ENOCHICO

癒し処 - eno philosophia - 必要とされる方に届きますように。

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最近の記事

レム睡眠とノンレム睡眠

ふたつの睡眠睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠というふたつの種類があり、レム睡眠とノンレム睡眠は、眠っている間の一定の周期で何度か入れ替わります。 レム=REM(Rapid Eye Movement)急速眼球運動(Rapid Eye Movement)の略称「REM」 睡眠中に眼球が動いている状態をレム睡眠、 眼球が動いていない状態をノンレム睡眠 と呼んでいます。 レム睡眠を持つのは、哺乳類と鳥類のみだと考えられています。 イヌやネコなどが居眠りをしているとき、瞼がピクピク動

    • 朝型と夜型

      概日リズムが異なる理由地球上の生物のほぼすべてが体内時計を持ち、概日リズム(サーカディアン・リズム)を刻んでいて、ヒトもまた体内時計が刻む概日リズムの影響を受けながら活動し、睡眠をとっています。 睡眠研究の初期の段階で研究者たちが強い関心を持ったのが、概日リズムに個人差が生じる理由はなにか?ということでした。 現在ではクロノタイプ(時間特性)という概念をめぐる研究が積み重ねられ、遺伝子の影響が大きいことがわかっています。 クロノタイプクロノタイプとは「自分は朝型だから早起

      • 体内時計の調節

        体内時計の針睡眠の研究が進むにつれて、概日リズムを刻む体内時計のメカニズムが、少しずつ明らかになってきました。 ヒトを含む哺乳類の体内時計の役割を果たしているのは、脳の中の視交叉上核で、この視交叉上核を構成する細胞で起こっているタンパク質を中心とした化学反応が、いわば体内時計の時を刻む針です。 時計遺伝子とタンパク質視交叉上核の細胞では、時計遺伝子に基づいて、時計としての機能を担うタンパク質が生産されます。(遺伝子はタンパク質の設計図といえる。) タンパク質を生産する化学反

        • 体内時計と概日リズム

          ヒトの睡眠と人の眠り生物として見てみると、ヒトという種が必要とする睡眠時間はほぼ一定ですが、人々が必要とする睡眠時間にはそれぞれ個人差があります。 睡眠周期睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠の2種類があります。 一晩の睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠が交互に現れることで成り立っていて、ノンレム睡眠に入ってからレム睡眠が終わるまでの周期を「睡眠単位」と呼びます。 ふたつの睡眠は、1時間半〜2時間程度の周期で交互に現れ、「睡眠は90分周期でとると目覚めが良い」という説は、このこと

        レム睡眠とノンレム睡眠

          睡眠の量は?

          「ナポレオンは1日3時間しか眠らなかった」と聞いたことがある人もいるかもしれません。 「長時間眠ることは無駄である」という考えがあった発明王エジソンも、 1日5時間程度しか眠らないと豪語していたそう。 彼が電球を発明した背景には、夜が明るくなればそれだけ人々の活動時間を長く、睡眠時間を短くすることが出来ると考えたとも言われています。 (それだけの理由で発明できるのも天才だと思いますが。笑) しかし、ナポレオンもエジソンも、実際にはよく仮眠をとったり居眠りをしていたことが今日

          睡眠の量は?

          睡眠とは

          今回は睡眠の大切さについてのお話し。 私自身、うまく睡眠が取れなかった時期があり、心身ともにハードな暮らしをしていたことがあります。 それでも今有難いことに私は生きているので、今もし眠れなくて悩んでいる方がいらっしゃっても、不安にならずに対処法を見つけていただきたいと思います。 以下、動物実験のお話からどれだけ眠らないでいられるかにチャレンジした人の話になります。 興味のある方は読み進めていただければ幸いです。 ひとくちに「睡眠」と言っても、身体的な側面や、社会的な側面な

          睡眠とは

          マインドフルネス瞑想〜応用スタイル〜

          マインドフルネス瞑想について、数回にわたって記事を書いてきました。 内容はマインドフルネス瞑想の「基礎の基礎」 基本のやり方がわかったら、あとは実践するのみです! マインドフルネス瞑想には、応用のスタイルがいくつかあります。 日常生活をマインドフルネスにすることが可能です。笑 そして、その全てにおいて大切にされるのは「姿勢」と「呼吸」です。 ・座る瞑想(3分〜20分) ・ボディー・スキャン(45分) ・歩く瞑想 ・食べる瞑想 ・聞く瞑想 ・見る瞑想 ・書く瞑想(5分〜1

