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息子が学校に行きません。

※子どもが行かないと言ったときに
どういう基準で考え、休ませているかの話です。


息子が学校に行きません。


=学校に行かない日があります(それが今日です)


まあ、入学式の日から
「行かない」でひっくり返って暴れて大変だったから、
「俺、今日行かない」にはもう慣れた。


心理的な不調を理由に休ませたのは
1学期は1日。

あれは6月のこと、
休む前日に、かんしゃくがひどく
(かんしゃくはいつものことだが)
「あ、限界を迎えてるな~」は容易にわかるほどだった。

1日休んだらけろっとして
終業式までわりと楽しく通えていた。



今日は2学期始まって2日目。
うん、休みました。



息子は変化が苦手で、恐らく聴覚過敏。
学校だと過剰適応しているのだろう、
外では「全く問題の無い子」として扱われる。


友だちも多い。
勉強もついていける。


でも家庭だとかんしゃくは起きるし
行きたくなくてごねている。






わたしは、息子が「長期的な不登校」にならないように
「いま、必要なとき即時に休む」
をやっている。

これは子育て支援課の相談員の人に教えてもらったやり方だ。
(このやり方がすべての人に正解、とは1mmも思っていない)


相談員の人は、娘さんが小1で行きたがらなかったとき
「まあまあ、行きなさい」と行かせていたら
小3で完全に行けなくなってしまったらしい。


そのときに「あの時休ませておけば良かったんだ」と気づいて
それ以降は「休みたい」と言った日の様子をよく見て
たしかにヤバそうだと思ったら休ませて
ダメージを最小限にしている
そうだ。

今では中1だが、月1休みたいと言ってくるらしく
そういう日は「休みなさい」と受け入れて
翌日から行くのを見守っていると教えてくれた。



今日の息子も、「たしかにヤバそうだ」だった。
2学期になって席替えがあったことがうまく受け入れられなかったそうで
今までみたいに泣く、暴れるとかじゃなく
「俺は今日行けない」とハッキリと伝えてきた。


遅れていく、早めに帰るのパターンも提示したが
「嫌なことがたくさんありすぎて行ける状態じゃない」と言った。

そのとき
「この子は自分の状態を言葉にできるようになったんだ」と気づいた。


だから、もうこうなったら「主体的に休みなされ」と思ったのだ。

不調の度合いもすべて数値化してもらった。

  • あたまのいたさ⇒27/100

  • おなかのいたさ⇒69/100

  • だるい⇒99/100

  • こころのふちょう⇒100/100


嫌だったことも全部教えてくれた。
これは、前だったら「何か嫌なことはある?」と聞いても
「知らない!!!」と叫ばれて終わっていたのだから
成長がすごいと思った。


と、同時に「6歳でこれだけ言葉にできるのだから
言葉だけで成り立たない子ども同士の関係性は大変そうだな」
とも感じた。


11月には小児心療科の予約を入れることができていて
今週の金曜日はスクールカウンセリングも入れているが


さーーーーーーーーーーーて、、、

2学期も親の度量が試されるなあ。



でも、息子への対応に困ったときに
いつも頭に置いていることがひとつある。


「この子は素敵な子」
という前置きで、息子を見ること。


「この子は素敵な子だけど、今余裕がないんだな」
「この子は素敵な子だから、自分のことを話してくれるんだな」

昔は「また困ったことばかり言う子」だった。

でも、前置きを変えてから
息子が本当は何に困っているのかを知りたくなったし
嬉しいことが起きたら本人以上に喜べるようになった。


大変な子育てだし、人とは違って孤独も感じるけれど・・・・

これでいい。
息子だからいい。


生まれてきてくれてありがとう。
いっぱい休んでエネルギーチャージしような!!!!!!!!

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