掬乃ジュンコ

ひと・もの・ことを繋いで良縁をつくる、掬び人・仲人。 幼少期をアルコール依存の父親と厳…

掬乃ジュンコ

ひと・もの・ことを繋いで良縁をつくる、掬び人・仲人。 幼少期をアルコール依存の父親と厳格な母親のもとで過ごし「自分とは何か」を小学4年から考える。 サラリーマンの夫と2人暮らし。 本来の可能性を思い出し、魂の願いを実現する自分らしく生きる考え方や方法を書いています。東京都在住。

最近の記事

親のいう事なんか聞かない方が親孝行

親なんて勝手なものだと思う。箱の中で無菌状態で純粋培養してきた娘に、年頃になった途端に結婚しないのか?結婚しろ。と追い詰める。 学生時代のつい最近まで変な男に気をつけろ、恋愛なんて現を抜かすまえに勉強しろいい会社に就職しろ、話はそれからだ。なんて言っていたのは誰ですか? 幼い頃、友だちの輪に入れないのを心配してお友だちと仲良くしなさい、お友だちできた?と聞き、友だちができると、あの子ははしゃいで騒ぐからダメね、あの子はお行儀がよくないわね、あの子は乱暴だから仲良くしちゃダメ

    • 仲がいい夫婦って、という話し

      自分たちふたりの話をできる夫婦は仲がいい。 家庭のことや夫婦のこと、今朝のお風呂場の排水溝のゴミがね、とか名もなき家事のことや、きのう職場でねとか些細なことでもなんでもいいのだ。自分たちふたりの間に起きているあれこれや、こんな気持ちを伝えあうことが大事だなぁ、本当に大事だなと感じているこの頃なのです。 結婚生活が楽しいのは最初だけだよ。というけれど、5年もすると会話すらしていない夫婦もいるようです。我が家はどうかというと、倦怠期こそ面倒だから話したくないという時期もあった

      • 運命の波にのるためにすることはたったひとつ

        人生はトライ&エラーなんですよね。やりたいことはやってみて、つまづいたらやり直して、違ったって思ったら他を考えてどんどんやってみたほうがいいと思うんですよね。その方が、成長できるっていうか、やっぱりやりたかったのにっていう後悔にならないから。 そう話した姪は24歳。念願だった専門的な仕事を退職した。 この春から、アルバイトをしながら全く違うジャンルの専門学校へ通う。前職も好きなことを仕事にしたのだが他にもずっとやりたかったことがあり、いまやらなければ後悔しそうだったから、や

        • 女性が人生を考える時

          わたしは、結婚をした方がいいのでしょうか? 自分に結婚が必要かどうか話を聞いてほしい。 結婚と転職どちらを優先すればいいの? 昇格転職と出産のタイミングに悩みます。 こんなお悩みのご相談をいただくことが増えました。 婚活の仕事をしていていつも思うのは、 自分の身体と心のことをもっと知って欲しいということ。 40代になって子供が欲しいと相談に来る女性、いまは仕事が忙しいから卵子を凍結保存しようと思っているという30代後半の女性、40代半ばで子供を望み、一緒に不妊治療を頑張っ

        親のいう事なんか聞かない方が親孝行

          ダブルケアからトリプルもある今の時代に人のつながりやネットワークの大切さ

          こんなに急に老いるとは思わなかった。 高齢の母から歩けないと電話があった日のこと、普段から動くのが嫌いな人なので、またかという気持ちが正直あった。いよいよ我が家でも介護や実家じまいが始まりそうだ。 実家に久しぶりに電話をかけてみたのに、何度かけても応答がなく行ってみたほうが良いのではと思っていたら、やっと電話口に母の声。どうしたのか聞いてみると、正月まで元気だった父は認知が急に進み、母親は足が思うように動かずに困っていた。小学生を頭に4人の子育て中、30代の自分にはまだ先の

          ダブルケアからトリプルもある今の時代に人のつながりやネットワークの大切さ

          わかってないなぁご縁の神様とかいう人へ

          ご縁は、タイミングよく動いてこそ良縁になるの。 そして、育てる行動をし続けるから運命の人になるもの。 ご縁の神様が運んでくるのは、出会う人は皆そうです。 こんな人もあんな人もみんなご縁があった人です。好いとかそうじゃないとか自分が決めているだけで、必要なタイミングで必要な人と出会っているから、そう思えば全員が運命の人なのです。恋愛や結婚の相手ともかぎりません、学び合いや成長し合う相手もあれば、気づきを与えられる相手のこともその逆もあるんです。だれとも関わらないで生きているよ

          わかってないなぁご縁の神様とかいう人へ

          大丈夫あなたはずっとチャレンジャーだったし、ここまでやってきた。だから、ほんとうに大丈夫なんですよ。

          人は変われない。人は変われる。 どちらもほんと、どちらも正解。 変わりたい思いだけでは変われないし、自分がないまま流されるのは違う。 変わりたいと強く思い、変わるという意思を立て、そのための思考と行動をし続けることでしか人は変われない。 いつかその時がくれば変わるものでもないし、誰かに変えてもらえるなんていうのは幻想だ。魔法使いは自分なんだよ。 ただ、頑張ってるのに、いろいろ試しているのに変われない事もある。そういう時には、思い切って誰かの力を借りてみよう。誰かを使うん

          大丈夫あなたはずっとチャレンジャーだったし、ここまでやってきた。だから、ほんとうに大丈夫なんですよ。

          人は人のなかで繋がり生きて生かされるていく

          こういう仕事があることをはじめて知った。驚いたし少し怖いなと思った。 上書きしちゃえば、なかったことになるなんて消しゴムみたいだなぁと思った。 本屋で買うのを迷った本だったけれど、「東京ロンダリング」というタイトルがどうしても気になって面白くなくてもいいか、と買ってみた。そう思える本は案外少ないのだけれど、読んでよかったと思える本だった。 ありえない設定がいくつも重なる内容で、後半はミステリーのような展開でドキドキしたけれど、読み終わった後はさらりと心地よくもう一度読み返し

