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詩と日記

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2018年9月の記事一覧

【詩的生活宣言*2】文学は、読めない。

【詩的生活宣言*2】文学は、読めない。

夏の文学教室(2018.8.2近代文学館主催 よみうりホール)で高橋源一郎の講演を聴いたとき、彼は小松左京の「戦争はなかった」の話をしました。

『野火』などの戦争小説よりも、この「戦争はなかった」こそがいま読むべき作品であり、圧倒的にリアリティがあると。というのも、街で話を聞けば「え、日本ってアメリカと戦争したんですか?」というくらい「戦争」の記憶は、大袈裟ではなく、ほとんど継承されていません。

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【詩的生活宣言】詩は、ファッションである。

【詩的生活宣言】詩は、ファッションである。

「詩」とはなにか。

詩を書こうという人は、この問いを抱えながら生きることになると思います。

文学史上における詩史とは、詩人たちが自らの「詩」のありようを表現してきた歴史でもあります。

その線上にいま私たちはいて、かつての詩人たちが築いた「詩」を引き継ぎつつ、そこに新しいかたちを見いだそうとしている。それが、現代詩人のしていることだと思います。だから、狭義の「詩」、つまるところ、文学形式上の「

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