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Artistic Lifeを生きる。舞台芸術の国際コーディネーター。幼少より舞台芸術を…

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Artistic Lifeを生きる。舞台芸術の国際コーディネーター。幼少より舞台芸術を通して世界の文化や歴史を学ぶ。フランスへ交換留学、舞台芸術の仕事のため単身カナダへ移住。現在ベルギーの大学院で文化マネジメントを学びながら、コーディネーターとしてアート・プロジェクトを発展中。

最近の記事

海外アーティストを日本へ連れて来るということ。

先日、愛知県芸術劇場で上演された、イスラエル・ガルバンの「春の祭典」を観に行った。 来日が決定したとき、 イスラエルのフラメンコを聴ける!観られる!という気持ちと、「あ。観に行かねば。」という衝動があった。 これまで様々な国際舞台芸術祭や海外アーティストが出演する作品にも関わらせてもらったり、自分のプロジェクトを育てていく上で、海外アーティストを日本へ呼ぶ場合、「どうすればよいだろう」「何が必要だろう」と考える機会が増えてきた。 もしかしたらプロジェクト内容によるかもし

    • 変わりゆく時間の流れ。空間と時間の関係性。

      同じ地球上にいても、その土地によって朝と夜が来るタイミングが違う。"朝"、"夜"と名前をつけてしまってるから違いが生まれるのだけど、夜を"朝"と呼んでも良い気がする。 時差を含めて、 時間の流れというのはとても面白い。 空間と時間の関係性が好き。 空間の中に存在するモノ物たち。 人、音、物体、物質、色、その他もろもろ。 これらが作り出す空間に時間が流れるとき、 速くなったり遅くなったりする。 時間の流れは1分間に60秒。 音楽でいうとメトロノームを60に設定したときの

      • 初”仕事” - 国際舞台芸術見本市 - 名刺のないERI紹介とディスカッションの7日間。

        知り合いがいない異国の地、十分な仕事の経験もない。そんな私がカナダ・モントリオールに降り立って1週間後に挑んだ初”仕事”。 国際舞台芸術見本市 国際舞台芸術におけるプラットホーム。世界中から集まる芸術文化従事者(アーティスト、ディレクター、プロデューサー、プレゼンターなど)が舞台芸術に関する情報交換やネットワーク作りをする場です。この見本市は、CINARS(Conférence Internationale des Arts de la Scène)という組織が2年に一度

        • すべての瞬間。出会いの瞬間。感謝の瞬間。それら全てを紡ぎ合わせた瞬間。

          2019年6月。去年の今頃。ちょうどカナダ・モントリオールに降り立って半年経った頃。知り合いも仕事のツテも何もないまま、とにかくいつも人に会いに行って、自分紹介をして、レジュメ(履歴書)を送りまくり、プロジェクトと仕事探しをし続けていた頃。そして、ようやく種まきを終えて芽吹き始めた頃。 一本の電話。 この日は気分転換に友達と出かける日だった。朝の身支度をしてバス停でバスを待つ。すると”ブルブル”、携帯が鳴ってる。画面には、サーカスカンパニーの名前が、、、!実はびっくりして

        海外アーティストを日本へ連れて来るということ。

        • 変わりゆく時間の流れ。空間と時間の関係性。

        • 初”仕事” - 国際舞台芸術見本市 - 名刺のないERI紹介とディスカッションの7日間。

        • すべての瞬間。出会いの瞬間。感謝の瞬間。それら全てを紡ぎ合わせた瞬間。

          感謝の"ありがとう"。シンプルなモノほど表しにくい。 #伝えたいこと #note #ありがとう #感謝の言葉 #つぶやき

          感謝の"ありがとう"。シンプルなモノほど表しにくい。 #伝えたいこと #note #ありがとう #感謝の言葉 #つぶやき

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          "Amazing Grace" by John Newton

          世界中で知られる曲のひとつ"Amazing Grace" この綺麗な曲の背景には作詞者John Newtonが経験した奴隷貿易時代のお話も関わっているそうな。どんな作品も美しさだけではなく、色んなお話が背景にある。いつも幸せな物語だと嬉しいのだけれど、特に歌は、どんな状況であっても音ひとつでその人の分身になってくれる、そんな存在な気がする。

          "Amazing Grace" by John Newton

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          生活の中の”役”者。色々な”役”。選べる”役”。

