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【終演】結局、声がデカいのが正義


まずは
Tokyo col-cul comedy RED
に起こしくださった皆様
誠にありがとうございました。


少し遅れて合流した際、
稽古場がお葬式状態になっていて
びっくらこいた私でしたが、
最終的にはみんなとっても仲良くなって
「もう終わりか〜寂しいねぇ」
なんて会話もしてました。
それくらい楽しかった作品。

共演者の皆様はキュートなのに
みんな大胆で、クールな方ばかりだったし
何をしても受け入れてくれるから
やってて本当に楽しかったです。
(本番で打ち合わせ無しに
アドリブぶっ込んでも
全然動じなかった悔しい。笑)

てなわけで、
何となく振り返る。



1本目【ベビィ】

団体芸コント。
事前のトークイベントで
1行だけ公開された時
「月日は百代の過客にして」
の、再来かと震え上がった作品。

まぁ、特に特筆して
頑張ったところは無いけど(笑)
茜空ちゃんイジりを勝手にやりだしたら
(しかも本番でいきなり)
演出家さんが酷く気に入ってくれて
千秋楽のパターンになった。
暴言吐いてごめんね。空ちゃん。

強いて言うなら
アイドルいじりの後のきっかけセリフの
タイミングがいつもむずかったなぁ。とか。
あと、みんなで声を揃えるタイミングが
いつも分からなくなるので
探り探りだった(セリフ覚えろよ)
和久井さんがいつも完璧だったから
完全に合わせてました笑
和久井さんがダメになったら
私もダメになってたコント←


2本目【ズキン】

ツッコミ無双コント。
肩の力抜いて楽しんでた。
とはいえ
タイミングとイントネーションを
細かく指定されてたので
(演出の力凄いね)
心臓バックバクでやってたコント。
このコントが楽しくなりすぎて
演出家さんに注意されたコントでした。
コンダクターの如く捌かなきゃいけない
4対1のボケツッコミ比率のコントで
ずっと同じトーンでつっこむのもダメだし
ってことで、どこで抜いてどこで飛ばすか
ずっと探っていました。
手癖でパワープレイに持っていきがちだから
なるだけ抜きのツッコミを
意識的に入れるようにしてました。
引きながら前に投げてみたり
強く外に投げてみたり
(感覚的な話だからわけわかめかもだけど笑)

初日はバッチリハマった感があった。
ま、こんな真面目なこと書いたって
誰が信じるんだってくらいには
(いい意味で)気を抜いて
テキトーにやっておりました。
どっからでも来いよって感じで。
回を重ねる事に
みんながどんどんカオスになるので
柳の如くしなやかに行くぞ!
と、言う心意気でいました。

ふと横を見ると
結構篠原さんがふざけた表情をしてて
好きだった。笑

最後の大立ち回りは
3段階のツッコミがあるから
(何だこのツッコミ高等技術すぎんだろ)
ゴールに向けて
ギアを上げてく感じでやってたけど
まぁ、結局制御出来ないよね。
笑っちゃうよ。
女優の所業じゃなかったわ。


3本目【トマト】

篠崎さんと空ちゃんのコンビが
稽古場でニマニマしてた。
あと篠原さんの瞳が綺麗すぎて
直視するのが大変だった。
あと、篠崎さんがずっとニコニコしてて
彼女を笑かすために頑張ろうと思ってた。笑
(クールな顔して可愛いじゃない
ってずっと思ってた)

ミニで執拗いくらいに印象付けるか〜
と、あんなキャラになった。
本当はもっと裏声でやろうと思ってたけど
23さんから裏声NGが出たので(?!)
よく分からないキャラになった。
コナジラミはとにかくラスボス。
台詞回しだけ無駄にカッコよくやって、
要所要所ちょっと外して狙うか〜
と言った感じで時々変な声出してました。
(別に文字だけ見ると
変なこと言ってないんだよなコナジラミって)

コナジラミは意外と
長めの言い回しが多かったので
動きつつ聞き取りやすくしつつ
立てるとこ立てて耳障り良くしつつ
コントのスピードの緩急を
なるべくつけるように回してたかも。
あと、聞かせる台詞とふざける台詞は
明確に分けてた。私の中だけでだけど。
見た目は暴れてたけど
結構真面目にやってたコント。
まあ、全部、嘘だけど。笑

タバコカスミガメですか?
「無」でやってましたよ?笑
だってワケわからないもん。
今までで1番イケメン風の声を出すのを
目標にやってましたけどね!


4本目【ソラネ】

実を言うと、個人的に1番しんどかった。
普通に2.3本目でヘロヘロ状態の中で
セリフの差し込むタイミングが
ちょっとズレるだけで
ボケが潰れるシビアなコントだったから。
和久井さんのパスが綺麗だったから
明確にシュート決めることが出来たけども、
油断するとすぐ自分がタイミング逃すので
(この作品の中で1番集中してた瞬間)
結構ここはドキドキしながらやってた。
稽古をしながら
「あ、このセリフはフリのセリフだったのか」
とか、気づくこと多かったかも。
和久井さんの表情が良かったから
「OK、真面目にやるね」
ってスイッチング入れやすかった。

ラストの「会えるよ、絶対」
のセリフの時のみんなの顔が
とっても素敵で
やー、これ全人類見てほしいな
って、ずっと思ってました。
楽しかったなぁ。



って感じです。
ま、偉そうに書き連ねつつ
千秋楽とかは
もうこんなの気にしないで
はちゃめちゃにやってただけですけど。笑

そして、競う、とかではなく、
A.Bをハシゴしてくれる方も
いるということが分かっていたので
Bチームの稽古動画を参考に
どうやって差異を付けようかなとかも
結構考えてました。
結果的にメンバーの雰囲気が違ったので
ここら辺は杞憂でしたが。笑

まぁ、私の仕事はとにかく
「かきみだせ!かきまわせ!」
だったと思っていたので
とにかく前傾姿勢でふざけてました。
普段あまり前に出るのは
得意ではない人間なので
ビクビクしながらやってたけど
それに引かないで受け入れてくれた
優しい共演者の皆様に感謝です。
そして、結構細かいニュアンスを
しつこく聞く私に対して
ちゃんと答えてくれた23さんにも感謝。
コメディにうるさくてごめんね!笑

こんなブログ書いたら
マジメナノバレチャウナ。

共演者の皆様も含めて
みんなが楽しめる作品作りに
少しでも力添えできていたなら
幸いです。
Aチームもめっちゃ仲良かったよ。笑

色んな作品や界隈に出ていてよかったね〜
って、思えた作品でした。
また、皆様とお会い出来た時も
楽しい作品をお届けできるように
これからも俳優業頑張りますので
見守っていただけますと幸いです。
またお会いしましょう!

それでは。

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