江益凛

江益凛の「中の人」の文字列たち。

江益凛

江益凛の「中の人」の文字列たち。

マガジン

  • 昨日日記

    1日遅れの日記帳。

  • 舞台終演ブログ

    出演舞台の終演時に書いたブログ。 役作りのこととかそこら辺を主に書いてると思います。

  • 創作文章たち

    江益が書いた小説なのかポエムなのかよくわからない文章たち。

  • チー牛ボーイ【完結】

    チー牛ボーイと江益のお話。(実話)

  • とある俳優のブログ。

    とある俳優の日々の日記。 (※架空ブログです)

最近の記事

本当はひっそりしていたい。

昨日はずっと体を動かしていた。 身体表現WSの後は 普通に立ち稽古で 皆が「疲れて動けないや〜」 と、言っているのを聞いて 『ただでさえ足引っ張ってんのに 私は弱音吐いていらんないや!』 と、心の中で謎の気合を入れて 体力を消費しないようにずっと黙っていた。 (ただ疲れてただけ) とはいえ意外と体は頑丈で その後も割と動き回ったものの 結構元気だった。 今回の作品では多分だけど、 メンバーの中でもアクトシーンにおいては 1番暴れる役なのではないか? と、思っている。 結局コ

    • 死にたがりのくせに。

      時々、 私はなんで生きてるんだ。 と、思う時がある。 哲学的な意味ではなく、 言葉通りの感情だ。 死んだ。と、聞いた。 どちらも、疎遠になっていた。 部屋を掃除していたら 貰った詩集が出てきた。 1度だけ家に行った。1人で。 その人は私の理解者だった。 別に深い話はしなかったけど、 頑張ってねと言われた。 また来てね、とも言われたけど それは、叶わなかった。 というか、もう そんな約束さえ、忘れていた。 今よりもっと何者でもなかった私 小さな部屋で1人で暮らしてた。 先

      • お酒に惨敗した。

        ここ数日、眠れない日々が続いていた。 そのくせ朝はちゃんと7、8時には起きていて 「これ絶対やばい」 と、焦る日々だった。 睡眠を2時間程度しか取ってないくせに 家に帰っても睡魔が来ず 「体……おかしくなっちゃったカモォ……」 と、震えていた。 ついでに食欲もなく、 にゅうめんやらうどんやらばかり 食べている。 そんな積み重ねなのか お酒を1杯飲んだだけで 悪酔いをしてしまった。 クソザコの時と 無敵になる時の差を教えて欲しい。 なんなんだ。 嫌いな人から連絡が来た。

        • 怒涛の上半期を終えて、そして。

          2024年の半分が終わったらしい。 びっくりだ。 ついこの前まで2023年だったのに。 やっと令和に馴染んだと思ったら どうやら令和も6年も経っているらしい。 時間というものはあっという間にすぎていく。 2024年に掲げた目標が 何なのかは全く思い出せない。 私には明確なビジョンがない。 売れたい、というよりかは 「力が欲しい」と思ってる人間で 多分、魔王に「力が欲しいか」 って言われたら 「ハイ!!!!」 って即答するタイプだと思う。 いつまで経っても、どこに行っても

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        記事

          風を読む者。

          大昔、海援隊士の役をやった時。 でかい声を出しすぎて 2日目で喉を潰して声が出なくなった。 その役は、帆船がだいすきな 駆け出し海援隊士で 真っ直ぐで盲目な役だった。 役者になって2本目の舞台で 主役じゃないけど主役みたいな役を貰った。 あの頃はがむしゃらで 声の出し方も分からなければ 体の使い方も分からず 全てをボロボロにして駆け抜けていた。 と、いうことを、 今日の稽古でふと思い出した。 今日、初めて上演台本の読み合わせをした #海賊の時間2024 の稽古。 私自

          風を読む者。

          はじめましてはいつも猫かぶりで

          今日の印象なんだけど 「あれ、もしかして私変……?」 と、思った顔合わせでした。 もっとしっかりしてると思ったら 全然にしっかり出来てなかった そんな #海賊の時間2024 の 顔合わせをしてきました。 優しさと情熱に溢れた座組で 人見知りの私も すぐ打ち解けられた気がする。 にしたってなんというか 相変わらず人前では上手く話せないし 変な言葉ばっか言ってた気がする。 出演者の皆様、スタッフの方々含め しっかりされてるし むしろ私の方がしっかりしなきゃと 反省に反省を重ね

          はじめましてはいつも猫かぶりで

          アチアチな夏になったらいいな。

          8月に舞台に出演します。 初めましての劇団イン・ノートさん。 今日はそれのお話をば。 こんなクールなビジュアルですが コメディみたいです。 私もすっかりコメディ俳優だ。 歳のせいか なかなか初めましての団体さんに 出演するのは腰が重くなって来ている 私ではありましたが ナイゲン2022で爆笑をかっさらっていた 劇団イン・ノートの中川さんから 丁寧に企画書等々頂いたことと、 心の籠った熱いオファー文を頂き 「こりゃあ出るっきゃないな」 と、出演を決めました。 (もはや企画書

