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じぃじの『光る君へ』感想文の書き方

このところ、薔薇の件で視野がムッチャ狭くなってるじぃじです。
でも「これだけは今週中に書いておかなくちゃ!」と…

大河ドラマ『光る君へ』第24回の放映が終わって、ちょうど折り返し地点に来ました。今作はいろいろ掟破りのチャレンジャブルな作品で、当初はいろいろ言われてましたけども、人気は少しずつ尻上がり状態のようで、年末のエンディングが楽しみです。なので、このタイミングでちょっと書き残しておきたかったのです。


駄々ハマりしたキッカケは…

実はじぃじ、年始の頃は今作にあまり関心がなかったのです。が、あるキッカケからガッツリハマってしまいました。それはやっぱりコレですね?

第5回五節の舞姫

ドラマのシーンとシーンを繋ぐカットなんですけど、この回ではこのカットが符牒のように何度か出てきて、たぶん3回目か4回目にパシャッとしました。単なる思いつきで、部屋の明かりを消してなかったので、じぃじ自身が写り込んでます😛

でもドラマが終わった後、見直したらちょっとビックリ。独立した静止画と考えても何か物語を付けらそうな1枚だったからです。「今作の制作陣はこんなちょっとしたカットも手を抜かないんだぁ…」と感動して「試しにシーンとシーンの繋ぎ目をチェックしよ」と始めたのが感想文だったのです。

じぃじの直感が的中してたのは、感想文のマガジンを開いて貰えばわかるでしょう。今作では非常に印象的なカットがたくさん散りばめられてます。

感想文をどうやって書いてるのか?

かくして、ドラマのメインストーリーではなくシーンの合間のカットだけを集める感想文を書き始めたわけですが…放送中のドラマから印象的なカットを集めるのは案外骨が折れます。実はこれが可能なのはNHKの大河ドラマだから。だって日曜日には1日に3回通しで放送されますから…

  • (昼)BS4K:取り敢えずストーリーを追う

  • (夕)BS:各シーンの繋ぎ目のカットをチェック

  • (夜)1CH:狙ったカットを取り敢えずスマホで撮影しまくる

  • (放送後):撮れたカットを眺めてヘッダーの写真を選び、残りのカットを並べ直してお話をつける。

…とまぁ、かなり手間をかかることを毎週日曜日にやっています。が、ここまで続いているのは、今作の制作陣の映像への熱意というかこだわりというか…毎回、驚きと発見があって興味が尽きないです。ちなみに「カットを並べ直してお話をつける」は次の記事に書いてるのでよろしくお願いします。

今までで最も印象的だったカットやシーンは?

やっぱり清少納言が枕草子を書き始めたくだりですかね。

ここはシーンだったのですが、映像があまりに美しかったのでスマホで撮りまくりました、これといった狙いはないままにね。放送が終わって、撮り終えた写真を眺めてたら「あ、これは昔の少女漫画の文通のシーンのコマ割りだぁ」って気がつきました。そこで、それを踏まえて並べ直したのが上記の感想文です。よく映画の制作なんかで、まずコンテ絵を書いて、そのシーンのイメージをスタッフで共有してから撮影を始めたりしますが、ここでやってるのはその逆。完成した映像からコンテ絵に相当する抜き出してお話を再構成するってことです。これ漫画を書いてる人とかには勉強になるなぁって思ってます。

ともかく、今作の制作陣の尋常でないこだわりあってのことなんですが…

敢えて平安時代を選んだ別の理由

この映像への尋常でないこだわりをじっくり考えてみると、今作で制作陣が敢えて平安時代を選んだのには特別な理由があるんじゃないか?と想像したりします。今作のチーフプロデューサーの中島由貴は、大河ドラマ51作目の『平清盛」のディレクターにも名を連ねてたんですねぇ。

この作品は放送時「大河にしては低視聴率」と散々叩かれたことを思い出しますが、じぃじにはイチオシの大河ドラマです。神戸は平清盛ゆかりの土地だったからバックアップしてた兵庫県の知事が初回を観て「汚い」と難癖を付けたのがケチの始まりだったのですが…お陰でイケメンが大量に登場するドラマなのにご婦人方を遠ざけてしまった感があります。ちなみに次のブログで写真が大量に紹介されてます。

初回は何といっても、主人公の父、平忠盛役の中井貴一が圧倒的にカッコいいのです。彼は初回から8回までしか登場しなかったんですがね。「このまま行ったら、主役を完全に喰っちゃうんじゃないの?」ってぐらいのオーラでした。でも、そこからのマツケンの爆発ぶりには驚かされました。よかったら騙されたと思って観てみてください、凄いから。映像もね。でも、最初に付いた悪評が災いしてか、低視聴率大河のイメージに振り回された感があります。その結果、後半は製作費も絞られた感じで酷く可哀想なエンディングとなりました。

今作は、そのリベンジと言っては言い過ぎかも知れませんが、その時の反省を踏まえて非常によく作り込まれている作品だとじぃじは感じてます。折り返しまできて、視聴者の反応も上々みたいですしね。なので今作ではあっと驚くような素晴らしいエンディングを見せてもらえるじゃないかと…

じぃじは密かに期待しているのです。

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