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那珂市で発見!働く魅力 〜えぽっく後半〜

取材型インターンシップ「ひきだし」では、茨城県那珂市内の中小企業5社に加え、那珂市長に学生が取材をさせて頂き、記事を作成しました!
この記事はひきだしを運営するえぽっくを取材した番外編になっております!是非お楽しみください!

えぽっくの前半はこちらです!

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こんにちは!2021年度ひきだし編集長のせなが、えぽっくの3人を取材させて頂きました!

学生が地域企業への取材・記事作成を通して「働く軸」を見直すこのインターン。その生みの親であるえぽっくのみなさんを紹介します!

会社情報

「地域の中小企業と若者を繋げたい」という思いのもと、若松佑樹さんが設立された会社です。主な事業内容は、地域おこし協力隊・中小企業への副業・採用支援などをされています。その一つとして、大学生に地域の中小企業を通して「働く」に触れ、考えて欲しいという願いを込めた、取材型インターンシップひきだしが始まりました。ひきだしについて詳しく知りたい方はこちらから!
今回の取材やインターンを通して、「相手を否定しない」「チャレンジしたい人をサポートしながら伴走する」という、えぽっくで働く皆さんの考え方を感じることが出来ました!

日夏早紀さん:コーディネーター

大阪の中小企業で9年間働いた後、7月にえぽっくに転職・茨城に移住をされた日夏さん。学生が気になる、転職のお話を中心にお聞きしました!

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茨城に繋がりがあって移住されたんですか?
そして、移住・転職に不安などはありませんでしたか?

ーいや、特に繋がりは無かったですね。自分がやりたいことをやっている会社が茨城にしかなかったから、移住してきました!知り合いもいないですし、前職とは畑違いなので、もちろん不安もありますが、それよりも「これからどんな方と出会えて、どんな仕事ができるんだろう」というワクワクの方が大きいですね。

やりたい仕事があったから移住した…!なんだかかっこいいです!

では、転職を決めた時のエピソードをお聞きしたいです!
ーそうですね。数年前から自分の中で「私、このままこの会社でずっと働くのかな?」と感じていました。体調を崩したこともあり、自分と向き合う時間ができて、自己分析を進めていく中で「やりたいことをするなら今かな」って思ったんですよね。
 そして、「自分のやりたいことってなんだろう?」って考えた時に、「何かに本気で頑張る人を近くでサポートしたいな」と思ったんです。この軸をもって、色々と検索をしていたら「地域おこし協力隊」を発見しました。その中でも茨城県那珂市の募集内容に惹かれて応募しました。残念ながら、協力隊には落ちてしまったんですけど、その募集や採用を行なっていたのがえぽっくでした。そこから、えぽっくのことを調べてみると、事業内容や会社としての考え方が自分の軸に合っていると感じたので、応募させてもらって、今に至ります。

正直、自分を不採用にした企業に入ってやるもんか!とは思いませんでしたか?(笑)。
ー確かに(笑)。落ちてはしまったんですけど、その後の若松さんからのフォローメールがすごく丁寧だったんですよ。前向きになれると言いますか。本心から伝えてくれている、と文面を通して感じました。「あ、この方は私の中身を見てくれているな」と。だから、恨みとかそういう負の感情は全くなかったです。寧ろ、素敵なご縁に恵まれたなと感じています。

確かに、私が編集長インターンに合格した時のメールも、短時間の面接でここまで私のことを見てくれたの!?と感動しました…!

では、日夏さんの就活生時代はどんな軸を持っていましたか?
ーいや〜。私、軸を持っていなかった気がします(笑)。今思い返せば、周りが就活を始めたから始めたし、自己分析もちゃんとしていなかったなと思います。大学の専攻がマスコミだったので、制作会社を受けてみたり、人を喜ばせる仕事がしたくてブライダルを受けたり。そこに、安定性を求めて、給与とか福利厚生とかを見ていたように思います。転職の時に初めて、今までの経験をふりかえって「どういう時に心が動いたのか?夢中になれたのか?」など、自分と向き合って、やりたいことが分かった感じですね。
なので、ひきだしに参加している皆さんを見ていると、この時期から「働くこと」に疑問を抱いて、自分と向き合っている姿に尊敬の念すら抱きました。本当にすごいと思います。

自己分析の結果、「チャレンジする方のサポートをすること」が日夏さんの軸だったんですね!

では最後に、えぽっくの好きな所を教えてください!
ー「誰かのために頑張れる」が実現できる会社である所ですかね。あとは忖度なしに、代表の若松さんの人柄がすごく素敵な所です。えぽっくの行動指針にもあるのですが「問題解決は対話をもって解決する」「仲間を尊重し、感謝をもって接する」など、1人の人間として向き合ってくれて、大事にしてくださっているのが言動から伝わるんです。
 また、「1つのチームとして一緒に地域をよくしていきたいんだよ」ってことを常に仰ってくれます。入社前に若松さんと青木さんからお手紙を頂いたのですが、「チームえぽっく」として歓迎してくれているのが伝わってきて、とても嬉しかったです。「転職してよかったな」と感じた瞬間でもありました。
転職をしてよかった!と言い切れる日夏さんが輝いて見えます!