          アチアチな夏になったらいいな。

          駄文、散文日記。

          久々に休みを取った。 休み方を忘れてしまって 一日中家に籠って ドラクエをやっていた。 ヒトカラにも行こうかと思ったのに 結局家を出る元気もなく 引きこもってしまった。 洗濯物を回すくらいはした。 人と連絡を取り合うのが どうしてもダメになってしまう時が たまに起きるのだけど ここ数日はそんな感じで ちょっとごめん、無理。 と、なりながらLINEの通知をオフにした。 病んでる訳ではなく、 1人になりたいだけで。 時々私が『死亡説』が出るのは この発作のせいだったりする。

          駄文、散文日記。

          【終演】『死』を愛している。

          クイーンバイオレット・ゲーム 全公演終演致しました。 ご来場の皆様誠にありがとうございました。 今回演じた「Number07」は 今まで演じたことの無いキャラクターで なかなか苦戦したものの、 振り返ってみればとても演じがいのある役で この役を振ってくださった流久里さんに 感謝の気持ちでいっぱいです。 もはや毎回恒例となってる 役作りのお話をば。 (需要あんのかこれ) まずは前半戦のNumber07 前半戦のNumber07は 初読みの時は全く違うキャラを想定してて も

          【終演】『死』を愛している。

          【短編】禁断

          縦回転を描いて 世界は回る 私を置いて 遠心力なら とうの昔 わたしは知らない ここにとどまったまま 真っ赤な果実を 食べよう そしたら解ける なにもかも 甘い蜜を 飲み干して わたしの 身体を満たすの 真っ赤な嘘を あげよう そしたら忘れる なにもかも 固い真実を 受け入れて わたしの 心を乱すの 縦回転に回る 世界に たった1人 遠心力なら とうの昔 わたしが 壊してしまったから 放たれた 無数の命が わたしの身体を満たして 全て果ててしまったなら それでい

          【短編】禁断

          Dearわたし。 調子になるなよ、動画見たけどお前の芝居まだまだあまちゃんだからな!!!!

          Dearわたし。 調子になるなよ、動画見たけどお前の芝居まだまだあまちゃんだからな!!!!

          【短編】Crush

          お気に入りのイヤリング 片方だけ 落として踏んずけちゃって 粉々になった きっともう、戻せない 行き場もないのに やるせないのに 捨てられなくて そっとしまって 揺れる硝子玉の中で 昏れる景色は反転して 同じ目線で見れないけれど 同じ景色映し出した 蜥蜴が一匹顔を出して 七色に反射して 爬虫類は苦手だよと 逆さまの人影 カゲもカタチも 残さないから きっと私は隅の方で 別に見えてなくてもいいけれど 本当は見えてて欲しいけど 乱反射して 真っ直ぐは進めないから 揺れ

          【短編】Crush

          【短編】コンキスタドール

          都会の雨を 浴びましょう 折り畳み傘は 座席の上 最終地点で 待ちぼうけ 不浄の雨から 逃れましょう 差し出された 透明ビニール 断る理由は いくつもあった 肩を 並べて 俯いて 無口だねって かき消す雨音 感じる目線 不意に去なして 不格好な 笑みを零して ごめんね ありがとうね とっぱらって 透明ビニール 本当は今は濡れていたくて 振り返って 眼前で 中指立てて 走り去りたい 嫌気が差して 折り畳み傘 忘れてきたのはわざとなの 無償の愛は 底を尽きて 悪い人に

          【短編】コンキスタドール

          【終演】結局、声がデカいのが正義

          まずは Tokyo col-cul comedy RED に起こしくださった皆様 誠にありがとうございました。 少し遅れて合流した際、 稽古場がお葬式状態になっていて びっくらこいた私でしたが、 最終的にはみんなとっても仲良くなって 「もう終わりか〜寂しいねぇ」 なんて会話もしてました。 それくらい楽しかった作品。 共演者の皆様はキュートなのに みんな大胆で、クールな方ばかりだったし 何をしても受け入れてくれるから やってて本当に楽しかったです。 (本番で打ち合わせ無しに

          【終演】結局、声がデカいのが正義

          2024/05/17 夢の話

          友達何人かと何故か旅行先で UberEATSの仕事をしてて 高そうなホテルにコーヒーを届けた。 私はホテルの下に併設されていた ファミマの前でバディを組んでた 男友達を待っていて 何故か乗ってきていた クロネコヤマトのマークの入った バイクをその前から移動させようとしていた。 そのファミマ周辺には 知り合いや友達が何人かいたり、 何故か同じクロネコヤマトのバイクが 5台ぐらい並んでて 賑わっていた。 バイクを手押しで移動させて なにとはなしに後ろを振り返ると、 並んでいるバイ

          2024/05/17 夢の話

          折角なら、でっけぇ花火打ち上げようぜ。

          って気持ちで挑んだ初日だった。 まぁ、どこの劇団にも所属なんてしてない 私にとっては、 どの現場に行ってもアウェイなのかも しれないのだけれど ILLUMINUSの現場に行く時は 基本的にはいつもアウェイの気持ちで取り組む。 私のことを知ってる人は 少ないんだ、って気持ちで。 忖度無しで狙っていかなきゃ シュートは決められないんだぞ って気持ち。 結構ギリギリだった。 スケジュールを組んでいるのは 自分なのだけれど 10日足らずで作品を1本 作り上げる大変さを 改めて感じた

          折角なら、でっけぇ花火打ち上げようぜ。