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自分の偏愛を言葉に出すと、あっという間に「〇〇教室」が生み出せる!

皆さん、こんにちは!
エンパブリックスタッフの渡邉です!

ここでは、empublicStudio内で毎週水曜日12:15~12:45に開催している「今週のエンパブTOPIC」で行ったセッションの様子を紹介します♪

今週のエンパブTOPICでは、「ちょこっとアンラーニング」をテーマに、エンパブリックスタッフが日々の中で気になった、みなさんと一緒に学びたいコンテンツをトピックとして週に1回発信しています!
エンパブリックが持っているたくさんの動画やシート等から、皆さんの興味にも合うテーマを厳選しています。

1回30分の参加でも良い刺激になりますので、ぜひ自分の問題意識や気になるテーマにご参加ください♪

今週のTOPICは?

今週のエンパブTOPICは、ミニWS「私の好きなこと(偏愛)をミニ教室にするとしたら?」です!

最近、東京メトロが行なっている「偏愛東京」というプロジェクトのポスターをよく見かけます。
「愛の数だけ、名所が生まれる」がコンセプトとのことですが、私の立場で言い換えてみれば「愛の数だけ、教室が生まれる」とも言えるなあと思います。

そこで、みんな知ってるか、受けるかどうかを考える前に、私の愛を語ってしまおう!
聞く人は日頃知らないからこそ、「何それ!気になる!」というものもたくさんあります。

ただ、いきなり全開は少し抵抗あるかもしれませんし、ただ一方的に話すだけではひかれてしまうでしょう。
自分の愛を語りながら、他人から「えぇ!何それ知りたい!」と言ってもらえるには、ちょっとしたコツがあります。そのコツをつかめたら、マニアックな話が学び合いのコンテンツになり、コミュニケーションが始まったり、新しい関係ができるきっかけにもなります。

ミニWSの進め方

ミニ教室とは、自分の好きなことや得意なことを活かして企画・実施する​20分程度のミニワークショップ​です。
内容は自由ですが、実際に行うときは一方的に講義するのではなく、「参加者が体験できること」を一つ盛り込むことがルールになっています。

今日は、以下の4ステップでミニ教室のアイデアを見つけていきました!

今日の進め方

参加者の皆さんからは
・とにかくなんでも動画にしたくなっちゃう
・1日1つ面白いことや笑えることを見つけるのが日課
・朝に河川敷の散歩をする
・夜間接照明をつけてジャズを聴きながら過ごす
・テーマを決めたコンセプトバーを定期的に開催するのが好き
・谷根千めぐり
・落語を聴きにいく

などなど、面白い偏愛がたくさん集まりました!!

偏愛を出しあった後は、自分の出した偏愛の中から1つ選び、ミニ教室を考えていきます。自分で選んでも良いのですが、今日はそれぞれ他の参加者の人から「これ聞いてみたい!」というものを1つ選んでもらいました。

さらに、次に自分の選んだ偏愛について
(1) 好きな人は普通にしてるけど、初心者や知らない人がやらないことは?​
(2) 初めてやった人が「こうなんだ!」と思える体験とは?​

​この2点を考えてもらいました。

「朝に河川敷の散歩をする」ことが趣味の方は、ただ歩くのではなく、体で感じる空気や鳥の声、匂い、目に見える植物や生き物に意識を向けて「五感」を使って歩くことが楽しいのだと話してくださいました。
河川敷を歩くというと体を動かすことが目的なようなイメージもありますが、そうやって五感を研ぎ澄ます時間の気持ちよさを知ってほしいとのことで、「五感を解放する朝さんぽ教室」をやってみたら面白いかも!という話が出てきました。

また、「1日1つ面白いことや笑えることを見つけるのが日課」という方は、ただ面白い出来事を見つけるのではなく、電車に乗りながら人間観察を通して人の背景を想像したりするのが好きだということで、人間観察を通して面白い出来事を見つける講座はできるかも!と話してくださいました。

このように、一人ひとりの好きなことや、その好きなことの理由、自分だけが知っている面白さを言葉にすることで簡単に「教室」が生まれていきました。

WSを経て参加者の皆さんからは、下記のようなふりかえりコメントをいただきました!

・最初は自分に何ができるのかな〜と思って参加したけれど、本当に「教室」になるんだ!と思った
・これであれば、いろんな人がいろんな教室をぽんぽん作っていけると感じた
・教室にすることで「偏愛」の「愛」たる所以がわかる気がした。

参加者の振り返りより

自分の偏愛を言葉にすると、学びが生まれる!

地域でも会社でも、一人ひとりが持っている好きなことや得意なことを表に出すとなると
「わかってもらえないかもしれない・・・」
「人様に話すほど詳しくないから・・・」

と引いてしまう方も多いと思いですが、
自分だけの偏愛・好きなことをあえて言葉にして、他の人から「何それ知りたい!」と言われるとなんだか嬉しい気持ちになります。

また、それを一方的に熱く語るのではなく、一緒に面白さを体験できることで自分が考える「好き」への共感が広がるだけでなく、参加者にとっても自分にない視点や体験を得られるさまざまな学びの機会につながり、まさにWIN-WINな場になっていきます。

エンパブリックでは、さまざまな人が自分の思いや持っているものを表に出し、いろんな人と分かちあいながら、新しいことにトライし始めたり、力を合わせてもっと大きなことをやってみよう!と思える文化を作っていけたらと思っています。

この記事を読んでいるあなたは、どんな「ミニ教室」ができると思いますか?


毎週30分、ちょこっと「アンラーニング」してみませんか?

今回ご紹介した対話型鑑賞をはじめ、この「今週のエンパブトピック」の時間では、他にも日々地域づくり・仕事づくりに携わるエンパブリックスタッフが厳選したトピックをご紹介しながら、動画をみたり、テーマで話してみたり、ミニWS体験などを行っています。

週に1回30分だけ、自分の経験や知識と紐付けながら、活動や仕事の中に活かす知見を生み出す「アンラーニング(学びほぐし)」の時間を設けてみませんか?
気になる方はぜひエンパブリックスタジオHPを覗いてみてください♪



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