仮想現実から脱出

2021年12月31日。

今年も今日で終わりだ。

人それぞれの2021年があったとは思うが、今年はこれから長い人生を生きていく上でも大きな気づきの年になったと思う。

過剰なまでのコロナ対策は、

「人間をやめろ」と言われているようで、

それらに反発する人々は、「人としての自由を勝ち取ろう」と必死で。

ワクチン接種政策については、身近な人や友人、家族間でも、

「分断」があったのではないだろうか。

そんな自分も数か月前に家族のグループラインで、ワクチンの３回目接種を踏みとどまるように投げかけた結果、

父親からは「家族のLINEでそんなことを言うな」「見たくない。」「ネットの情報ばかり信用するな」「皆真剣に考えている」「接種せずに周りにうつしたらどうする？責任とれるのか？」「人前でそんなこと言うな」などなど(笑)

挙句の果てに父親は「俺は死んでも打つし、家族にも打って欲しい。」と言っていた(笑)

かといって関係性が悪くなったわけでもなく、皆他人を心配して言っているから、

「ありがとう。でも僕は打たないよ。」とだけ返して議論を終えた。

今日の12月31日は実家に帰ってきて家族と過ごしている。

少しだけワクチンの話になって、母親はワクチンは打つらしい。

なんで打つのか聞いてみたら、「周りの人が打つから」と言っていた(笑)

妹と弟は僕のグループラインでの啓発があったからか打っていないらしい。

周りに流されて生きることが良くないように思ったりしていた自分だけど、

自分の母親がそのような考え方をあっけらかんと言ってくれたお陰で、許さざるを得ないなと思ってしまった自分もいる(笑)

何をやってもコロナ禍を終わらせないという強い意思が働いていて、

考えることもめんどくさくなる。

周りが変わらないと世界が変わらない。

自分の世の中への見方が変わらなければ、一生変わることはない。

つまり、自分の心や、周りや社会が作る仮想現実から一生抜け出すことはできないのである。

周りに流されて、その中で自分の中の幸福を追求して生きるもよし。

周りに流されず、例え世の中がこうであっても、自分の見る世界はこうだ！と仮想現実から脱出して幸福を追求するもよし。

どちらを選択してもいいのだけれど、とにかく笑って楽しく幸せに暮らせるにはどうすればいいかを考えることをやめないことだ。