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日本人はタイプ6

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エニアグラムでは、日本の国民性はタイプ6と言われています。 ネットで見掛けた文章、日々の事件、その他諸々を、タイプ6日本の視点で説明します。
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2018年1月の記事一覧

「世界の国の中で、一番国民に優しい先進国って日本なんです」だそうです

『実利重視の日本だから中国を強くできる(山田 泰司 日経ビジネスオンライン)』

キヤノングローバル戦略研究所の瀬口清之氏
に話を聞く三回目、氏の指摘が今回も面白いです。

世界の国の中で、一番国民に優しい先進国って日本なんです。(略)少なくとも企業経営者は間違いなく従業員を大切にしますよね。

これはなぜか。

政治家が特別優秀か、No。
行政マンが特別優秀か、No。
企業経営者が特別優秀か、N

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ある人から聞いた関西での話

ここ最近書いてきた話と関連して、
思い出した話があるので書きます。

ある人(エニアグラムが使える人)から、エニアグラムの歓談の中で聞いた話です。

その人が関西圏に行ったときに、ある施設に入場券を払って入ろうとしたそうです。
そこは、Aコース、Bコース、みたいにコースごとに値段が決まっていて、
Aコースを頼んだのだそうです。

すると、係の人が、
「今日は雨も降ってますし、人も少ないから、お安く

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能動と決断と

少し前に書いた、受動と能動の話の続きのようなことを書きます。

受動と能動は仕事においてもあります。

言われたことをやっているだけなのは受動仕事です。

ここで、話は少しそれますが、
受動とは消費とも言えそうです。

言われたことをやっているだけの受動仕事は、消費としての仕事とも言えます。

つまり、受動者としての労働者は消費者でもあるわけです。

ということは、能動者は生産者とも言えるでしょう

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日本は、本当は中国市場で圧倒的な競争力を持っているのだそうです

本日の日経ビジネスオンラインでは中国に関する話題が2つ出ています。
ひとつが
『中国の「反貧困キャンペーン」はどこへ向かうか(福島 香織)』
ひとつが
『日本企業が欧米企業よりも中国で成功するワケ(山田 泰司)』

後者のほうで、
キヤノングローバル戦略研究所の瀬口清之氏
に話を聞いているのですが(今回はその第一回、明日が第二回)、氏の指摘が面白いです。

交通、住宅、食生活、たぶんサービス産業の

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柔軟では無い、日本の飲食店の話

本日の
『パックンさん「丁寧な包装、開けるの面倒!」(2018/01/24 日経ビジネスオンライン)』
において、柔軟では無い、日本の飲食店の話が出ていたので取り上げたいと思います。

まず、
日本は、エニアグラムのタイプ6の国だと言われています。

タイプ6は、『忠実な人(ドン・リチャード・リソ)』『慎重な人(レニー・バロン/エリザベス・ウエイゲル)』とも言われる性格タイプで、
四角四面なお役所

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「スーパーで肝臓を含んだフグの切り身が売っていた」事件で思うこと

始めこのニュースの見出しだけを見た理解は、
「なんていい加減な!」
でした。

ですが、中身を知ると、また別の感想が出てきます。

毎度毎度ニュースを見ていて、その報道が詳しくなるにつれ、
「自分が浅はかであった」ということに思い至ります。

教えておくれ 新聞にでてた あの ちょっとしたNEWSの 意味が知りたい
教えておくれ 新聞にでてた あの ちょっとしたNEWSの 本当の訳を

(NEWS

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タイプ6社会と、受け身の大切さ

日本はエニアグラムのタイプ6の国だと言われています。
タイプ6は、安心・安全・安定が大切で、それから外れる失敗を極度に嫌います。

失敗を嫌う姿勢は、「減点主義」となって現れます。

昨年、2017年12月にあったJR新幹線の「のぞみ34号」が危険な状態で走り続け、重大インシデントを起こしたのも、「おかしいと思うけれども、もしも新幹線を止めて何もなかったら」という失敗や失点を恐れる姿勢や、他者から

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