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アメリカ式の子育てスキンシップは理にかなっているのかも

子どもが1歳8か月くらいになるので、最近子育てにめちゃくちゃ興味があります。
子育てに関する本をちょいちょい読んでいるんですが、この本を読んでいて興味深い記述があったので、書いておこうと思います。

信頼関係を結ぶホルモン

この本では、幸せになれる子育て方法がテーマになっていて、
子供にどういう接し方をすれば子供も親も幸せになれるのか、
ということが書かれています。

その中でもオキシトシンに関する記述が面白かったのでシェアしたいと思います。

愛の言語を使うときに体内で放出されるのが、信頼を結ぶホルモン、オキシトシン。目を見つめあうことでも放出されるが、一番出るのはスキンシップするとき
母親は授乳中で特にオキシトシンが分泌されるが、父親もスキンシップをすることで分泌できる。だから父親でも育児休暇などをとって、子供に触れ、お風呂に入れ、オムツを替えるだけでも絆が結ばれる。

まとめるとこんな感じでした。

この記述を読んでハッと思い出したことがあります。
それは妻がアメリカで出産したときのこと。

日本と違って、アメリカでは出産したらその直後から赤ちゃんは母親と裸で抱き合わせられます
赤ちゃんに血がついていようが、いろんな分泌液がついていようが、
とりあげられた瞬間、ダイレクトに母親と裸で抱き合う

この生まれた瞬間に裸で抱き合うのが大事だそうで、その後の赤ちゃんの発達度合いも変わってくるということらしい。
オキシトシンが分泌されるのを促しているのかもしれない。

そしてその後、赤ちゃんの体をきれいにしてくれますが、保育器みたいなのには入りません。
私たちは無駄に広い豪華な病室(個室)に連れていかれて、
家族全員同じ空間で過ごします。

アメリカでは、赤ちゃんは常に親と一緒にいて、決して離ればなれにならないようにするらしいです。

そこで看護師によく
「親は頻繁に裸になって、裸の赤ちゃんと抱き合ってください。」
って言われてました。

母親は授乳時に裸で抱き合うけど、父親はどうするの・・・?
と思ったら
お父さんも裸になって赤ちゃんと抱き合ってくださいねー
って言われたので、私も病室で何回も裸になって娘と抱き合いましたよ。

肌が触れ合うと赤ちゃんは安心するらしいですね。これもオキシトシンというホルモンの作用が関係しているのかも。

本当は怖いオキシトシン

面白いなと思ったのはここから。

オキシトシンはいいことばかりじゃない。
オキシトシンは育児をうまくやっていけるように出てくるホルモンだから、育児に協力的じゃない相手には攻撃的な態度をとらせることもある。

これって主に母親が父親に対して攻撃的になるってことを意味してますね。母親は授乳などで赤ちゃんと触れ合う機会が多いですから。

父親は仕事が忙しいからという理由で帰りが遅くなってしまうと、
母親にワンオペ育児をしないといけなくなり、オキシトシンがドバドバ出て、徐々に離婚の危機に近づいていってしまうということなんだと思います。

ワンオペ育児ってリスク高すぎだなっと思いました。

子育てって親二人が同じ熱量で取り組まないといけないし、
特に新生児期って片方の親ばかり負担になってるとキツイですからね。

うちもお互いの負担がなるべく減るように気を付けようと思いました。

最後までご覧いただき有難うございました。

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