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人がプレゼンしてるときにスマホを見れば見るほど嫌われる

今回はプレゼンとマルチタスクについて書こうと思います。

この二つがどう関係しているのか?ということを説明していきたいんですが、
まず結論を最初に言うと、
人がプレゼンしてるときは話をちゃんと聴いたほうがいいよね
って話です。

当たり前のことを言ってますが、意外とできてない人多いと思うんですよね。
マルチタスクの話がなんでプレゼンと関係しているのか?
この本を読んだんですが、

すごく大事なことが書かれてるなーと思った部分があったので、書いておきます。
まず、この本を要約すると

マルチタスクというのは、絶え間なく気が散っている状態。
生産性が落ちる。
仕事でパフォーマンスを上げたいなら、一点集中のシングルタスクが良い。PCやスマホを触るとSNSを見てしまい、必然的にマルチタスクになるので、ほどほどに。
スマホを使うことで、目の前にいる人に集中できなくなる。結果、その人から信頼されなくなる。

こんな感じです。
基本的に仕事するならシングルタスクがいいよって話なんだけど、それだけじゃなくて、マルチタスクが対人コミュニケーションに与える影響について書いていて、興味深かったので、自分も経験したことを書きたいと思いました。

そのメール、今返さないといけない?

例えばレストランとかでカップルとかが向かい合った席に座ってるのに、お互いスマホとにらめっこしていて全然会話してない・・・
という状況を何回も見たことあるんですが、

スマホによって色んな情報が入ってきてしまい、自然とマルチタスクの状態になっていることがそうさせているみたいです。

今目の前にいる人に集中してないということは、その人のことはどうでもいいと思ってるのと一緒。相手から信頼されなくなります。
ってこの本に書いてあって、言われてみればそうだなぁと思ったし、自分も気をつけなければ・・・!とも思いました。

私は研究者なんですが、ミーティングとか学会で研究成果を発表する機会が多いです。
結構大きな会場でプレゼンすることもあるんですが、聴講人数が多いと必ずPCやスマホで作業しながらプレゼンを聴いてる人がいます

特に有名な教授とかで忙しくされている人ほど、そういうことしてるかも。だいたい皆メールソフトを立ち上げてます

かなり当たり前な光景となってるので、あまり気にならなかったんですが、この本を読んだことでそれが異常なことだと気づかされた。

プレゼン中は「聴いてくれてる感」が欲しい

プレゼン中に会場でPCやスマホを触ってたら、そのプレゼン内容はもはやその人の頭に入ってないです。
つまりその人のことはどうでもいい存在だと思っていて、発表者は聴講者から敬意が感じられない

パワーポイントとかで発表するとき会場は全体的に暗いですが、発表者は聴講者の様子がよく見えます。
そのとき会場で誰かがPCで作業してたら、発表者はその聴講者に好印象を感じることは決してないですよね。

むしろその人のことを嫌いになるかも。今後、その人と仕事をすることになっても、あまり気が進まないと思います。

「あの人、私の発表聞いてなかったよなぁ」
「あの人私のプレゼン中寝てたよなー」

とか発表者から思われてしまうので、損しかしてないわけです。

この本で心にめちゃ刺さった文章がありました。

プロフェッショナルな人ほど、ミーティングの場でメールを返したり、ネットを眺めたりしている者を「未熟で迷惑な存在」とみなす傾向にある。

周りからいつ見られているかわからない、どう評価されてるか考えて行動したいなと思いました。

最後までご覧いただきありがとうございました。


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