          マインドフルネス瞑想〜応用スタイル〜

          マインドフルネス瞑想の呼吸

          正しい姿勢が取れたら、 メインとなる「呼吸」をしていきます。 呼吸は普段の生活で意識してするものではなく、 無意識領域で行っているもの。 マインドフルネス瞑想で初めて呼吸に意識をしていくことになります。 それによって、今の自分を深く見つめ、 自分の感情に気付きやすくなります。 瞑想中の呼吸について長ければ良い、ゆっくりしたものが良い、というような 「良い」「悪い」というジャッジは捨てて、 まずは自分が心地良いと思える呼吸をしながら瞑想を始め、 瞑想を深めていきましょう。

          マインドフルネス瞑想の呼吸

          マインドフルネス瞑想のタイミングと姿勢

          マインドフルネス瞑想はいつ、何回やるの?自分に合った時間を選ぶ 瞑想をおこなう時間は、一日のうちいつでも構わず、 自分の生活に合った時間を選び取り組むこと。 入浴の後 体が清潔になり、リフレッシュした状態なので瞑想に集中しやすい。 食事の前 頭がスッキリするのでストレスによる過食を防ぎやすくなる。 早朝(←おすすめ) 十分な睡眠を取った後、静かな時間帯なので、 体力もあり集中力が持続しやすい。 穏やかな気持ちで1日過ごせるメリットも! 夜遅い時間(蔵人向き) 瞑想中

          マインドフルネス瞑想のタイミングと姿勢

          マインドフルネス瞑想のポイント

          誰でも、どこでも、いつでもできるマインドフルネス瞑想。 ただ取り組むのではあまり効果が得られないと言われているけれど、 初めから意気込んでいるとストレスになったり、プレッシャーになったりすることもあるので、 続かなそう 大変そう 時間がない というネガティブな感情から一歩踏み出せないときは、 「取り組んでみよう」「やってみよう」という前向きな気持ちだけで十分だと私は思う。 もし続かなくても、そんなこともあると受け止められるようになれば、 それでも大した進歩だと…笑 なので

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          マインドフルネス瞑想のポイント

          EQを高めるトレーニング=マインドフルネス瞑想

          EQはトレーニングすることができる社会生活を営む上で欠かせない“EQ”は、「神経の可塑性(かそせい)」という考え方に基づき、 考えたり、行動したりすることをパターン化して繰り返すことにより、 神経細胞のつながりが作られ、脳の構造を変えることができる。 例えば、怒りの感情を人にぶつける前に一旦自分の感情を観察することで、イライラや怒りを客観視する。そして意識して深呼吸して心を静め、気持ちを落ち着ける。 こういったトレーニングを繰り返すうちに、自分の感情が異常に高まったり、感情に

          EQを高めるトレーニング=マインドフルネス瞑想

          Emotional Intelligence Quotient~EQ~とは

          EQの定義日本語では「心の知能指数」「感情知能指数」と訳される。 EQの考え方は、アメリカで始まり、基本的な枠組みを最初に発表したのは、ピーター・サロヴェイ博士とジョン・D・メイヤー博士。 1990年、二人の博士はEQを 自分自身と他人の気持ちや情動をモニターし、見分け、その情報を使って自分の思考や行動を導く能力 と定義した。 アメリカの心理学者であるダニエル・ゴールマン博士は、著書『EQ – こころの知能指数』において、 5つの領域に分類して基本的定義を説明。

          Emotional Intelligence Quotient~EQ~とは

          マインドフルネス瞑想

          マインドフルネスとは 瞑想ではなく、「今ここに在る」に心を100%集中させること。 五感で感じることに意識を向け、感情や思考を観察する。 そしてありのままの自分を受け入れることです。 自分がしていることに注意を向けていない状態というのは、 「今」「この瞬間」を十分に満喫できていないということ。 未来のことや過去のことに心を囚われ、 実際にさまざまなことを体験している一番大切な「現在」のことを、 おろそかにしてしまっている状態。 また、睡眠しているときも脳はフル活動していて

          マインドフルネス瞑想