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すべての瞬間。出会いの瞬間。感謝の瞬間。それら全てを紡ぎ合わせた瞬間。

2019年6月。去年の今頃。ちょうどカナダ・モントリオールに降り立って半年経った頃。知り合いも仕事のツテも何もないまま、とにかくいつも人に会いに行って、自分紹介をして、レジュメ(履歴書)を送りまくり、プロジェクトと仕事探しをし続けていた頃。そして、ようやく種まきを終えて芽吹き始めた頃。

一本の電話

この日は気分転換に友達と出かける日だった。朝の身支度をしてバス停でバスを待つ。すると”ブルブル”、携帯が鳴ってる。画面には、サーカスカンパニーの名前が、、、!実はびっくりして1回目には出ず。後でかけ直したら、インターン採用の電話だった!

すべてが伏線?

モントリオールに着いてから出会った人は数知れない。フェスティバル、劇場、カフェ、バー、ギャラリーなどなど、様々な場所で知り合った人達。色んな文化、人生、お仕事、すべてが違って、すべてが素敵な人達だった。それこそ”普通”は出会うことない人たちばかり。

私よりも長い時間を生きて、すでに豊かな経験を人達ばかりだったけれど、彼らは私のありのままを見つめて向き合ってくれた人達。彼らがいたからあの長い修行も楽しめたし、色んな冒険を経験できた。

そのひとつひとつの瞬間があの電話に繋がったんだと今でも感じる。

この電話をきっかけに、サーカスの街・モントリオールでサーカスマーケット(サーカス作品の発表やネットワーク構築の場)のインターンをすることができた。モントリオールに到着してすぐに参加した舞台芸術見本市(舞台芸術のマーケット)で知り合った人とこのマーケットで再会したり、同時にまたまた新しい出会いもやってきて。

”ありがとう”の一言では伝えきれない”ありがとう”

このインターンを終えた後、自分の自信にさらに磨きがかかり、帰国ギリギリまで働くことになったアラブ文化圏の舞台芸術祭のインターンを始め、小島まるまる使うような音楽フェスでボランティアをしたり。

2018年11月~2019年11月。この1年間だけで10個近くの芸術フェスティバル/マーケットに関わることができた。たった”1年”。でも3年くらい過ごした気分だったのはまさにこのことで。

去年の今頃を思い出しながら、やっと月日に沿って描ける時期。

私がこれまで関わってきたフェスティバル/マーケットについてお話していこうと思います。そして、それぞれのフェスティバル/マーケットのチームに感謝を込めて。きも~ち、時期が前後してしまうものもありますが、ERIの経験とモントリオールの芸術も一緒に伝わったら嬉しいです。

*よかったらこの投稿も合わせて読んでみてください。ちょっとした参考までに。




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