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変わったヨガのインストラクター

ヨガを始めたきっかけは、試してみようと思って行ったその日のクラスの終了後、私の足の痛みがなくなったからでした。

この最初のヨガのインストラクターは、イタリア人とどこかの国(忘れた!)の混血で理学療法士でした。


この人はヨガの先生にしては、とても扱いが荒い!

私が行った初日の最後には、うつぶせにされ、

「やっぱり、お前は(手荒かったので、日本語でこう呼ばれたように聞こえた😅)僧帽筋がかなり凝ってるな。」と足で力強く私の肩甲骨周辺の背中を押したので、私はたくさんの人が使ってた汚いヨガマットに口がつきそうでした。

が、反対に、指圧されてるようで気持ちよかったんですよ。(変なの!)

普通なら、そんなことをする(日本だったらそんなこと絶対しない)ヨガの先生のところに通わないだろうなと思いますが、足が楽になったし、私が転職した会社では、かなりストレスが溜まってたので、気分転換にもなると思って通い始めたのです。

それに、彼は理学療法士なので、身体のケガや不調の際の筋肉や骨について話すことができたというのもあります。


例えば、この「鳩のポ-ズ」(モデルさんは私ではないです!)

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私はヨガを始めて2,3か月の頃、身体の硬かった私には一生懸命努力しても難しかったポ-ズ。

他にも私より遅くに入会してきた初心者が何人もいたのに、クラスでは中級者レベルのポーズをさせられたりすることも多かったです。

とにかく、彼にとっては初心者だろうが、出来ないだろうがそんなのお構いなし。

たまに、私たちに難しいポーズをさせて、わざと時間を長くさせてるのではないかと思われることがあり、一人の生徒さんが「まだぁ??」って聞くなど、このインストラクタ-は普通のヨガのインストラクタ-とはかなり違うのだろうなと思いました。


また、場所も昔の体育館だったような所で、いつもヨガが終わると、その後のクラスは柔術で、「オッス!!」と言ってる(言ってないか!)ような人たちとすれ違っていました。

柔術や空手などのクラスをやるにはちょうど良く、ヨガをするにはきれいと言える場所ではありませんでした。


私が入会した時には、生徒さんは数人の若い男性や中年男性と女性達だったのですが、そのうち、筋肉隆々の男性、サッカ-選手とも思える男性達が何人も入会してきました。

きっと口コミで、このインスタントラクターに訓練されたら、身体が柔らかくなっていいと思ったからなのでしょう。

筋肉があると、身体が相当柔らかくても、筋肉が邪魔になってしまって出来ないポ-ズがあります。

手荒い先生が体勢を直してあげると、直された男性の悲鳴が聞こえ、みんなのバランスがいっぺんに崩れたりするなど、私にとってとても楽しく、身体も良くなる一石ニ鳥のクラス。

私のストレスもかなり解消された貴重な時間でした。

しかし、そのインストラクタ-は、私が習い始めて1年経つか経たないかくらいで、急に、「スロバキアに行くから、新しい人に来て教えてもらえるようにする。僕の知っている人で、同じタイプのヨガをしてもらえるよ。」と言って、去って行ったのです。(実際、次の先生は普通のヨガの先生のタイプ!)

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スロバキアに行く理由は、「英語が話したかった。」から。

はぁ???と思いました。

なぜ、スロバキア?

なぜ、イギリスとかではないの???

はっきり言って、わかりません。😂

スロバキアに彼女がいるというわけでもなかったようで、ただ、行って、英語が話したかっただけのようです。

本当に変わったインストラクタ-でしたが、彼のようなヨガのインストラクタ-とは二度と巡り合えないでしょうね。

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(私と同じくらい柔らかいけど、私ではありませんので・・・)

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