          人は人のなかで繋がり生きて生かされるていく

          「光る君へ」の恋バナで考えたルッキズム

          「光る君へ」美しい俳優陣が出演し、雅な時代の衣装を楽しんでいる大人女子も少なくないらしい。ドラマでは、見目麗しい公達が集って勉学や弓矢に励むなか、恋バナのシーンも興味深い。 男性の前では女性は扇で顔を隠し、自由に外出できない時代。和歌を送り合って好意を伝えたり、こっそり顔を覗き見て意中の人を決めるシステムや、男性が密かに女性の部屋に出掛ける通い婚や、妻が何人もいるのが普通だったり、不自由化とおもいきや、この時代のほうが結婚のスタイルはおおらかだったようにも見える。 公達と

          「光る君へ」の恋バナで考えたルッキズム

          生き物はパワフルだ。あまりに可愛らしくて見惚れていたら、「たくさん咲いているからどうぞ」と一枝わけていただく。 一輪で部屋の空気が変わる。生きるエネルギーが溢れ光になる。

          生き物はパワフルだ。あまりに可愛らしくて見惚れていたら、「たくさん咲いているからどうぞ」と一枝わけていただく。 一輪で部屋の空気が変わる。生きるエネルギーが溢れ光になる。

          久しぶりに小説を一気に読んだ

          「傲慢と善良」人気らしいと聞いて読んでみた。 以前は、好きな作家の小説もよく読んでいたのに、最近は仕事に関するものやノンフィクションに偏っていたので、小説は数年ぶりかもしれない。 恋愛ミステリーということで興味が持てるか、思ったより厚みと重みがある文庫を手にした気持ちに反して、ページを開くとあっという間に読了。 これは、恋愛婚活を題材にしているけれど、人が選択する時の思考や無意識の反応と行動を深く鮮明にあぶりだしている。 これは恋愛小説なのかな? 婚活を舞台に男女が織りな

          久しぶりに小説を一気に読んだ

          日常の中にちりばめられたほのかな煌めきを集めていくことがしあわせに生きるってことかもしれないな

          繰り返しのような日常のなかに小さな変化があって、夜空にほのかに瞬く星をみた時のように、心のなかがほんの少しほわんと灯がともるような煌めきのような感覚は、だれの中にも確かに在るのだ。 しあわせかどうかなんて考える必要はなくて、ただ日々を大切に生きていくことで、自分が思うように生きていられたらそれが一番なんじゃないかな。と思う。しあわせかどうかは、つまり自分自身の主観でしかなく、人から見てどうかとかみんなと同じが良いわけでもなく、自分がしあわせだと感じたらそれでいい。 誰の中

          日常の中にちりばめられたほのかな煌めきを集めていくことがしあわせに生きるってことかもしれないな

          終わりと始まりのはじまり

          大晦日。今年はどんな年だっただろう? 振り返ってみたけれど、夏以前のことがどうしても思い出せない。何を思い何をしていたか思い浮かべてみるのだけれど、遠い昔か別の世界にでもいたかのように、不思議場ほど思い出すことができない。 年のせいなのだろうか、それとも本当に世界が変わったのだろうか。 考えても仕方がないことだな。珈琲を飲みながらぼんやりと思う。 ただひとつ言えるのは、それほど変化が大きかったということなんじゃないかな。見えるものと見えないものそれぞれの世界が、入れ替わっ

          終わりと始まりのはじまり

          母にさようならを言われた日

          その時はただ混乱していて、何とか自分と母を落ち着かせようとしていたのだと思うのです。 帰りに新幹線の中で、あれは、きっと、そういうことだったのだろうな。と自分のなかで何かがストンと身体の中に落ち着いた。あれは、もうひとつの世界へいってしまう前に、母が娘に言っておきたかったことなのだ。近すぎて言えないことってあるものね。ありがとうとそしてさようなら。 まもなく母は、私のことを忘れてしまうだろう。その前に言っておきたかった真面目でしっかり者だった母の「さようなら」の挨拶だった

          母にさようならを言われた日

          子なし夫婦のかすがい

          趣味も興味もバラバラ、性格は真逆なふたりだけど会話はたくさん。 そんな私たち夫婦には、子どもがいない。家族団らんもふたりだけど、ふたりとも全く別のものを食べながら朝からよく話す。 実家やそれぞれに問題があれば、家族会議も集合率100%で話が早い。 子はかすがい。とか昔から言うけれど、子どもはいない。 仲が良すぎるとできにくい。そんな話もあるけれど、結婚したころからそうだったわけじゃない。こんなふうにワンチームになったのは、最近のこと。 どこの夫婦にも経験があるように、別れ

          子なし夫婦のかすがい

          心の中はいつも虹色

          心の中はいつも虹色 歩いている時に浮かんだ言葉。 心の中はいつも虹色? なになに?どういうこと? 何も考えていないのに、どこから湧いて出たのか、自分でも不思議なことがときどき起きるものだなと自分で可笑しくなる。 信号待ちをしながら「心に虹ってなに?」とハートに問いかけてみると、目の前に虹色のスモークで満たされた空間が浮かぶ。胸のあたりがふわっと温かくなってうふふと笑った。 なるほどね。 生きていると日々いろいろあって、人はいつでもバラ色の気持ちでいられるわけじゃない。

          心の中はいつも虹色