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empublicメールマガジン「根津の街から」コラム

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エンパブリックが発送しているメールマガジン「根津の街から」に代表の広石拓司が執筆している最新コラムを掲載しています。
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#経済社会

 「行き過ぎた資本主義の処方箋としての“贈与”」

「行き過ぎた資本主義の処方箋としての“贈与”」

お正月に、親戚の子どもに3000円のお札をそのまま渡すのと、「お年玉」と書いたポチ袋に入れて渡すのでは違ったものになるでしょう。
買ってきたお菓子を同僚にそのまま渡すのと、「いつもありがとう」とカードを添えてリボンを付けて渡すのも違ったものになるでしょう。

「贈り物」には、渡されるモノに+αの価値を加えます。
“モノ”は金銭取引の対象だけではない、気持ちを届けたり、関係を生み出したりすることもで

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なぜ、僕は、この本を佐藤真久さんと書こうと思ったのか?

なぜ、僕は、この本を佐藤真久さんと書こうと思ったのか?

エンパブリック代表の広石です。
書籍「SDGs人材からソーシャル・プロジェクトの担い手へ~持続可能な世界に向けて好循環を生み出す人のあり方・学び方・働き方」(2020年12月25日発売)を知っていただくために、書籍の背景、執筆中に考えたことなどを紹介していこうと思います。
第1回は、この本を書こうと思った背景・きっかけを紹介します。

「サステナビリティ」をアップデートしなきゃ!サステナビリティと

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「新しい知恵に向けて(1)」ーempublicメールマガジン「根津の街から」(2020年12月4日発行)

「新しい知恵に向けて(1)」ーempublicメールマガジン「根津の街から」(2020年12月4日発行)

最近、テレビでもSDGs関連の話題が増えたと思います。
その話題が「エコが大切ですね」と締め括られるのを何度か見ました。
やはりサステナビリティが「エコ=地球に優しく」というイメージが根強いのかな、と思いました。
10/16のコラムで紹介したように「持続可能性」は90年代の「地球に優しくする」から、環境問題に加え、様々な人権や社会課題、経済のあり方そのものを問う言葉となっています。
*コラムをno

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