『正反対な君と僕』が面白い！

みなさんこんにちは！

『正反対な君と僕』というマンガはご存知でしょうか？
ここ最近読んだ中で一番面白いです！
面白過ぎて語りたくなるくらい面白いw
という事で記事を書きましたw

ジャンプ+より引用

Amazon.co.jp: 正反対な君と僕 1 (ジャンプコミックス) : 阿賀沢 紅茶: 本

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まぁ正直なところ、読む前は一巻の表紙を見てギャルと真面目な男子の恋愛モノかな？ありきたりな感じかなー？と思ってたんですが、そんな想像よりもだいぶ良かったです！
ハマりました！！

何回読んでも面白いです！

さすが「次にくるマンガ大賞2022」のwebマンガ部門2位に輝いただけはあるな、と！
(読み終わってから知りましたがw)

＊あらすじ＊

元気いっぱいだけど周りの目を気にしてしまう鈴木は、自分の意見を言える物静か男子・谷くんに絶賛片思い中。だが周りの目が気になって普通に接せず、いつも谷くんにダル絡みばかり…。しかしある日勇気を出して、一緒に帰ろうと誘ってみたところ…!?
共感マックスの等身大ラブコメ、開幕!!

ジャンプ+より引用

面白かったポイントを挙げると
①コメディ寄りのラブコメでノリが最高！
②キャラクターの個性が分かりやすい
③基本的に肯定する人間関係

それがどの辺りか #マンガ感想文
をここから先に載せています。
(#ネタバレ　を含みます。)

よろしければご覧くださいませ！
共感出来る人がいたら嬉しいです♪

〜〜〜〜〜

①コメディ寄りのラブコメでノリが最高！

基本的には鈴木さんと谷くんの主人公カップルがメインで話が進むわけですが、それ以外の同級生も含めて、絡みがめちゃくちゃ面白い！

会話のテンポ、ツッコミなどが秀逸です。時には漫才かのようなノリもあったりして読んでいて楽しい！

一般的なラブコメの主人公(ヒロイン)といえば学校一のモテ美人というのが相場ですが、鈴木さんは全くそんな感じは無く(失礼w)、写真を撮る時の笑顔がブサイクになってしまったりwそれがむしろ好感度高いです！

デフォルメされたキャラの絵も多々出てくるのでコメディ要素強めだなって感じです。原型が無いほどのミニキャラになったりもして見てて飽きないですね！

でもちゃんとラブの部分もあって、真剣なところとか幸せそうなところとか「良き！」です！
決して語彙力が無いわけではなく、こういうのは言葉に出せないその…アレですw

ちょいちょい他の漫画のネタが入っているのも良いですね！
気づいたら所だと、
・「オレは今なんだよ」！(スラムダンク)
・八門遁甲(NARUTO)
・ヘルメットと21Tシャツ(アイシールド21)

他にもありそうです。
「今年の夏はどこへ行こうか」という鈴木さんのセリフは、ヒルクライムの春夏秋冬からじゃないかと予想してます。

小ネタを気づけると嬉しいですよね！

その他、作画の表現も工夫されています。吹き出しの形が特殊だったり、白黒のページなのに部分的にカラーだったり。

マンガの常識からちょっとだけ良い感じに外れているので、こんな表現あるんだと楽しくなります！
擬音も他のマンガでは使わなそうなものも沢山あるので良いアクセントになってます。

この辺りはアニメでは出せない面白さと言えますね！

②キャラクターの個性が分かりやすい

同級生もそれぞれ個性がハッキリしつつバランスも良いですね！

元気な鈴木さん
物静かな谷くん
コミュ力高い山田くん
引っ込み思案な西さん
卑屈な平くん
大人っぽい東さん
など。

その中でも私は西さん推しです！
笑い上戸なところとか恥ずかしそうにしながら出てしまう動作がかわいいです！

平くんはツッコミが秀逸で良いですね！
こんな人がグループに1人いたら盛り上がるだろうなぁって感じです！

主人公2人以外にスポットを当てた話も多いんですが、それが成立するくらいそれぞれのキャラクターが独立した存在感があるって事ですね。そしてどの話も面白いです！

ちなみにキャラクターの名前にどんな意図があるのかも気になっています。

・鈴木、渡辺、佐藤、山田というありふれた名前。ほぼ陽キャ。

・谷、平、東(あずま)、西という1文字の名前。陰キャの素質あり。

この推測が当たってたら嬉しいですねw

作中はお互いを苗字で呼び合うのも特徴的ですね。一般的な学園モノは下の名前ってイメージです。

だからこそ名前で呼び合うシーンはちょっとドキドキしますw照れ臭そうにしていて良きw

他にも鈴木さんや谷くんの両親も出てきますが基本的に良い人ばっかりです！
それが次にも繋がるんですが…

③基本的に肯定する人間関係

大抵のマンガって悪者とか意地悪する奴とか出てくると思うんですが、今のところほぼ出てきてないです。

恋敵が出てきた方が盛り上げやすいにも関わらず登場しないのが純粋に楽しめる要因ですね。

友達を大事にするのもこのマンガの根幹にある気がします。
序盤で鈴木が谷を追いかけるシーンがありますが、それを問答無用でみんな応援しちゃってる所とか友達の意見には肯定的なのがすごい好印象です。

更に言えば、好きな人や友達を通して自分自身に肯定的になっていくのも見どころですね。

『正反対な君と僕』というタイトルですが、誰しも表面的な自分と正反対な内面的な自分も持ち合わせているのではないかと考えさせられます。

超陽キャでズバッと何でも言っちゃう山田くんなのに西さんになかなか告白出来なかったりとかねw

どこか冷めた東さんが変わっていく所も読んでいて嬉しくなります！

〜〜〜〜〜

良さを言語化しようと思うとこんな感じなんですが、マンガを読むとこれだけに収まらない感じが伝わると思ってます！

感じ方は人それぞれです。
でも楽しい気持ちにさせてくれるのは間違いないでしょう！

しっかり楽しみたい人もゆる〜く笑いたい人にもオススメです！

次から高校3年生編になるのでますます楽しみなマンガです！