Eiichi NAKANO

【職業】会社員 【職種】マーケティング、DX、Business Consultant …

Eiichi NAKANO

【職業】会社員 【職種】マーケティング、DX、Business Consultant 【業界】広告代理店、コンサルティングファーム、SaaSベンダー

最近の記事

結局転職エージェントを経由しての転職ってしたことがない、という話

この数ヶ月、やむにやまれぬ事情で転職活動をしていたですが、転職エージェントが有象無象の如く増殖して、クオリティは相対的に低下してきたと感じています。 ・メッセージだけで必要書類を集め応募 ・電話で一方的に要件を伝えて応募 ・ビデオ通話で話はするものの差し当たり該当する求人はなくメルマガに登録させるだけ ・声をかけてきたにも関わらず途中で音信不通 その中でも一番どうかと思うのは ・面談をしたうえで応募したものの、選考結果についてはお知らせがなく以降音信不通 というもので

    • 面接官は自分が経験したことがないことを評価できるのか?

      おそらく10年ほど前までは、どんな中途のキャリアであっても ・面接官が通ってきたどこかの一時点 という見方ができたのではないかと思います。というのも、多くの社会人と呼ばれる属性の人は ・入社をし ・3年下積みをし ・5年から10年で仕事を回せるようになり ・10年から20年でマネジメント上位層に登っていき ・20年目以降は管理職か専門職かに分かれていく という「定型の」キャリアだったため、仮に中途採用で面接なっても候補者の職歴から ・どのへんにいて、どのくらいできる

      • 転職は「縁結び」

        数回転職していますが、後悔しなかった転職はすべて ・誰かの縁でつながった会社 でした。口利きとはまた違って、最近だと「リファラル」と呼ばれる制度も認知されてきましたが、そういうったものだとか、どなたかに見つけてもらったりとか。 逆に、情けない話ですが、自分で選んで決めた会社は、思い込みが強すぎるのか「ミスマッチ」が多かったように思います。もちろんそれも縁と言えなくもないのですが、そのつながりが非常に脆いと言うか。なぜかはわかりませんが、他人の紹介で入る会社のほうがフィッ

        • キャリアを他人と比較すると疲れてくる、という話

          私はどう頑張っても一般的な凡人なので、どうしても他人と比べてしまいます。キャリアの話で言えば ・ポジション ・給与 あたりでしょうか。同年齢の人がどのくらいの待遇なのか、という点が気になってしまうのです。 もちろん同じことをしてるわけではないし、同じ職種というわけでもないし、もっというと同程度に優秀なわけでもなく、友人知人にも超絶優秀な人たちがいて、そもそも比べること自体がナンセンスとも言えるわけですが。 なぜか「自分より待遇がいい人と比べてしまう」というのは、凡人な

        結局転職エージェントを経由しての転職ってしたことがない、という話

          部下が出来ると「偉くなった」と勘違いする人が陥る残念な勘違い

          いまの時代にはあまりいないかもしれませんが、かつて ・部下を持つと突然偉そうになる人 というのはいました。感情的に一番下っ端から下から2段目に上がることが嬉しいのはわからないでもないですが、別に「偉くなった」わけではないと思うので、なぜか急に偉ぶる人を不思議な目で見ていたものです。 ではなぜ「偉くなった」と勘違いしてしまうのでしょうか。 ・自分は部下より仕事ができるという事実 ・自分が教える立場になるという優越感 ・自分が経験してきた(時代遅れの)「教育」を施す立場に

          部下が出来ると「偉くなった」と勘違いする人が陥る残念な勘違い

          「チャレンジしろとは言ったが失敗を許すとは言っていない」歪んだ社会

          どんなことにも「本音と建前」のある日本社会ですが、仕事であれプライベートであれ ・どんどん挑戦するべし ・(ビジネスでは特に)失敗していいとは言ってない は共存します。 特に日本は社会としても成熟してますし、少子高齢化ということで「年寄の論理」が世の中の是となっているところもあり、つまりは ・変わらないことが価値 であるわけです。一方で、経済的には衰退の一途ということで ・変わらないといけない も同時に発生する価値観であります。 とても小さな世界の話として、ビ

          「チャレンジしろとは言ったが失敗を許すとは言っていない」歪んだ社会

          「無難な道で失敗しない」方がいいか、「失敗するかも知れないがチャレンジする」方がいいか

          人生は毎日、どの瞬間も「決断の連続」で、なにかを「変える」のも決断ですし、「変えない」のも決断です。昨日と同じ会社に行き昨日と同じ仕事をするのも一つの「決断」というわけです。 個人的に ・安定=停滞=退屈=退化 というような考え方があるため、安定している状態が非常に居心地悪く感じてしまいます。一般的に言えば「安定」こそ求めるものなのだと思いますが、もっと「ワクワクしたい」という気持ちが強いと言うか、「繰り返し」が苦手というか、とにかく「変化を求め続けている」生き方をして

          「無難な道で失敗しない」方がいいか、「失敗するかも知れないがチャレンジする」方がいいか

          人生もキャリアも欲張っていいんじゃないか?という話

          私が20代だった頃は、まだ「ブラック企業」という言葉もなく、一方で「過労死」という言葉はあって、その後法改正などによって労働環境は改善されてきました。 chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.mhlw.go.jp/content/11909500/000361723.pdf 20代当時で言えば、社会人になれば「24時間戦えますか?」という世界でしたし、それが特に異常とも思っていませんで

