【コラム】江の島FCという夢の続き

この文章は、#江の島エフシーと僕 の連載記事第4弾です。地域サッカークラブの特徴とも言える、多様性溢れる関係者から集まった唯一無二の物語を紹介していきます。今回は、江の島FCの公認会計士プレイヤーである須賀弘之のコラムです。”公認会計士とアスリート"、その二要素はどのような背景で交わり、人生に影響を及ぼしていくのでしょうか。

はじめに

はじめまして、江の島FCの須賀弘之です。昨シーズンより5番をつけて、センターバックやアンカーのポジションを務めております。今回は、以下の3点を私の目線から投稿させていただきます。

● 新しいチームへの挑戦
● 社会人視点からみた新規社会人チーム
● 江の島FCで目指すこと

最後まで読んでいただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

👩‍🎨Profile
須賀弘之 (25歳) 
背番号：5
本職：公認会計士
経歴：EFCロケッツ→三菱養和調布SC→都立東久留米総合高校→江の島FC

ボールをキープする須賀弘之

新しいチームへの挑戦

わたしは幼稚園でサッカーを始めて、高校卒業まではサッカー漬けの毎日を送っていました。「夢はプロサッカー選手」を心に刻み、小中高を過ごしましたが、高校サッカーで味わった挫折により、呆気なく夢を諦めてしまいました。

大学では、「スポーツがダメなら勉強しかない！」と思い、入学してすぐに公認会計士試験の勉強を始めました。

4年間毎日12h以上机に向かって勉強し、晴れて在学中に合格はできたものの、卒業時にはサッカープレーヤーとしての身体は片鱗もなくなってしまいました‥笑

就職してから直ぐに会社のサッカー部に入りました。夢は諦めても、結局サッカーが好きということは変わらなかったからです（むしろ大学4年間で更に大きくなったことに気付きました）。

そして昨年、同僚の誘いにより、江の島FCの発足について知りました。事前の情報は全くない状態で、とりあえず代表の巴山君とLINEで連絡をとることに。

すぐに入団を希望しました。それは、「江の島FCはJリーグ参入を目指す」と聞いたからです。あのとき、江の島FCの計画を聞いた際のワクワクした胸の高まりは忘れられません！

社会人視点からみた新規社会人チーム

わたしは今月(2021年4月)で社会人４年目となります。江の島FCに入団して驚いたのが、プレーヤーの大半が大学生でかなり若いということ。現在わたしは25歳なので、チームでは真ん中くらいになるかと想像していました‥笑

ただ、学生と触れ合える機会は他にないので、学ばせられることも多く、結果的に自分にはプラスになっていると感じています。

また、スタッフの方々には本当に感謝しております。社会人サッカーチームの創設・経営は至難であることが容易に想像できます。

人（運営・監督・選手）の勧誘、資金の確保、大会の登録、スケジュール管理、練習場所の確保、試合相手の確保、SNSの運用‥など。

しかし、それを表には出さずに、選手をサッカーに集中できる環境をつくってくれています。全力で練習に取り組み、試合に勝つことで絶対に恩返しします！

2020シーズン開幕戦でゴールを決める須賀弘之

江の島FCで目指すこと

江の島FCは「Ｊリーグを目指すチーム」であると上述しましたが、当然これから私がプロサッカー選手になれるとは思っておりません。

大学4年間をスポーツマンとしては棒に振り、現在は仕事をしながら週1、2回サッカーをしているだけの自分に目指す資格はありません。

ただ、江の島FCが将来、Jリーグに参入するということは100%信じています。

そのため、直近の目標は神奈川県リーグの2部に昇格させること。将来大きくなるチームの歴史を少しでも前進させることを意識しています。そして何より、サッカーを楽しむこと。これが、社会人になって選択した江の島FCという舞台での私のビジョンです。

さて、創設2シーズン目の開幕が間近に迫っております。今年こそ良い結果を残せるよう、チーム一丸となって良い準備をして、全力で闘ってきます。

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江の島FCは、2020年4月に設立された、江ノ電沿線を中心とした湘東地域をホームタウンとする地域サッカークラブです。2021年は神奈川県社会人サッカーリーグ3部(J9相当)に所属し、峯山典明新監督のもとで2部昇格、2030年のJリーグ昇格を目指しています。「STAY YOUNG, TO LIVE.~世界中の探求者の人生に生きがいを吹き込む居場所を創造する~」という創設の想いを掲げ、夢を持つ全てのエゴイストの機会格差解消を目指して活動しています。

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江の島FC 公式Twitter