          みんなそれぞれの”役”を持って生きている。 何かをし始めるとき、人から相談を受けたとき、とりあえず何かしらに遭遇したとき、”私にできることはなんだろな”っていつも思う。 十人十色という言葉があるように、みんなそれぞれ違う個性を持っている。できることやアイディアも人それぞれ持っている。 一方で、誰かと比べて、できないことや考えつかないことも同時に持っている。 極論。比べることは良いこと。それは、自分との違いを見る・知るための行動であって、嬉しくなったり悲しくなったりする

          生活の中の”役”者。色々な”役”。選べる”役”。

          走りに行きたい時に限って雨が降り、のんびりしたい時に限ってお天気日和。誰のいたずらだろう。 #つぶやき #きまぐれ #幸せ

          走りに行きたい時に限って雨が降り、のんびりしたい時に限ってお天気日和。誰のいたずらだろう。 #つぶやき #きまぐれ #幸せ

          文化、国境を越えて繋がる。繋げる。これが私のしてること。

          舞台芸術の国際コーディネーター。 たぶんディレクターとか、インストラクターとか、役者のような固有名詞だともう少しイメージしやすいのかもしれないけれど、今の私はこう呼んでいます。 それは私のちょっとしたこだわり。 一言で役職を言った方がすぐに話が通じるからわかりやすいけれど、それはそれで面白味がなくなるし、興味を持ってほしい。あとは肩書きに捕らわれたくないので、今はこう呼んでいます。 これまでしてきたことを簡単にまとめると、、 日本 アーティストインレジデンス(様々

          文化、国境を越えて繋がる。繋げる。これが私のしてること。

          誰もが持つ表現方法。”芸術”が持つ力とはなんだろう?

          ”芸術を通して日本と世界を繋げること”。ずっと抱いてきた夢です。 今のコロナの影響から、芸術世界の私達はどう生き残れるのかを議論しています。今回を機に、国と地方がそれぞれ芸術のためにどのように動いているのか改めて知れたけれど、日本の財産のひとつである芸術が、他人扱いされているような印象を受けました。でも同時に、今は”芸術”について伝えられる良い機会でもあると感じました。 私がなぜ”芸術”にこだわるのか、できる限り伝えてみようと思います。 ”芸術”は、何かを感じたときや考

          誰もが持つ表現方法。”芸術”が持つ力とはなんだろう?

          よく聞かれる。"日本人とは?"

          何か起こらないと人は何も気づかないのはまさにそうで、 今回のコロナの影響によって 日本の政治のあり方や日本人の特徴が見えてきたことは良いことだと思う。 一例として、 日本人は丁寧で気配りができる。 一方で、他人と距離を取りがちで責任にとらわれている。 相手のことを考えるという点は、グローバル化に向けていくらでも活かせる利点の一つだと思う。 でも、"責任"を基準にして、物事の判断や人とのコミュニケーションを成立させようとするなら、社会としても人間性にしても何も発展され

          よく聞かれる。"日本人とは?"

          言葉のテンプレート。"ねぇねぇ、あなたはアーティストなの?"

          "うーん。。 うん、アーティストです。" 私の"仕事"の話をしたとき たまに聞かれる質問。 *ちょっとした注意書き* 以下は言葉の意味を考えずに そのまま読んでみてください。 アート=芸術(的)と捉えてください。 私の "仕事"と呼ばれるものは 舞台芸術の国際コーディネーターです。 "仕事"は私の生活の中の一部です。 物心ついたときから すでに芸術の世界の中にいた私。 身体、身一つで表現することが好き。 何かを作り出すことが好き。 ここでちょっとした質問。 という

          言葉のテンプレート。"ねぇねぇ、あなたはアーティストなの?"

          ”アーティスト”=”アートを生業としている人”? "アートな人"="アートな生活をしている人"? "アーティスト"=”アートな人”...?

          ”アーティスト”=”アートを生業としている人”? "アートな人"="アートな生活をしている人"? "アーティスト"=”アートな人”...?

          紹介します。これが"ERI"です。

          まずはじめに、 私は人と話すことや言葉、表現することは好きだけれど、文章表現は苦手です。なぜなら身体表現でできることが文章表現下では制限されるからです。でも文章表現でしかできないことも知っているからnoteを始めました。 5歳の時に音楽/ピアノと出会い、 ”あぁ、あたしはこれからこの世界にずっといるんだな” 幼きながらに感じました。そう、それが芸術。 この出会いと同時に、芸術についてもっと知るために世界の文化や歴史、言語について学び始めました。世界へ行って音楽を感じ

          紹介します。これが"ERI"です。