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書道との運命的な再会そして再開 ~車窓から~

昨年、いつもの帰宅中にふと窓の外を見ると、
見覚えのある、過去に慣れ親しんできた看板を掲げた建物が目に入ってきた。

小学1年生〜高校3年の約12年通っていた習字教室の本部教室がそこにあった。

目を疑って、何度見もした。
(誰とも共感できない驚き)

全国にその教室があるなかで、
こんなに近くに本部が移転してきたということは
「通いなさい」というお告げ⁉︎
とその時勝手に解釈した。

習字に通うのをやめてからも
文字を書くことは好きだったが、
普段書く自分の字に満足できないことが気になっていた。

本部ということは、あそこに行けば本家本元の先生に直接指導してもらえるのか…!
と思った私は、
すぐに問合せをし、念のため体験教室に行き、
次の月から本部教室にて習字を再開することとなった。

もうひとつミラクルがあって、
それまでの勤務体制だと通える時間帯がなかったのだが、奇跡的にちょうどそのころから通える勤務体制になっていた。

偶然ふたつのことが重なって、
大人になったいま、十数年ぶりに習字を習い始めることができている。

◆つづく◆

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