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「人を嫌ってはいけない」という道徳観は、新たな悩みを生み出している

エナジーメディエーター 武之と申します。

世間には、「~をしてはいけない」「~するのは道徳的ではない」といった、人を縛り付けて行動を押さえつける系の規範が存在しています。

しかしながら、時代は動いています。

長い間、同じ価値観で生き続けることは不可能です。

その価値観によって、新たな悩みを生み出してしまってはいないでしょうか?

DJ社長の煙草論

タバコを止めたいあなたに、と題してDJ社長が動画を投稿していました。

その中にとてつもなく示唆深い言葉があったので、引用いたします。

タバコをやってる人の中にはさ、イライラが収まるから(吸ってる)って人もいると思うんだけど。
確かに、タバコでイライラは収まるかもしれん。~(中略)~
けど、タバコ吸いよう人ってさタバコ吸えんくなったらイライラするやん。
日常でイライラすることあります。⇒タバコ吸ってイライラおさめます。⇒でも、タバコが吸えんくなったらイライラし始めるわけやんね?
これって、イライラの種1個増えたよね?~(中略)~
要は、タバコのおかげでイライラを押さえとったかもしれんけど、よくよく考えたら、タバコのせいでイライラし始めるんよね。

「タバコのおかげでイライラ抑えとったかもしれんけど、よくよく考えたらタバコのせいでイライラし始めるんよね。」


日常生活の中には、これと同じようなことがものすごいたくさんあります。

悩みを解決するためにもらったアドバイスが、規範に縛られすぎていて、結局悩みの種が1つ増えただけ、というのはよくあることです。

なぜこのようなことが起こってしまうのでしょうか?

悩みを退けようとすると、より大きな悩みにぶつかる。

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大きな壁を乗り越えると、そこには壮大なゴールと、成功体験が待ち構えている。

というのは、漫画やアニメ、フィクションの中の世界だけです。

現実世界は、どこまでも残酷で、1つ乗り越えると、それまで見えてこなかった、次のより大きな壁が姿を現します。

どこまでいっても世界は悩みの種ばかりなのです。

これを、仏教の考え方では、一切皆苦と言います。

仏教でいう煩悩は、乱れた欲だと思われがちだが

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仏教でいう、煩悩は行き過ぎた食欲や性欲など、乱れた欲だけのことを指すと思われがちですが、実は違います。

今の悩みを解消して、より良い生活をしたいというのも立派な煩悩の一つです。

ただし、煩悩が悪いと言っているわけではありません。

煩悩に振り回されすぎるのがいけないと言っているのです。

すなわち、悩みを解決しようとしすぎて踏ん張っているのも実はあまりよくないことなのです。

しかしながら、悩みを解決しないと、よい人生が送れないような気がします

本当でしょうか?
悩みを解決しないと、全員が悪い人生を送ることになってしまうのでしょうか?

それはそれで、何か違う気がします。

ではどうすればよいのか。

全てを受け入れる

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壁に行く手を阻まれたとき、多くの人は「勝ってやる!」とあたかも壁が敵であるかのようにふるまい、そして挑みます

これでは、消耗してしまうだけなのです。

悩みが生まれたら、まず受け入れる。

私には、こんな悩みがある。

でも、それは私の個性であって、特徴であるわけで、消す必要はないのです。

受け入れて、それを持ちつつ生きていく。

すると、次第に持っていることに気を回す必要がなくなります。

悩みが意識にのぼらなくなるということはつまり、解決されたことと同じなのです。

これを一つ一つ繰り返していくことによって、悩みがなくなります。

この状態を解脱と呼ぶのです。

解脱によって、人生は豊かになる

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解脱によって悩みがなくなると、これからどのように生きていくべきかという生きるということの本質について目を向けることができるようになります。

すると、人生の質が明らかに向上します。

人生の中のすべての物事を楽しめるようになります。

全てを受け入れることこそが幸せへの一歩目だったのです。

to be continue...

読んでいただきありがとうございます。お喜び様です。本当にうれしいです。 あなたが宇宙エネルギーによって自らのDNAを書き換えることを手助けさせていただけて本当に幸せです。