な言葉だけど、中身がわからない。なにかいろいろやってそうなことはわかるけど、なんなのかわからない。伝わらない言葉シリーズだ。 だいたい中身はこうだ。 ・問い合わせ対応 ・ミーティングのセッティング ・議事録作成 ・事業戦略を考える ・申請書の作成 ・報告書の作成 ・予算立て、予実管理、決算まとめ ・年次総会準備 イベント開催時には ・イベント企画(いつどこで何を

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          原点、と目的(パーパス)

          原点とはなにか 大学生時代の環境活動でやっていたギャザリングという合宿のテーマで、ある年「原点へ」というのがあった。毎年夏、1週間ほどの合宿が行われていた長野県北部の小さな村、聖地のようになっていた場所を、春に火事で失った夏に行われたギャザリングのテーマだ。そもそも聖地時代には行ったことがない中で、失われたその直後のギャザリングに参加。その場に込められた想いの大きさを、知らないながらに感じた。「原点へ」。たかが20歳前後の大学生の「原点」ってなんなんだろう?大人になった

          原点、と目的(パーパス)

          いつかやろうと思っていたことを、やりはじめるのに必要なこと

          いつかやろう、ということはたくさんある いつかやろう、と思うこと。 いつかまた読み直そう、と思う本。 いつかまた来よう、と思う場所。 そういうのってよくある。それって、いまはその意味がなんとなくしかわかっていなくて、もう少しわかりたいなと思うこと、であることが多い。その時ハッキリわかってない。でも心の、魂の、何かに触れている。そういうこと。もしくは、いまやりはじめるには自信がないこと。 必要なのは…いま、どうしてもやりはじめなきゃという衝動 私は割と、急に「これだ!」

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          自己紹介 熊本生まれ。長崎が第二の故郷。大学卒業後上京し、未だ九州に戻らず神奈川県川崎市に在住しています。小学生のお嬢と、中学生のお兄のふたりのかあさん業が本業です。 いつか何かの役に立つかも?これは誰かに伝えなきゃ!という衝動 小さい頃からいろんな考えを溜め込む性質があり、その時考えたことを忘れないようにいろんなところにメモをするものの、どこにメモしたかわからなくなるとっ散らかり型です。でも、「これはいつか何かの時に役に立つかも」「これは誰かに伝えなきゃ」という衝動に

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