見出し画像

マインドフルネス瞑想の呼吸

正しい姿勢が取れたら、
メインとなる「呼吸」をしていきます。

呼吸は普段の生活で意識してするものではなく、
無意識領域で行っているもの。
マインドフルネス瞑想で初めて呼吸に意識をしていくことになります。
それによって、今の自分を深く見つめ、
自分の感情に気付きやすくなります。


瞑想中の呼吸について

長ければ良い、ゆっくりしたものが良い、というような
「良い」「悪い」というジャッジは捨てて、
まずは自分が心地良いと思える呼吸をしながら瞑想を始め、
瞑想を深めていきましょう。

呼吸は鼻呼吸で

口呼吸は喉が乾燥してしまうので、
鼻で吸って鼻で吐く。
リラックスしたいときや心を落ち着けたいときは、
鼻から息を吸って、口からゆっくり息を吐く呼吸をします。

呼吸を観察する

鼻から体の中に息が入って、鼻から息が出ていくという一連の流れを観察します。
これはひとつひとつの呼吸に集中していることになるので、
ありのままの行動をただ認めて受け入れていく行為になります。

そして呼吸をすると、体はどのように変化していますか?
お腹や胸が膨らんだり凹んだりする…
その変化をゆっくり丁寧に観察してみてください。

雑念が入ってきたら

無意識にやっていることを、意識的にやるのは結構難しく…。
最初は呼吸に集中をしていても、次第に呼吸の観察を忘れ、
さまざまな思いや雑念が入ってきます。
再び呼吸に注意を向けようと思っても、また注意力が途切れ、
別のことに心がとらわれてしまいます。

いろいろ考え出しても、それを評価したりする必要は無く、
「雑念がわきおこっているんだな」と、ありのままの自分を受け入れる。
そして、何度でもまた呼吸に注意を戻せば大丈夫です。

①姿勢を正す

②呼吸に集中して観察する

③注意力が途切れたら、また呼吸に集中する

を繰り返してみてください。

呼吸に集中するために

腹式呼吸をする

お腹をリラックスした状態で腹式呼吸をすると、
瞑想が深まりやすいことがわかっています。
慣れるまでは、手のひらを腹部に当てて、
呼吸によってお腹が膨らみ、凹むのを感じてみてください。
お腹に意識を集中し、腹式呼吸をすると、自然と深い呼吸になり、
気持ちも落ち着いていきます。

呼吸が”今”という瞬間に自分をつなぎとめる

呼吸に意識することは、
今の自分を見つめることに繋がります。
初めはよくわからないかもしれませんが、
意識的に「今の自分」に目を向ける行為になるので、
過去も未来も見ることなく、ありのままの自分を見ることができます。
言葉で説明するのが難しいですが…笑

日常生活でも呼吸に意識を集中させる

瞑想で呼吸に意識を集中するトレーニングを続けると、
どんなときでも「呼吸」に意識を集中できるようになります。

日常生活でも自分を見失いそうになったとき、
呼吸に意識を集中することで”今この瞬間”に自分をつなぎとめることができます。
ものごとを良し悪しで判断せずに、ありのままの状態を見て冷静に行動する力がつくので、
毎日瞑想を続けていくこと。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?