          人生もキャリアも欲張っていいんじゃないか?という話

          「作る側」と「使う側」のバランスがいよいよ傾くこれからの世界に「作る側」の労働力となる重要性

          まだPCが特殊なもので、研究や一部のデザインで使われていた時代にはそれほど大きな差がなかったのですが、業務に当たり前のようにPCを使い、PC内で動くアプリケーションがないと仕事にならない時代には ・「作る側」と「使う側」 にはっきりと分かれます。 おそらく一番馴染があるのはMicrosoft Office(最近ではGoogle Doc)だろうと思いますが、多くの人は「使う側」にいるわけです。考えるまでもなく、お金を稼ぐのは「作る側」になります。 今後よりテクノロジーが

          「作る側」と「使う側」のバランスがいよいよ傾くこれからの世界に「作る側」の労働力となる重要性

          AIの普及により、ベテランの「匠の技(経験値)」が不要となる未来が待つのなら、若手は苦労して業務経験を積まなくてもよくなるのかもしれない

          自身が馴染みの深いマーケティングの世界でもAIが普及し始めており、徐々に「人間の頭脳やアイデア」よりも ・データが示す正解に従う 世界に入ってきています。マーケティングではもう何十年も同じこと、 ・チャネル統合 ・パーソナライズ ・1to1 を目指して、ソリューションが開発され導入が進められているわけですが、その中の機能としては ・メールの頻度 ・メールの件名 ・メール送信時間 ・各チャネルの組み合わせ ・メールの内容(新製品紹介、クーポン、セールなど) などはす

          AIの普及により、ベテランの「匠の技(経験値)」が不要となる未来が待つのなら、若手は苦労して業務経験を積まなくてもよくなるのかもしれない

          ハラスメントの被害者を「悪者」にしたてあげる組織の「合理的な」論理

          近年ハラスメントに対する対応はどんな組織でも厳しくはなっていますが、それは「抑えきれないもの」「図らずも外部に漏れてしまったもの」だけであって、全てのハラスメントが明るみに出るわけではありません。 自身もこれまで「ハラスメント(という言葉が浸透する前から)」を受けたことがありますが、対応されたことはなく、その時の会社の言い分は ・彼を処分すると彼の昇進を推した重役の面子が潰れる ・彼の上司が、彼を「数字が作れる人間」とみなしており組織としては有用と判断 ・ハラスメントと認

          ハラスメントの被害者を「悪者」にしたてあげる組織の「合理的な」論理

          人生は「どの時点で判断するか」で幸せ度が変わる

          自分の人生が幸せだったか?というのは、終わってみないとわからないわけですが、おそらく終わる頃には 「概ね幸せと言える」 と結論づけるのではないかと思います。大きな不幸もないですし、大きな幸せもないですが、それでも「それなりに生きてきた」という具合に。 自分の人生が幸せかどうか、それは「どの時点で判断するか」で変わります。私の人生を例にして振り返ってみます。 ・幼少期:幸せとは言えない→当時そういう意識はありませんでしたが、いじめにあっており不登校児でした ・小学校後期

          人生は「どの時点で判断するか」で幸せ度が変わる

          【御礼】5000ビュー/100いいね ありがとうございます

          何処の誰かもわからない、本名かもわからない名前で、好き勝手に持論を展開するだけのアカウントですが、 5000ビュー/100いいね 超えました。 誰にも見られることもなくただ更新するだけのnoteになると思っていたので素直に嬉しいです。 気に留めてくださったみなさま、いいねしてくれたみなさま、どうもありがとうございました。 これからもぼちぼち更新していきたいと思います。

          【御礼】5000ビュー/100いいね ありがとうございます

          転職を成功させるために意識したいこと

          転職をする理由は人の数だけあると思いますが、成功と言える転職をするためには気をつけたいことがあります。 まず、「転職での成功」とはなにか、考察してみます。 ・年収が上がる ・ポジションがあがる ・やりたいことができる ・やりがいがある ・人間関係がよい ・成長できる ・過去の経験を活かせる ・専門性を活かせる あたりでしょうか。いずれにしても「前職より環境や待遇が向上する」転職が良い転職と言えると思います。では、そういった転職をするために必要なことはどんなことでしょうか

          転職を成功させるために意識したいこと

          懐メロシンガーたる日系企業における、人材の定着懸念という問題

          日本の会社では転職時、特に ・転職回数 ・勤続期間 を気にします。私は転職回数が多いので、外国籍の転職エージェントだったり、外資系企業の外国籍リクルーターはダイレクトにそのことを伝えてくれます。だからNGというわけではなく、 ・説得力の在る説明が出来るようにしてください ということです。逆に日本人のエージェントやリクルーターからはこういう言葉が聞こえてこないのは、「暗黙の了解」だからなのでしょう。言わずもがな、というわけです。 さて、表題の「懐メロシンガーですが、最

          懐メロシンガーたる日系企業における、人材の定着懸念という問題

          成長する企業の脱皮は3-5年周期なのではないか、という考察

          ここ最近、知人の転職報告が続いており、中でも社長やカンマネといった役職の人が「次のステージ」に移行するとの報告がありました。 個人的な感覚でいうと、業務は3−5年で一周する感じがあり、それ以上は「これまでの業務の繰り返し」になる気がしています。もちろん世の中は変わりますし新しいことも増えるので「全く同じ」ではないものの、80%ぐらいは同じ知識で仕事ができてしまうようになる、というぐらいの感覚です。 特に会社や組織の立ち上げというのは繰り返しのない右肩上がり、成長曲線で言え

          成長する企業の脱皮は3-5年周期なのではないか、という考察