英作文の勉強にはこの一冊!「英作文ハイパートレーニング」
こんにちは。東京は板橋にある完全個別指導塾、穎才学院講師の戸田です。
英作文の勉強に困っているそこのあなた!今日はそんなあなたにお勧めの参考書、大矢 復 著 『大学入試英作文ハイパートレーニング 和文英訳編』を紹介したいと思います。
1.大学入試における英作文
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そもそも、英作文を出題する大学はどれほどあるのでしょうか?まず、日本の大学入試において英作文を出題する大学は国立が多く、私立は少ない傾向にあります。国立ではかなりの数の国立大学で、私立では早稲田大(国際教養)・慶応義塾大(経済)・青山学院大(文)と言った、一部の大学の限られた学部でのみ出題されます。
出題形式は「指定されたテーマについて賛成か反対かを述べる」・「他の大問の長文中で述べられた例を取り上げつつテーマについて賛成か反対かを述べる」・「指定された条件を全て満たす外国人向けの観光パンフレットを作成する」のように多岐にわたり、書く量の指定も「50~60字で」・「120~150字で」「6行以内で」と非常に幅が広いです。
なので、皆さんまずは志望校の過去問を確認して、その出題形式と量を確認し、どのような目的でどのような事を意識しながら勉強を進めていくのか考えましょう。
2.英作文では何が一番重要なのか
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ただ出された日本語を英語に落とし込むだけなら単なる和文英訳ですが、英作文は自分の考えを英語で述べるという、より高度なことを求められるわけです。では英作文ではなにが一番重要なのでしょうか?
確かにアイデアの良さは重要ですが、結局一番重要なのは和文英訳と同じく、「文法ミス無く書くこと」です。
どれだけアイデアが良くても、文法ミスが盛りだくさんだったら、減点しつくされて元も子もないですし、文法ミスが多い受験生は文法問題や和文英訳でもとことん失点します。
英作文では、論理破綻していなければいいんです。最低限筋が通ってさえいればいいんです。とにかく文法ミス無く書くこと。これに尽きます。
3.なぜこの本がおすすめなのか
この本は文法事項によって分類されたテーマ1つにつき、出題された和文を英訳する問題が2問ずつ載っています。テーマの数は全部で66。数テーマ毎に復習問題が挟まれ、最後には実際に入試で出題された和文英訳問題があります。問題と模範解答をコンパクトにまとめた「例題暗唱文例集」とその音声を収録したCDつきで、お値段も1350円+税とお手頃です。
私がこの本をおすすめする理由は2つあります。
一つ目は、「出題されるタイプに対する圧倒的な網羅性」です。時制だけでも8テーマに渡ってタイプごとに余すところなく解説しています。これに収録されているテーマを全てこなせば、時制や句法のタイプ毎に書くべき文章の型がだいたい分かります。その上、実際に自分で英文を書いてみれば文法事項に関する理解がより深まりますし、その型をある程度自分のものに出来れば、英作文でも自分の書きたいアイデアをその型に沿って英語に落とし込めばいい訳です。
二つ目は、「これでもかと言うほど丁寧な解説」です。どれも根底にあるのは中学レベルの英文法ですが、それがどのように使われてこの英文ができるかや、その文法事項でやりがちなミスをゆっくり丁寧に説明してくれています。
この参考書で和文英訳の基礎的な力を養ったあとは、いよいよ志望校の過去問です!ガンガンこなして、志望校の出題形式にアジャストしていきましょう!
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