素敵なお話をありがとうございました!

青木怜奈さん:コーディネーター

初代ひきだし編集長、その後えぽっくに、長期インターン生として入社。インターン中のエピソードや今後のことを、大学生として同じ目線で聞いてきました!

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早速ですが、青木さんの人との関わり方が素敵だなと思うんですけど、秘訣とかありますか?
ーありがとうございます!一番は「否定せず肯定すること」だと思いますね。私はどんな人が来ても「おお!いいっすね」って言える自信があります。それは、どんな人でも面白いもの・魅力を持ってるって信じてるからなんですよね。

どんな人でも魅力を持ってる…その考え素敵すぎます!その考え方、私も吸収させていただきます!

では、青木さんが編集長インターンで印象に残っていることを教えてください!
ー編集長に応募する時、エントリーシート提出したんですけど、その中に「学生時代に頑張ったこと」を書く欄があって。でも応募前の自分は、書けるようなエピソードがなかったんですよね。だから空白で提出しました。そしたら若松さんが、「もしえぽっくでインターンすると決めたならば、僕もその空白を埋められるように頑張る」と言ってくださって。「私もえぽっくに貢献しよう」と思うきっかけになったので、その言葉は今でも心に残っていますね。まぁ、後から、若松さんには「しっかり書いた方がいいよ」って言われたんですけどね(笑)。

空白で出す青木さんとそれに応えると言ってくださる若松さん。出会うべくして出会ったみたいですね!
ーでも、正直辞めたくなった時もありました…(笑)。部活も受験勉強もしてこず、何かに打ち込んだ経験がないので、耐え忍ぶ力が圧倒的に足りないんです。
だから、えぽっくに入社して2ヶ月目くらいにキツくなって、泣きました(笑)。でも、あの時を乗り越えられたから今があるな、諦めないでインターン続けてよかったなって思えます。
 あと、若松さんは人に対して、すごく真摯に向き合ってくれる方なので、その時は辛いこと、大変に思っていることを全部聞いてもらいました。そしたら、私の仕事への姿勢がなってない部分を、的確に指摘してくださりながらも、仕事配分の調整をしてくださったり、仕事の時間外でも積極的にコミュニケーションとって励ましてくれたりして。それで「私がえぽっくにできることを、ひとつずつ着実にやっていこう」と思い、立ち直れました。

まさにえぽっくの理念である「伴走者」の形ですね…!

では、青木さんが感じるひきだしの魅力を教えてください!
ー私は、モノや人、サービスなどが持つまだ見ぬ価値が、最大限に発揮された瞬間に喜びを覚える人間なんです。例えば今回の取材も、学生だから、聞いて許されることが詰まった、唯一無二の冊子を作ることができたと思うんです。これは、学生の持つ価値が現れたってことですよね。その「学生」という限られた時間の価値を自分のためにも、誰かのためにも活かせる所が魅力だと思いますね。

学生だから聞ける、学生だから作れる記事、その中で自分と向き合うことができる、これがひきだしのひとつの大きな魅力ですよね。

ーそうですね。だから今、えぽっくのコーディネーターとして、色んな方の「働く」の考え方を一緒に探り、その方の価値や魅力を引き出すお手伝いができていることが嬉しいです。今後もそういう仕事をしたいなって思いますね。

では、えぽっくに就職されるんですか??!

ーん〜、就職するかもしれないし、そうでない可能性もあります。今はずっと興味を持ってきたデザインの勉強を本格的に始めたので、そっちの道に進むかも。えぽっく以外の組織やコミュニティを見てみたい気持ちもあるので、正直今の時点ではわかりません!でも、残りの大学生活でもその先も、形を変えながらえぽっくに関わり続けたいです!
青木さんの素敵な考え方、そしてインターンでのエピソードを聞くことができました!ありがとうございました!

取材の感想

えぽっくの皆さんへの取材を通して、どんな思いを持って働かれているのかを知ることができました!お二人とも共通して、えぽっくの理念にすごく共感、そして一緒に働く方をすごく尊敬し、尊重されています。素直に、素敵だなと思いました。私も、もっといろんなコミュティを見てお二人のようになりたいです!貴重なお話ありがとうございました!

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企業情報

事業内容:地域おこし隊の募集・サポート、副業コーディネート、取材型インターン、長期実践型インターン、イタリア家庭料理店の運営等
社員数:7名
住所:茨城県日立市多賀町1丁目12−24 鈴木第三ビル(『晴耕雨読』内)


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