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教員免許のない【先生】を目指して

突然ですが、皆様は『印象に残っている先生』は、いますでしょうか。

あんな先生いたな~。めちゃくちゃ怒られたな。とか思い浮かぶ理由は、さまざまかと思いますが何人かはいらっしゃることと思います。

当然、私もいます。素敵な先生で、今でもお会いしたいと思い、連絡を取る先生がいます。そんな先生に憧れていることを今回は記事に書かせていただきます。

なりたかった先生の魅力。

私がなりたかったと思う先生の魅力は、生徒達に影響を与えることができるところだと思います。良い意味でも悪い意味でも。(笑)
良くも悪くも「先生」次第だとは思います。

例えば、1年1組の先生と30人の生徒がいるクラスがあるとします。

先生目線からするとそのクラスのA君は【私のクラスの中の一人、30人の中の1人】です。

しかし、A君から見ると【1年1組の担任の先生】です。残りの29人にとっても1年1組の担任の先生というのは、一人だけなのです。
30人から思われるというのはとても凄いことだと思います。
(言いたいことわかっていただけますかね・・・)

先生は、1年で30人、2年で60人、5年で150人、10年で300人の自分の教え子ができるのです。
その中で、何人の生徒達の心に残ることができるのかと。影響を与えられるのか。そのためには、何が大切なのか。

印象に残る小学3年生の担任の先生

小学校、中学校、高校と12年間(大学はクラス無し)と学校生活を送ってきて1番印象に残っているのは小学校3年生の頃の担任の先生です。
今となっても会いに行きたいと思えるし、あの人のおかげだなと思えることがりとても感謝しています。

12年間あったなかで、なぜ小学3年の時の先生が1番なのか。

振り返ってみると、何事も一緒に楽しんでくれていた先生だったなと思います。
クラスで、大縄跳びをするときも先生も一緒に入っていましたし。笑
あとは何でも一生懸命
当然のことながら、悪さをしたらちゃんと怒ってくれました。あとは何に対しても「挑戦してみな」と後押しをしてくれるような人でした。それで失敗しても、「ドンマイ、次いこう!」と明るく嫌味のない笑顔でフォローもしてくれていました。

そんな姿を見せてくれていた先生は生徒からも人気者でしたし、私の中でも魅力を感じていました。

先生みたいになりたくて・・・

私は今、地元のサッカーチームで小・中学生にサッカーを教えています。
私が、教えられる時間は週に1回の約2時間の練習だけです。
たったそれだけの時間しかないため、その時間にかけている思いは強いです。上手くなってほしいし、サッカーを楽しんでほしい。そんなことを考えて取り組んでいます。練習の際には、私も一緒に楽しんでいますしなんなら1番楽しんでいるのではないかと思います。笑

そこで考えた新たな形の『先生』

サッカー以外でも伝えられることはありました。当然ではあるものの、人として当たり前なことをちゃんと教えたり(挨拶など)はサッカーをしながらも教えることはできます。グランドの外のことも大切なことは伝えています。が本当にそれだけでいいのだろうかと疑問を抱き考えました。その結果、週1回、2時間の練習以外にも関われることはできる!と思ったのです。

今や私が中学の頃にはメールでやり取りしていたのが、SNSを通じて簡単に連絡が取りあえる時代になってきたので、それを有効に活用する以外ないと思ってやっています。意外とSNSでのほうが、みんなの前で手を挙げて質問するという行動は意外と恥ずかしくハードルが高いことだと思いますが、ハードルを下げることで相談しやすいという状況がでてくるのも事実です。

学校の勉強面や進路に関しても、選手たちの悩みがあれば答えていきたいと考えています。学校の先生で、勉強を教えても勉強方法を教えていなかったり、高校の情報は提供できても高校の選び方は教えていなかったりと選手達に話を聞くとこういったことが結構あります。

そこで、私のしていた勉強法や私の友達がしていた勉強法を伝えることはできるし、高校の情報も私の友達で出身高校のOBであれば話を伝えることができると思います。サッカー以外にも私にできること、選手達に教えることはあるなと改めて感じました。

新たな形で選手達とコミュニケーションをとることで、選手達と良い時間の共有ができればいいなと思って頑張っています。

私の中で印象に残った先生のように、選手達の中で、コーチではなく印象に残った『先生』になれるように。やっていきます。


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