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【イヤイヤ期・反抗期】どう向き合う?自立を助ける親の関わり方5選!

人生に反抗期は2度訪れるといいます。
1回目はいわゆる「イヤイヤ期」、
2回目は「思春期」。

親になった誰もが通ってきた道なのに、
いざ我が子に反抗期が来ると、
どうしよう?と悩ましくなります。

そこで今回の記事では、

  • 反抗期ってそもそも何なの?

  • 反抗期は必要なの?

  • 子どもとどう関わったらいい?

  • 子どもと良い関係でいるにはどうしたら…

こんな疑問をすっきりと解消します!

この記事を読むと、

イヤイヤ期や反抗期が訪れても
穏やかに受け入れられ、貴重な成長期を
ハッピーに過ごすことで、子どもの自立を
手助けすることができます

ぜひ、参考にしてみてください。


何もできない自分→なりたい自分へ

そもそも「反抗期」って何なの??

子供の発達の過程で、否定や拒否の態度や行動が多く出現する時期。

引用元:コトバンク

まさに「イヤ、イヤッ!」となる時期です。
この反抗期は人生で2度訪れるといいます。


第1反抗期

  • 幼児期:2〜4歳ころ

  • いわゆるイヤイヤ期

  • 自我が芽生える時期

  • 反抗の対象:親や年上の人

この時期は、何もできなかった自分から
言葉や運動機能が発達してきて、
「何でも自分でやってみたい!!」

という気持ちが強くなって現れます。

何でも自分でやることで、
自分の思い通りになるものと
そうでないものを知ります。

その過程を経験することで、
相手の立場に立ったり、他人の意図を
考えたりするようになっていくんです。

つまり、イヤイヤ期を経験することで、
「自制力」が育ちます。
自制力は、自分の今やりたいことを
押さえられる力のこと。

この力は、誘惑や目先の利益に負けることなく、
自分の目標や夢を叶えるのに必要な力です。

親にとっては煩わしい時期かもしれませんが、
ここを乗り越えると、将来自分の力で
やりたいことを達成できる力がつきます。


第2反抗期

  • 思春期:12〜15歳ころ

  • 自我が確立する時期

  • 反抗の対象:
    自分を取り巻く伝統的な慣習や権威など

  • 意識的に反抗する

この時期の反抗は、
自分を思い通りに従わせようとする
威圧的な人へ反抗が特徴的

一方で、自分を理解してくれる人へは
信頼を寄せ、従順的でもあります。

自分とはいったい何者なのか?に悩み、
自分らしさを求め、もがいています。

そして、自分はこういう人だ!と自己同一性が
確保されるに至ると、反抗は減っていきます。

だから、こうも理解できます。

子どもに反抗されたということは、
あなたは子どもを理解していないし、
信頼されていない
ということ。

もし子どもに反抗されたら、
「私はあなたのこと分かってなかったのね。」
と理解しましょう。

ショックですが、理解していく努力をすれば、
必ず子どもに伝わると思います。


反抗期がない子の3つの理由

とは言っても、反抗期の特徴には
個人差があるし、表面的には
反抗期だと分からない子もいます。

◆反抗期がない場合

  1. 反抗する必要がない
    親が子どもを完全に理解し価値観が同じ

  2. 意味がないと諦めている
    親が多忙で反抗する機会がない

  3. 感情を抑え込んでいる
    親が子どもに高圧的で主張できない

1の場合は親子が良好な関係なので
全く問題はありません。

2、3番の場合は危険です!

「反抗したいのにできない」という状況のため、
溜め込んだまま成長するといつか爆発し、
引きこもりや非行に走る可能性
があります。

反抗期は人格を作り、子どもが自立するのに
重要な役割
を果たします。

子どもから大人へ成長する過程で、
避けて通ることはできないのが
「反抗期」なのです。


子の自立を助ける!親の関わり方5選!

では、子どもの自制力を育て、
自立へと手助けするために、
親ができることは何でしょうか?

1.心地よい監視で伝わる愛

何を言っても拒否られたら、
もう話しかけるのも嫌になりますよね。

しかし、子どもは常に親の愛を求めています。

社会に反することや危険な行動を取ったら、
厳しく叱る
必要はあります。

また、どんなに無視されても、
あいさつなどの心地よい声かけをすることも
意識していくことが大切です。

こうすることで、
「いつもあなたを見ているよ。」と
メッセージを伝えることができるからです。


2.子どもをよく見て合わせよ

親のタイミングで話しかけるのは禁物!
子どもの機嫌が悪い時に話しかけても
無視されたり拒否されるのは当然です。

  • 機嫌が良さそうな時に
    ポジティブな言葉をかける

  • イライラしてる時は見守る

  • 心のなかで応援するに留める

子どもが何かに集中している時や
邪魔してほしくない時を見極め、
程よい距離感を保ちましょう。

声をかける時は、子どもがやり遂げた時や
楽しそうな時、嬉しいことがあった時に
喜ぶ言葉をかけるのがポイント
です。


3.求められたらチャンス!

子どもに求められていない時に
声をかけたら、そりゃウザがられますよ。

そんな時は、
「困ったらいつでも助けるからね!」
と声をかけておきましょう。

そして、助けを求めに来た時は
しっかりと向き合い、最後まで全力で
手助けすれば信頼を取り戻すことができます。


4.子どもはあなたの親友

子どもの話を最後まで聞かずに、
アドバイスしたり、口出ししたりしてませんか?

せっかく子どもから話をしてきても
「どうせ最後まで聞いてくれない」
「言っても分かってくれない」
と思わせてしまいます。

❌命令する
❌意見する
❌否定する

話を最後まで聞いて
「そうね、〜〜〜〜」と話せば、
肯定している
のでおすすめ。

どんな内容の話であれ、一旦受け止めましょう。
そして、いいところに目を向けて、
一言褒めること
をクセづけてください。

「子ども」ではなく「親友」だと思って話す!!

子どもを1人の人間として尊敬し
大人扱いをするとうまくいきます。


5.心の余裕をもって備えよ

そうは言っても、親に余裕がないと
子どもの話をゆっくり聞けなかったり
口調が悪くなってしてしまいがちです。

親に心の余裕がないことは、
親子関係を悪化させる原因
になります。

余裕を作っておけば、いつでも話を聞き、
助けてと言ってきた時、すぐに対応できます。

穏やかな心で子どもに接するため、
普段から自分の体調に気を使い、
ストレスを解消するようにしましょう。


対等に接すればうまくいく

以上、反抗期っていつなのか?その必要性や
親の関わり方5選を紹介しましたが、
いかがでしたか?

子どもと親は対等な関係である

この考えを軸に、反抗期の子どもに接すれば
喧嘩や摩擦を避けることができます。

1.放置せず心地よい声かけをする
 
毎日あいさつ、叱るべき時は叱る

2.子どもをよく観察し合わせる
 
機嫌がいい時にポジティブな言葉を

3.助けを求められたら全力サポート
 しっかり向き合い最後までサポート

4.子どもを親友と思って接する
 
❌否定、命令、最後まで聞かない

5.親がストレスを溜めず心に余裕を持つ
 
子どもをまるごと受け止められる余裕を

子どもですが、子ども扱いをせずに、
「親友をちょっと離れたところから応援する」
という姿勢でいるといいです。

精神的にも辛いのは親も子も同じ。
反抗期は「自我が順調に成長している証」です。

ぜひ、子どもの成長を肯定的に受け入れて、
全力で見守っていきましょう!


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最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!

少しでもあなたのお役に立てたら嬉しいです!

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