大嫌いだった大好きな人

初めに申し上げますと、これは友人に向けたラブレターです。

先日、Momoyoさんの２日間セミナーが神戸でありました。
そこで、私は唐突に大発見をしました。
ずっとずっとニガテで、私とは合わないと思っていた友人が、本当は大好きだったことを。

マジで前触れもなく突然に、
＂あ、大好きだわ！＂
ってハッとなりました。
ぶっちゃけ、セミナー真っ只中、自分の役割を真摯に遂行していた（はず）の時に。

その友人と最初に出会った時、
＂なんで私に近づいて来るんだろう？＂
と思っていた。
私から見ると、彼女は美人でスレンダーで、人目をひく人。
それなのに、自分を全然美人と思っていない感じで、私と仲良くしてくれるのが意味不明だった。とくに、私が容姿コンプレックスありまくりだったのでね。
むしろ私に、
「えりなちゃんはスゴイよ！えりなちゃんは魅力的だよ！」
って言う。
でも、心の内では＂ほんとにそう思ってる？＂って思っていた。

すごくLINEのやりとりをしていたけれど、実際に会うと素っ気なくて、
＂あれ？私が思うほど仲良くないの？＂って思ったりもした。

とにかく、彼女と話すと、私はいつもな〜んかモヤモヤザワザワして、怒りやら哀しみやら感じてた。
いつも見えない刃物で攻撃されてる感じ。

だからいつも、自分の中の何のマインドセットやコアビリーフ（思い込み）が、彼女に反応しているのかな？って、自分と対話していた。

例えば、
自分の実力や能力とかは棚に上げて、自由に言いたいことを言う。

でしゃばって、頼まれていないことをやる。

「そこまで自己卑下して何のメリットがあるのか教えてほしい」
「コンビニ食とか食べてるからだよ」
とか、みんなの前で私が触れて欲しくない私の個人的情報を言う。

なんか偉そう。

等々。
（デスってるようですが、ラブレターです）
彼女にモヤモヤすることがあれば、自分に向き合った。答えが出る時も出ない時もあった。
それでも、ニガテなのは変わりなくて、ちょっと距離を置いてみようとしていた。

だけど。
急に分かってしまった。

あ〜、全部、私じゃん！！

自分の言いたいことをズケズケ言う、のも私。
考えなしに言いたいことを言って、陰口を叩かれることが何度あったか。

でしゃばり、も私。
「子どものくせに大人の話に首を突っ込むな」って、小さい頃はしょっちゅう怒られていた。

意地が悪いのも、私。
服が似合ってないとかセンス悪いとか思っても、他の人に同調して褒めたりしてた。それが相手を傷つけないと思ってた。

そういえば、「ムダに偉そう」とか、「態度がでかい」とか、よく言われてたわ〜。

彼女の気になるポイントは全部、私の投影だった。
彼女はまさに私の姿だった。
むしろ、隠された私の本質的なキャラを彼女が見せてくれていた。

それが分かってしまうと、何にそんなにモヤモヤしていたのか、思い出せなくなった。
ここに書くために、以前書き溜めたノートを引っ張りだしてくるくらい。

でしゃばり、最高。
そもそも、自他共に実力があると認められないと発言しちゃいけない、とか誰のルール？
なんでそんなこと信じていたのか。
第一、彼女をでしゃばりだと思っていたのは、私だけ？！他の人から見たら何でもない行動だったかも。

いじわる、最高。
ミステリー小説だって、最後の最後まで犯人を教えないっていう[意地悪]をするじゃん。
大体、彼女の場合は、ただ良かれと思って言ってただけだから。
私が勝手に攻撃されたと思っていただけ。

本当はめっちゃでしゃばりなのに、私がでしゃばらないように我慢してたから、彼女のでしゃばり行動が鼻についていただけだったのね。

偽物の私を演じてた私が、本来の自分のキャラを見せられて、勝手にイライラしてストレスを溜めてた。

こうなると、彼女が愛しくて仕方ない。
好きだから気になって仕方なくて、ついつい彼女の行動を見ていたんだなぁ。

そして、彼女が本心で、私を褒めてくれてることも、大好きだと言ってくれてることも、改めて分かった。

ほんとに彼女に感謝。
マジで最高。
大好きですわ〜
（ちなみに、本人にもちゃんと告白しました笑）

そんなわけで、
これからはもっと、
めっちゃ偉そうで、でしゃばりで意地悪な私をどんどん出していこうと思います。

こんな発見について、Momoyoさんの新刊に書いてありました。

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