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EQを高めるトレーニング=マインドフルネス瞑想

EQはトレーニングすることができる

社会生活を営む上で欠かせない“EQ”は、「神経の可塑性(かそせい)」という考え方に基づき、
考えたり、行動したりすることをパターン化して繰り返すことにより、
神経細胞のつながりが作られ、脳の構造を変えることができる。
例えば、怒りの感情を人にぶつける前に一旦自分の感情を観察することで、イライラや怒りを客観視する。そして意識して深呼吸して心を静め、気持ちを落ち着ける。
こういったトレーニングを繰り返すうちに、自分の感情が異常に高まったり、感情に支配されたりすることもなくなり、いつも冷静で落ち着いた人になれる。

自己を客観的に観察する

もっとも大切な土台は「1.自己の情動を知ること」
自分の感情が上がったり下がったりするときには、一瞬立ち止まって自分を第三者の立場から客観的に観察することがとても大切。
自分の感情に支配され「キレる」ことなく済む。

つまり、自分の情動に対してどう行動するかを、自分自身で考えて決めることができる。

自分を客観的に観察する能力は、「マインドフルネス瞑想」で鍛えられ、毎日続けることで「神経の可塑性」により常にリラックスして落ち着いた状態でいることができる。

可塑性によって脳神経細胞が変わるのは、1〜2ヶ月程度はかかると言われている。

自分の感情に気づき、それを受け入れるというマインドフルネス瞑想を繰り返すうちに、いつも気持ちがリラックスした状態になり、自分自身が楽になれる。

マインドフルネス瞑想とは?

いつでもどこでも、自分の好きな時に行うことができる。
年齢も場所も関係ないので、気軽にできる。

自分に対して評価をしない

瞑想は、最初はなかなかうまくできないことが多い。
自分の中に次から次へと雑念が沸き起こってくることに驚く。
仕事のこと、家族のこと、今度の休日のこと、将来のことなどから、
今日の夕飯の献立など小さなことまで、
いろんなことを考えてしまっていることに気がつく。

だからといって自分を責める必要はなく、「自分はダメだな」と評価をしなくて大丈夫。
雑念が湧いている自分自身に気づき、受容すること。
その後また瞑想に集中すること。
これを繰り返し続けていくことでできるようになっていく。

すぐに効果が出ることはない

先に伝えたとおり、マインドフルネス瞑想は、一回やればすぐに効果を感じられるというものではない。
即効性がなくても、自分には向いていないと落胆することはない。

そもそも、マインドフルネス瞑想の効果を実感できるまでには、個人差があると言われている。
劇的に効果がわかるというよりも、少しずつ変化に気づけるようになるので、難しく考えずにまずは始めてみること。

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