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下北沢エンデ🇩🇪
2017年12月3日 10:27
文庫↑Kindle↓読み終わりました。この小説のプロットとかテーマとかについて私に語れることはほとんどありません。だって私は子どもを産んだことも産ませたこともないし、その子どもが脳に異常を抱えていたなんて経験ももちろんないし、ていうかまだ独身だし。玉山鉄二ください。だからなんというか、妻やその義両親との関係性に悩んだり、子どものために夢を諦めなければならないと落胆したり、異常のある
2017年11月29日 19:47
文庫↑Kindle↓主人公のバードは、アフリカ旅行を夢見ていた。けれども赤ん坊ができたのでそれを諦めかけていた。けれども。生まれてみるとその赤ん坊は脳ヘルニアだった。脳みそが飛び出ていて、ちょうど頭がふたつあるように見える、らしい。なかなか大変そうだなあなんて思っている暇もなく、医者や看護婦(古い本なので婦という表記)はバードを嘲笑する。可哀想とか大変そうとかではなく、あんな子どもを
2017年11月25日 10:42
文庫↑Kindle↓まだ読みかけなんですけど、とりあえず書いてみようと思います。今は主人公のバードが火見子の部屋でウイスキーを流し込んでいるあたりです。そこで火見子は「多元的な世界」について語る。ーー人は生きるか死ぬかの経験をしたとき、今生きていると認識している自分とは別に、死んだ方の自分もまたいて、その死んだ自分をとりまく世界も存在して、そんな、死んだ世界も並行して進んでいっていてー