那珂市で発見!働く魅力 〜JPC後半〜
取材型インターンシップ「ひきだし」では、茨城県那珂市内の中小企業5社に加え、那珂市長に学生が取材をさせて頂き、記事を作成しました!是非お楽しみください!
JPCさんの前半はこちらです!
こんにちは!山形県出身の藤田菜摘です!
今回はIT企業であるJPCさんの2名に取材をさせていただき、記事を書きました!
就活不安...。そんなあなたに読んでほしい!
社員のお二人が悩むあなたの背中を猛プッシュしてくださいます!
会社説明
2007年設立のIT企業で、三瓶哲也さんが代表取締役を務めています。「IT技術で、人を、お客様を幸せにしたい」という願いのもと、ITコンサルティングやシステム開発やホームページ制作など、幅広い事業を展開し、茨城県内の企業や大学に貢献しています。また、「お客様との信頼関係をNO.1にするためには、社員満足度をNO.1にすることから」という考えのもと、福利厚生を学生が驚くほど充実させ、働きやすい環境作りを行っていました!
北川 勝秀さん:開発部課長
20年以上勤めた大企業から転職なさった北川さん。学生が持つ就職活動への不安に寄り添いながら、ご自身の思いを熱く語ってくださいました!
どうして大企業から転職なさったんですか?
ー大企業ではひとつのプロジェクトを分業でやることが多く、私はお客様と接する機会が少ない業務担当だったこともあって、お客様と思いを共有できているのかという不安がありました。次第に「自分は何のために働いているのか」と考えることが多くなっていったんです。そこから、「自分は本当に何をしたいのか」、「自分の経験から培った能力はどういう所で発揮できるのか」っていうことを軸に仕事探しをしている時、この会社に出会いました。
ご自身の働き方を見つめ直されたんですね。
ーそうですね。正直に言えば、大企業の方が安定感がありますし、世間体としてもいいんです。皆さんのような若い頃なんて、私も少しでも有名なところに勤めて、お給料いっぱい貰ってって入って、自分のやりたいことをやってやると思ってました。でも大企業で働く中で、会社の規模とか知名度とか当時の自分は何を求めていたんだろうと(笑)。その疑問が湧いてきたときに、「本当に自分を活かせる場所はどこなのか見つけたい」という本心に気づいたんです。その思いを尊重して選んだ会社なので、今はやりがいを持って働けています。
インターンシップ不合格のメールを受け取るたび、「この会社に自分は必要とされていないんだ」と不安に思っていたので、自分を軸にした北川さんの考え方、とても沁みました(涙)。
ー誰でもない自分が主役で生きているんだから!働くことって、会社の中で自分を表現できて、存在価値が見つけられて、それを認めてもらうこと何じゃないかなって。私の場合はその場所がJPCだったけれど、その場所が大企業だっていう人もいるだろうし、はたまた研究所、フリーランスの人だっていると思うんです。ぜひ皆さんには、会社という枠に自分をはめようとするのではなく、自分自身を活かせる場所はどこかっていう考え方をしてもらいたいですね。
改めて、北川さんが転職を決めたJPCさんの魅力を教えてください!
ーお客様と一緒に物を創っている実感があることですね。あとは、社員同士が職位とか関係なく、家族や友達みたいに仲が良いこと!辛いときも楽しい時も協力しながら自分たちが納得できるものをお客様と創っていける、これが幸せなんです(笑)。
それにこの会社は高い機動力があるので、みんなで「新しいことをやろうか」って決めた時の意思決定や行動が早いことも魅力です。お客様にとってもそうだと思うんですけど、みんなでやろうって決めたことは熱が冷めないうちにやり遂げたいですね。
私も誇れる会社に出会えるよう就職活動頑張ります!熱いお話をありがとうございました!
*
西野萌さん:開発部
諦めかけていた絵のお仕事をデザインという形で実現した西野さん。
私たちの背中を押すメッセージをくださいました。
IT企業に就職した理由は何ですか?
ー中学生の頃からお父さんのパソコンを借りて遊んでたりしていたからか、タイピングが速かったんですよ(笑)。ITって今すごく発達してて、将来絶対に無くならない仕事だし、必要とされる仕事っていうのが分かっていました。もしかしたらそういう仕事に就いた方が、将来安定するし、自分の特技であるタイピングもどこかで活かせるんじゃないかなって思って、ITの会社を選びました。
特技を仕事選びの軸にされていたんですね!
他にも軸があれば教えてください!
ーお給料とかはあんまり考えてなくて。自分のやりたいことができるかっていうのが大きかったんじゃないかなって思います。もしかしたら一生そこで働く会社かもしれないので、もともとやりたかったことができるのかな?っていうところを重視して選びました。
その軸に当てはまったのがJPCさんだったんですね。
ーJPCではデザイン関連のお仕事ができるので、自分のやりたいことができるんじゃないかなって。昔から絵を描いたり、デザインすることが好きだったんですけど、正直茨城県でそれをお仕事にするのは難しいと思ってました。そんな時、専門学校を通してお話しをもらい、「やりたかったことが地元でできる!」と思って、JPCを選びました。
あと、ここで苦手を克服したいっていうのもありました。学生の頃は、人前に出て発表することと、人に何かを説明することが本当に苦手で(笑)。ここで鍛えよう!くらいの気持ちで入ったんです。
働いている西野さんだからこそ分かるJPCさんの魅力を教えてください!
ー職場の雰囲気は全体的に良い所ですね。そんなに人数がいないっていうのもあるんですけど、社員間でコミュニケーションが取りやすいようになっています。他のIT系の会社と比べると女性社員も結構多いので、女性社員同士で一緒にお昼を食べたり、ゲームをしたりしながらコミュニケーションを取って、和気あいあいと楽しく過ごしています。
あと、地域に根ざした企業という点も魅力だと思います。JPCは地元の会社なので、「あ、ここね!」みたいな企業さんからご依頼を頂くともあって、地元に貢献しているという実感がありますね。
最後に、就職活動を控えている学生にメッセージをお願いします!
ー自分がやりたかったことに近いことをしている会社がどこかにあると思います。選んだ会社で一生働かなきゃいけないということはないので、そこまで背負いこまず、もっとオープンな気持ちで色んなところを見てみてもいいんじゃないかなって。やりたいことが見つからないという学生がいれば、自分の好きなこととか特技から見つけていってもいいと思います。
そうですね、転職という選択肢もありますもんね。
広い視野を持って、色んな会社のお話を聞いてみようと思います!貴重なお話をありがとうございました!
取材の感想
取材をする前まで、「その企業が有名かどうか」ということを軸にしていました。そのため、ごく一部の企業しか見ていませんでした。しかし、今回お二人にお話を伺う中で、中小企業の魅力にどんどん引き込まれて行きました!
そして、今の軸は「私がそこで働くことで将来的にどうなりたいか、そしてどうありたいか」に変わりました!
お二人の熱い言葉を胸に、将来に向けて一緒に頑張っていきましょう!
いかがでしたか?
つい、会社の枠に自分を当てはめなきゃって考えてしまうと思います。ですが、「人生の主役は自分」なんです。自分を活かせるのはどこかという視点を持って就活をしていくと、ありのままの自分で仕事ができる企業に出会えるのかもしれないですね!
他の企業さんや那珂市長への取材もしていますので、ぜひ読んでみてください。
企業情報
JPC株式会社
事業内容:ITコンサルティング・システム開発・運用・保守、ホームページの企画や制作、OA機器販売等
従業員数:30名
住所:那珂市横堀851ー12
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