「産後うつは甘え」なのか?人の弱さに寄り添えない人の愚かさ。
エナジーメディエーター 武之と申します。
先日、以下のような投稿が流れてきて、目を疑いました。
もし奥様が「産後うつ」を言い訳にして鍛冶屋育児を怠ったら怒鳴りつけて躾ましょう。私は産後3か月で衆議院議員選挙を全力で駆け抜けました。
「産後うつ」は「甘え」です。
ー橋本琴絵twitterより引用
「産後うつ」を病気ではなく、「精神的な甘えによるもので根性で乗り越えられるもの」と定義しているようです。
産後うつとは何か
上の医療の専門家が書いたリーフレットによると、
・産後うつとは、出産をした女性の100人に10人~15人が発症するうつ病のこと
・一般的なうつ病と症状などは変わらず、発症時期のみ特有である
・出産や赤ちゃんをあれほど楽しみにしていたのにもかかわらず、育児に対してネガティブな気持ちがわいてきて、さらにその気持ちを持っていることに罪悪感を覚える、というパターンが多い
・誰にでも起こりうるし、初産で起こらなかったからと言って、2人目で起こらないわけではない
・妊娠中から症状が出始めることが多い
・あかちゃんと二人きりになると不安になってしまう
などといったことが書かれています。
産後うつが「甘え」であるならば、「うつ病」も「甘え」
橋本氏の投稿によると、産後うつは「甘え」であると言っています。
産後うつは「うつ病の一種」である、と医療の専門リーフレットには書かれていました。
この二つの事象を考えると、橋本氏はうつ病という病気は存在せず、根性でどうにかなるものであるということを言っていることになります。
とんでもない発言ですね。
うつ病は立派な病気です。
実際に、脳がダメージをうけており、被害を拡大させないための生体の純粋な拒否反応であるといわれています。
病原菌が体に入ってきたときに白血球が反応して打倒しようとするのと同じように、精神的に大きな負荷を取り除き、脳へのダメージを減らすための無意識の回避行動であるということは、学術的に示されていることです。
それを、いわゆる根性論で片付けようとするなど言語道断です。
橋本氏は男女同権派である
もっと恐ろしいことがありまして、橋本氏は「男女同権」をマニフェストに国会議員を目指している方です。
私は、てっきり女性差別を加速させようとしている人なのかと思いました。
うつという気分が極端に落ち込んだ状況で、家事育児が大変だと感じている女性を捕まえて、「怒鳴りつけて躾をしろ」とは何事か。
怒鳴りつけて躾をすると、気持ちが強くなり男女同権が進むという論理らしいですが、どこに「同権」の要素があるのか教えてほしいものです。
躾というのがそもそも上から下への情報伝達です。
使用している言葉からして、男女同権を目指している人とは到底思えません。
まとめ
橋本氏が未だ国会議員に当選していないのは、選挙がしっかりと機能していることを表しています。
この方が当選したら日本の政治の終焉が見えているということになるかもしれません。
このような人が当選しないために、皆さん選挙に行きましょう。
私から伝えたいことは、それだけです。
to be continue...
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