【神護寺展】前期・後期どちら?判断ポイント… 朗報「空海展」の重要展示もある
神護寺展の出品目録から注目展示を確認して、前期と後期どちらに行くべきか判断ポイントなど整理してみました。「出品目録を見るのが面倒」「前期と後期 判断をミスりたくない」「重要展示を逃したくない」という方にご参考まで
前期・後期いずれかを選べぶのが難し過ぎるほど豪華ラインナップ。個人的には「前期と後期 両方行くしかない」ということでチケット2枚買いました
2024年は空海生誕1250年の記念イヤー
【空海さんにまつわる「超重要」なもの 約16点】が6月に終了した奈良博「空海展」に続いて、東博の「神護寺展」でも展示。ある意味で神護寺展=空海展 →巡回展的に楽しめます
【神護寺展】奈良博「空海展」見逃しに朗報
この空海展の重要展示の約16点ほどが神護寺展でも展示!奈良開催だったので場所的に行きたくても行けなかったという方もいるのでは
個人的には奈良博の前期で当日ゆっくり見られず後ろ髪引かれながら帰ったこともあり、もう一度予想外に見られるので嬉んでいる。しかも見られなかった後期のものも見られる!
【展示期間別 「ざっくり いつ行くか」ポイント】
《展示期間を気にしなくて良いもの》
◼️神護寺の仏像など彫刻は通期
◼️見逃せない高雄曼荼羅 場面は変わるが通期
《見逃せないもの》
◼️やはり国宝は優先して見たい
◼️空海筆、最澄筆は絶対に見逃せない
→正直 前期・後期分かれていて…選ぶのが無理
《期間別 大きく分けると》
◼️前期
神護寺三像
頼朝の書
◼️前期から後期の半分まで
空海さんのミスの書
◼️後期
空海さん最澄さんの二人の交流の手紙
文覚上人の書with後白河法皇の手形
【神護寺展】会期と時間
【神護寺展】混雑予測
前期も後期も始まりは比較的余裕があるはず →前期始まってすぐが安心か
時間指定券は無いので時間によって混む可能性特 →朝一は意外と混む
チケットは事前にネットなどで購入した方が良い →空海展はスタート3週間時点で土曜朝一行列が
夏休みシーズンなのでそのあたり注意(お盆)
後期の会期終了近くは特に込み合ってゆっくり見られない可能性大
時期はできるだけ前期後期スタートから早めか平日
時間帯は夕方、夜間展示を活用が良いかも
以下、展示目録を加工し整理したものなので、万が一データのズレが生じていたらすみません。
必ず公式サイト特別展「神護寺―空海と真言密教のはじまり」作品リスト(展示目録)をご確認下さい。あくまで目安となります ※◉国宝 ◎重要文化財
【神護寺展】展示期間に注意が必要なもの
【前期のみ展示】7/17日(水)~8/12(月・祝) ……1か月弱
特に注目したい・見たい展示
※灌頂暦名だけは7/17日(水)~8/25(日)まで展示
◼️(国宝)金剛般若経残巻(空海筆)
◼️(国宝)神護寺三像
◼️(重要文化財)源頼朝の書 3点
↑ ざっくりどういったものか
【後期のみ展示】 8/14日(水)~9/8(日)…… 1ヶ月弱
特に注目したい・見たい展示
◼️(国宝)風信帖 最澄さんへの手紙(空海筆)
◼️(国宝)久隔帖 空海さんへの手紙(最澄筆)
◼️(国宝)御請来目録 (最澄筆)
◼️(国宝)狸毛奉献表 空海さん「狸の毛の筆」作り方
◼️(国宝)文覚四十五箇条 文覚書+後白河法皇手形あり
◼️(国宝)灌頂暦名 空海さんのミスが見られる
※ただしこれだけ前期7/17から後期の半分8/25まで
↑ざっくりどういったものか
【通期展示】(前期・後期で展示替えはあり)
特に注目したい・見たい展示
↑ざっくりどういったものか
【通期展示】 (焦らなくて大丈夫)
特に注目したい・見たい展示
↑ざっくりどういったものか
【神護寺展】前期・後期いずれかどうしても選ぶなら…
後期のうちピンポイントで8/14から8/25までオススメ
「灌頂暦名」だけ前期から後期半分まで展示なので、
国宝の書の傑作が唯一3点揃う期間となる
◼️灌頂暦名 空海さんのミスが見られる
◼️風信帖 空海さんから最澄さんへの手紙(空海筆)
◼️久隔帖 最澄さんから空海さんへの手紙(最澄筆)
【神護寺展】(展示目録)展示期間別色分け
⚫︎展示期間を分かりやすく色分け(ピンクが展示期間)
⚫︎注目している展示は左端 見たい順「★>☆>〇」
⚫︎空海展に続いて神護寺展で展示のもの
青の色塗り。空海展見逃しのリカバーができる
空海ナイト NHKで7月19日〜21日一挙放送
【特に必見】国宝へようこそ「神護寺」
【放送予定】7月21日(日)
[総合]午前2:25~3:09 ※土曜深夜〈初回2024/1/14〉
高雄曼荼羅の6年の修理の様子、修理を終えての開眼法要の様子、その夜に神護寺の金堂でロウソクの灯で照らされた高雄曼荼羅が見られる。1200年前の空海さんが見ていたであろう空間をタイムスリップで体感
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奈良博の空海展に行ってきたことと、神護寺ご住職の講演を聞いてきたので、そのあたり含め神護寺展関連情報まとめました
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